まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
23 ゴスペル鑑賞付きハーレムツアー
   今日の観光は「ゴスペル鑑賞付きハーレム観光ツアー〈午前/英語ガイド/昼食付き〉」。ホテルNew York Innから2ブロックほどペンステーション方面へ向かって歩くと、今日のツアー集合場所「ハーレムスピリチャル社」がある。ここで、英語ツアーとフランス語ツアーバス2台が待機。9時、英語ツアーバスに乗り、ハーレム街へ向かう。ジャズが盛んだった頃、名を挙げたカウントベーシーやアームストロングが活躍したアポロシアターにバスは停車し、写真を撮る時間を設けてくれた。ルイアームストロングの名盤が劇場前の路面にはめ込まれてある。普通、ニューヨークの市内観光バスは、セントラル パー南端で引き返す。セントラル パークはW59th St.で始まり、南端のW110th St.まで続く細長い公園である。さらに南にはW116th St. にコロンビア大学、W125th St. にアポロシアター、そしてW138th St. にニューヨーク市立大学 シティーカレッジなどがある。
 
  当地では道路表記にSt.、Av. を使っている。ニューヨークで我々が泊まったホテルNew York Innの前の通りは8th Av. で、直ぐ近くの通りはW47th St.という具合にAv.、St.を使う。このAv.(アヴェニュー)とSt.(ストリート)番号を覚えておけば目的の家や建物を間違いなく探し当てることができる。ニューヨークで上記したSt.(Street)とAv.(Avenue)数値を覚えると、特定の家や建物を訪れるときに便利だ。地図でニューヨークにSt.とAv.がどれほどあるか調べたら東西のSt.はW220th St.もあり、南北のAv.はわずか11Av.までしかないことが確認できた。

   ハーレム街を一回りして、この地で有名だというシルビヤというレストランでリムボーン、フライドチキン、魚の揚げ物、スピニッチ、ポテトサラダ、デザート、コーヒーの昼食。はるかに日本のレストランの方が美味しい。昼食は、オプションで申し込んだので、参加者は12人と少ない。国籍は、オーストラリア、フランス、ドイツ、ギアナ、アルゼンチンなどでインターナショナルだ。雰囲気は写真のようで、片言の英語で会話。結構楽しかった。
 
  明日9月16日(水) はボストンへ移動。ニューヨーク最後の夜、今夜はどうするとかとMakikoと相談の結果、近くの劇場で「マチルダ」という子供主体のミュージカルがやっているのでそれを観ようと決め劇場へ出かける。タイムス スケアで当日入場券が安く手に入ることを知っていたので、ミュージカル専門の女性売り子に話しかけ安い二階席を紹介してもらう。近くの入場券専門のオフィスに案内され、1人56ドルと安い二階席券を買う。ところが支払う時点で86ドルの請求書で驚く。この席は劇場で買うと100ドル以上するという。信じて支払いを済ませ領収書を見ると、税金と手数料で30ドルが上乗せされている。100ドル以下なので、しようがないと思い劇場へ行く。
 
   毎度のことだが、舞台俳優の早く口についていけない。これが理解したくて英語のヒアリング、英会話を未だにやっている。子供たちの演技力、音楽は上手だし、なんといっても彼らの挙動が可愛い!10時半終了。子供好きのMakikoは言葉は分からないが楽しかったの繰り返し、見てよかったと何度もいう。
  ホテルに着く。隣のピザ屋で一休みし部屋へもどろうと、ピザとコーヒーを注文。部屋へ戻ると11時半。そのまま寝込む。【2015/09/16】
 
2015年9月17日  ニューヨーク  ペンステーションにて投稿







22 フィラデルフィアツアー 2
   フィラデルフィアから90qの位置にあるアーミッシュツアー終えフィラデルフィアに戻ったのは午後3時。ツアーにはフィラデルフィア歴史地区の見学も含む。5時発のニューヨーク行きにはまだ時間があるので、それまで自由の鐘とその周辺の歴史地区をツアーガイドの尾勢さんが案内してくれる。自由の鐘は有名なので分かるが、その周辺の建物は不明だ。全米最初の銀行であるとか独立記念博物館など不明な個所を説明してくれるのでツアーはありがたい。
 
