まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2025/10/16 21:43:41|老々介護について
51.【手のリハビリ、食卓・机のゴミ掃除に役立つ紙の小型ゴミ箱】
 リラクサイズ武蔵藤沢に運動型デイサービスでお世話になり、すでに1年以上が過ぎた。その間、身体のリハビリを始めとして脳トレや趣味的なモノ作りなどの教えや指導をいただいた。特に印象に残るのは、机上に置く手作りの紙製小型ゴミ箱である。このゴミ箱を作る工程は、簡単なようで難しいので何回かスタッフに教えてもらった。その結果、自宅に戻り自身でいくつか作ったところ、量産出来るようになると同時に、食卓おや机上ゴミ箱として便利に使えることが分かった。
 リラクサイズ武蔵藤沢の紙ゴミ箱ゴミ箱用の素材は、スーパーや商店で配布している広告用紙、あるいは新聞に入っている広告紙である。私が紙ゴミ箱作りに使っている主な素材は、印刷に失敗したパソコンプリンターのA4用紙、それに郵送されてくる広告紙や新聞折り込み広告用紙などである。
 広告用紙やA4用紙で作る簡易小型紙ゴミ箱を作る方法は、上述したようにリラクサイズ武蔵藤沢で教わり、簡単に作れることが分かった。そこでパソコンプリンターで白紙のA4用紙を使い、小型紙ゴミ箱を沢山作り、友人や知人にプレゼントし喜ばれている。印刷済みの用紙で作った紙ゴミ箱を送ろうとしたがが、印刷した用紙には個人情報が書かれていることもあるので、プレゼント用には白紙を使うことにした。
 もちろん自分自身の使い方は、部屋のあっちこっちに配置し、食卓では魚の骨、ゆで卵の殻、こぼした食べ物、残飯、使い終えたようじ、飲み終えた薬が入っていた小袋、鼻紙などを入れている。仕事用机上に置いた小型紙ゴミ箱は鼻紙、鉛筆の削りかす、消しゴム(紙箱に入れておくのは目標のため)、飴玉の包み紙、大きな声で言えないが鼻くそ(便利である)などと用途は幅広い。
この紙のゴミ箱作りは、指先を曲げたり捻ったり、折り目に指の力を入れたりする。そのため、脳梗塞を患い字が書きにくくなった右手のリハビリに役立っている。最近はCDでクラシック音楽、あるいはラジオを聴きながら、積極的に作るように心がけ、指のリハビリテーションを兼ねて紙の小型ゴミ箱作りに精を出している。
2024年2月21日(水)
 







2025/10/14 12:31:05|老々介護について
50.【怪我や事故はいつ起こるか不明で要注意!】
 妻妻眞喜子の目が極度に悪くなってから、鑛一が三度の食事を作ることになった。大根、人参など野菜を包丁で切っている時、ふと思ったことは「いつか指を切る」ということである。ある日、大根、人参、牛蒡(ごぼう)、椎茸の食材を使い煮物を作るため、食べやすいサイズに椎茸を切っていたときに「ついにその時がきた」。指を切った部位は左手薬指で、爪から5mm離れたところである。切ったサイズは約10mm、思っていた以上に血は止まらない。止まらない原因は血液サラサラの薬を服用しているからである。ティッシュペーパーで傷口を押さえたが止まらないので「ばんそうこう(絆創膏)」で血止めをしたが止まらない。3枚の絆創膏で切り口を覆い、やっと一時的な血止めができた。2日間様子を見て血が止まったことを確認し、新しい絆創膏に変えた。切った直後の傷口はV字型、薬指の爪の極近くで皮膚表面が浮いていたのでその部分をハサミで切り取った。新しく生成した薄い表皮によって血止めができたようだ。その後は、食事の準備や皿洗いなどの水仕事は怪我前のように出来るようになり、毎日の食事準備と後片付けの食器洗いにも問題なく傷口は完治した。
 怪我した直後に各種の薬や絆創膏などが入っている薬箱から「絆創膏」を取り出したところ「救急バン」「バンドエイド」「ケアリーヴ」「ニッコーバン」と異なるメーカーとサイズの絆創膏が色々入っていているので、適当なサイズを取り出し使った。
 何気なく使っていた我が家にある絆創膏の種類の多さに疑問を持ち、「絆創膏」をネットで検索してみた。その結果、北海道・和歌山・広島では「サビオ」、東北地方・山梨・岡山・鳥取・島根・山口・愛媛・高知・佐賀・長崎・鹿児島では「カットバン」、関東地方・大阪・京都・兵庫・滋賀・三重・愛知・岐阜・香川・徳島では「バンドエイド」、福岡・熊本・大分・宮崎・沖縄・奈良では「リバテー、新潟・長野・石川・福井・静岡では「ばんそうこう(絆創膏)」、富山では「キズバン」とよんでいて、販売地域によって絆創膏の呼び名マップがあるようだ。地方に転居し怪我したときに絆創膏を求める場合、注意して買わなければならない。
2024年2月14日(水)







