妻眞喜子の右目は緑内障(視力0.02)でほとんど見えない状態になった。左目は白内障(視力0.5)であること眼科が眼科の検査で分かり、歩行が難しくなったった。紹介状を持って防衛医科大学附属病院へ行くように指示されたので、町医者では手に追えないのかと心配になった。大学病院へでかけ、妻の精密検査を2023年5月10日(水)に受けた。そのため、夫婦で参加している水曜日のデイサービスを12日(金)に変更し参加した。金曜日は、利用者のメンバーが異なるので少々緊張したが、職員の方々が上手に取り計らったので何の違和感もなく、いつもの通りエキササイズ、脳トレ、仲間との談話を楽しめた。
防衛医科大学附属病院は、超がつくほど満員で、午後2時予約であったが、検査終了は5時過ぎになり職員の皆さん帰宅、超満員であった待合室は誰もいなくなった。帰りは駅までタクシーで行こうとタクシー乗り場へ行ったが、今度は日中たくさん待機していたタクシーが一台もない。待つこと20分、駅まで歩けるだろうと二人で倒れないように腕を組み、防衛医大から西武新宿線航空公園まで歩いた。
コロナ禍が蔓延し始めたころ、私は軽い脳梗塞を患いそれ以来3年が経過した。歩行困難になったのは、そのころからで、「脳梗塞に回復なし」と言われる通りであることを実感した。脳神経外科の医師は、MRIとCTスキャンで頭部を撮影した画像を見て脳梗塞の痕跡があることを説明してくれた。しかし、治療する方法の話しは一切なかった。リハビリ可能な病院を紹介され、その病院に3ヶ月通ったが、歩行がスムースにできるようになったという実感はない。このような経過から分かるように、早期に発見して所定の処置をとった場合を除き、上記した「脳梗塞に回復なし」というのは、事実であると思った。
2023年5月24日(水)