   アーミッシュとフィラデルフィア歴史地区の観光を終え、フィラデルフィアの30th St. Stationまで送って頂きツアーを終了。午後5時。AMTRAKに乗って、ニューヨークへ。ニューヨークに着き、近くの日本食堂で鍋焼きうどんと餃子の夕食だ。2人で45ドル、久しぶりの海老天付きのうどんと餃子。美味い!【2015/09/15】

2015年9月17日  ボストン Milner Hotelにて投稿







21 アーミッシュ村ツアー 1
今日のツアー名は「ニューヨーク発フィラデルフィア&アーミッシュ村 アムトラックで行く日帰り観光ツアー<1日/日本語ガイド> 」である。天気快晴。AMTRAKに乗ってニューヨークからフィラデルフィアへ、そして乗用車でアーミッシュ村。2人以上なら決行というこのツアーにインターネットで申し込んだ。フィラデルフィアに4日滞在したので、その間にアーミッシュ村へ行けばよかったのだが、フィラデルフィアからのアーミッシュ村へのツアー広告が見つからなかったのでニューヨーク発のツアーとなった。
 
  ニューヨーク、ペンシルベニヤホテルロビーに朝6時半集合。このホテルはペンステーションに隣接している。4組の夫婦ずれが集まる。皆さんアーミッシュ村へ一緒に行くのかと思ったら、アーミッシュ村へは我々だけ、後の人たちはワシントンDCツアーとのこと。7時発のワシントンDC行きに乗るまで、女性のツアー案内人が面倒を見てくれる。列車には案内人は乗らない。1時間半でフィラデルフィアの30th Street Stationにつき、今度はここでフィラデルフィアツアーを専門とする尾勢さんというツアーコンダクターが待ちうけてくれる。何人か一緒かと思ったが、我々夫婦だけだいう。2人だけとは贅沢なツアーだ。車はトヨタの高級乗用車。案内役の尾勢さんは滞米15年のベテランのツアーコンダクターだ。
 
  こうして、ニューヨークからAMTRAKに乗って1時間半かかり、アーミッシュツアーがやっと始まった。アーミッシュ村まで90q、1時間半ほどのドライブで着く。ここがアーミッシュ村ですと言われても一般道路が走っているのでわからない。説明によると、遥か彼方に見える山の向う方まで村だいう。アーミッシュ村にいるという実感は、路上を走る馬車、車上から見える電線のない家々、その家々の庭に干してある洗濯物(柄ものがない衣服でアーミッシュだと分かる)、小さな学校、野原で遊ぶ子供達の様子からここはアーミッシュ村だとわかる。両足が地面から離れてはいけないというので自動車、電車、飛行機には乗らない風習がある。路上を自転車で走る女性を見た。よく見るとペダルがない。これは、片足が常に地面に着いているのでよろしいとか。なんだか不思議な世界だ。
 
  Makikoはパッチワーク愛好家。そのため、パッチワークで有名なアーミッシュの人たちの作品、生活様式などを知りたいというのでアーミッシュを訪れた。実際の生活様式は、彼らと接触でいないのでみられない。しかし、5ドル払うと入れる博物館があるので、そこに入りアーミッシュの人たちの日常生活、使っている家庭用品、道具、移動手段、乗っている馬車、学校、家畜などの様子がわかった。【2015/09/15】
 
2015年9月16日 New York Inn近くのマックにて投稿







20 ナイヤガラの滝 2 滝壷の遊覧船
   あさ6時半ロビー集合し朝食を一緒に食べる。今日は雨があがるという天気予報だと添乗員の話し。雨の降る中、車に乗り、ナイヤガラの滝近くまで移動。滝の落差は90mあるという。そのため、遊覧船に乗れる箇所までエレベーターで降りる。降りると、簡単なビニールのカッパがわたされる。これは滝の水しぶきを防ぐため。
 
