ボストンは、学校の多い街だ。その中でもハーバード大学とMIT(マサセッチュー 工科大学)はノーベル賞を受賞した研究者が多いことで有名だ。
この両キャンパス ツアーがあることを知り、今日参加した。このツアーは朝9時から正午までの3時間で、見学時間配分はハーバード大学70%、MIT30%とのこと。広いキャンパスなので、車で案内してくれる人がいないとよく分からない。そのツアーがあると知り、予約しておいた。9時にホテルに迎えに来てくれるというので助かる。車での出迎えと案内はボストン案内のベテラン堀江さん。他に親子3人家族も案内をするというので、滞在ホテルまで出向く。こうして客5人を乗せハーバード大学へ向かう。ニューヨークから来た我々2人だが、市内をドライブして人の少なさ、街の綺麗さ、清潔さを感じる。
チャールズ川に沿って西にハーバード大学、東にMITがある。まずはハーバード大学のキャンパスに入る。レンガ作りの建屋が多く、落ち着ける雰囲気だ。土曜日とあって学生が少ないように見受ける。キャンパスには入れるが建屋内に入れないところが多い。キャンパス内に消防署があるくらい大きなキャンパスである。キャンパスの芝生と樹木の緑が綺麗だ。その芝生にリスや鳥たちが走り回っている姿をあちこちに見る。心が和む。Coop生協がありハーバードとネーム入りのお土産があるというので入る。特にチョコレートは、お土産に手ごろなので、入り口近くに並べてある。案内によると、別名ボッタクリチョコと呼ばれているといい、そのチョコでも収益をあげているそうだ。でも、ノーベル賞にあやかって、何個か求める。
MITはハーバード大学から車で5分ぐらいのところにある。キャンパスに入ると、建物はハーバード大学と少し雰囲気が異なり、建屋は普通のビルが多く、何棟かは工場を思わせる雰囲気の建屋がいくつかある。日本の東京工業大学はTITといい、ロボコンが盛んであったころ、国際ロボット コンテストで学生たちがMITと交流していたことを思い出す。MITもハーバード大学同様にキャンパスは広く、緑が多い。キャンパス内でメディア ラボという建屋があった。この中で毎週水曜日に観ているMITメディアラボ所長の伊藤穰一主催のスーパープレゼンテーションが公開されているのだろうかと気になる。
キャンパス見学が終わると丁度昼の時間、キャンパス内のフードコートで自前の昼食。何を注文しても量が多いので、すし弁当を求め2人でシェア、一緒に参加した3人家族と団らんしながらたべる。このご家族はニューヨークに帰るとのこと。我々はホテルまで送ってもらい、2大学見学ツアーは終わる。
ホテルで一休みし、夕食のため昨日行ったリーガルシーフードに行く。今日は、昨日と違うシーフードをリコメンドしてもらうが、あまり口に合わず残して帰る。こうして待望のハーバード大学とMITの2大学を見学出来、有益な1日を過ごすことができた。感謝。【2015/09/19】
2015年9月19日 ボストン Milner Hotel にて投稿