  どしゃ降りの雨。ボートに乗る前に滝壺が見える公園をびしょ濡れになりながら激流の川を横目に見て歩く。雨で上着はびしょ濡れ、寒くて震えながらの水が流れ落ちる境目と眼下の滝壷見学。その滝壺を遊覧するボートはエレベーターを使って滝の上から流れ落ちた水面レベル、つまり、下流の船着場までエレベーターで降りる。降りたところででビニールの雨合羽を渡され、それを身に着け乗船する。遊覧船が出航すると10分ほどで滝壺に達する。90m上から大量の水が上から流れ落ちるので、しぶきで先が見えずらい。そこを通過するので、カッパが無いとびしょ濡れになる。それでなくとも大雨の中の遊覧なので、洋服、ズボン、靴はずぶ濡れ。寒くて震えながらの滝壺遊覧。傘を添乗員が貸してくれたので、カメラを濡らさずに写真を撮ることができた。ここに示した写真は滝壷にエレベーターで降りる前の写真である。【2015/09/13】
 
2015年9月14日  New York Innにて投稿







19 ナイヤガラの滝 1 ナイヤガラへの道
   ニューヨークからナイヤガラまで750q、この距離は東京➖広島間の距離ほどあり、バスに乗る時間は10時間前後かかるとの説明あり。途中数回のトイレ休憩を入れるとそれ以上の時間がかかる長旅である。Koichiは50年前に一度行ったが、Makikoは初めてだ。いつか案内すると約束していたことが今日ここに実現。
 
   ニューヨークのブロードウェイ近くのグレイライン-ニューヨーク-ビジターズセンターというところに朝6時50分までに集合。ホテルNew York Innからは、1分ほどで行けるところだ。この集合場所が近いということでNew York Innを選んだが、トイレの電灯が切れていて真っ暗(エンジニヤをよこすというが来ない)、トイレと洗面器からの水漏れ、部屋が狭い、ドアキイが開かないことが多い、歯磨き後の口ゆすぎようのコップ無しなど問題だらけだ。部屋を3回も変えてもらうという、お粗末なホテルだ。引越ししようと近所のホテルを3箇所訪れたが、3泊連続で確保できるホテルは見つからない。というわけで、あと3日間このホテルで我慢することにした。
 
 ナイヤガラの滝ツアー バスの乗客は日本人7人、インド人9人、スペイン人10人の3グループが1台の大型バスに乗りこむ。添乗員は英語と日本語を話せる日本人と英語とスペイン語を話せるスペイン人の2人。日本人の添乗員は日本人とインド人の2グループ観光客を担当。
 
  ニューヨーク市、ペンシルベニヤ州を通りニューヨーク州のバッファロー市ナイヤガラに到達。途中、トイレ休憩、渓谷のある公園などに立ち寄り、ナイヤガラの滝に夕方の5時ごろ着く。滝が見える近くに駐車し、雨の中、展望台へ行き、わずかな時間だが写真撮影。傘はガイドが1本貸してくれたので少しは助かるが、雨と風が強いのでぬれるし、寒い。名所の滝だけあってものすごい迫力だ。明日はその滝壷に降り、遊覧船に乗り滝の落下地点まで行くそうで楽しみだ。
 
  薄暗くなり始め、雨と風で寒いので直ぐにカナダ側に移動。といっても国境を越えるので入国審査がある。パスポート提示だけの簡単な審査でカナダに入国し、20分ほど走りでホテルに着く。ホテルでは朝食サービスはあるが、夕食が食べられるレストランはない。夕食は外部でせよとのこと。雨が降る中、近くのレストランでハンバーグとサラダの食事。明日朝は6時半ロビー集合。雨が上がることを願って寝る。【2015/09/12】
 
2015年9月14日  New York Innにて投稿