2025/10/14 11:54:09|老々介護について
49.【誤嚥予防リハビリにはプラスαがある】
 「誤嚥予防リハビリは、便通にも役立つ」ことがわかりました。ところがもう一つ役立つ方法がありそうなので以下に紹介します。それは、誤嚥予防リハビリをトイレで行っている最中、簡単な英語フレーズの暗記することである。
 我が家のトイレには、自作の簡単な本棚を自作で取り付けてある。そこには学習済みのNHK英会話テキスト半年文が並べてある。誤嚥予防リハビリ最中は、オデコに片手を当てながらお腹を見てその姿勢を、しばらく保持します。この間、暇ですので他方の片手を伸ばし、棚のテキスト一冊を取り出し、簡単な英会話フレーズを暗記する努力をしている。そうすると、覚えたはずの英文フレーズはほとんど忘れていることが分かる。しかし、ところどころに日本語フレーズを見ると即座に、忘れたはずの英語フレーズが口から出てくる箇所もある。トイレは毎日ほぼ確実に入る。ですので、少なくとも毎日一回は、簡単な英文に目が触れるので、このような方法を毎日続けることができるなら英語フレーズの暗記ができ、長い間には、英会話能力レベルは向上するのではないかと思い、しばらく続けている。誤嚥予防リハビリの効果の達成度合を私なりに考えたので以下に紹介します。
  • 誤嚥予防リハビリの効果:10%→効果がでるまで時間がかかる
  • 便通効果:70%→かなり効果があるような気がする
  • 英会話フレーズ暗記効果:70%→やる気で効果の度合いは異なる
  • の効果が大きいのは、トイレでは手中できるからだと思う
2024年2月7日(水)







2025/10/12 1:45:39|老々介護について
48.【誤嚥予防リハビリが便通にも役立つ?】
 嚥下障害を患った鑛一は、リラクサイズ武蔵藤沢の職員で看護師の一人が下記のような嚥下障害回復(誤嚥予防)に役立つリハビリ方法を図解入りで説明を受けた。この方法は、24日(水)に密かに実演付きで丁寧に教えていただいた。その教えは、座位姿勢で手をオデコに当て力を入れる、また、やや前傾姿勢で同様に手をオデコに当て手に力を入れると誤嚥予防に役立つとの教えである。早速、その方法を自宅トイレの便座に座り実施したところ、驚くべきことに便通にも役立つことがわかった。ただし、私鑛一だけかもしれないので、妻眞喜子にも強要し、その事実を確かめる。彼女にも役立つようならデイサービス参加者にも知らせたい。教えてもらい間がないが、トイレの中での誤嚥予防方法が便通にも役立つような気がする。
 鑛一は二度目の脳梗塞を患い、呂律障害と嚥下障害を起こしている。そのため、誤って気道に食物が流入し、咳き込むことがしばしばあるので、座位姿勢で手をオデコに当てその手に力を入れ、姿勢を正すだけで誤嚥予防になるという教えは大助かりである。その教えをトイレで実施すると快便にも役立ちそうなので、有益な方法を教えて頂き感謝している。
 最後にお願いがある。毎回のお便りノートにスタッフがコメントを書いている。このコメントを書いたスタッフの名前を記入してもらえると、コメントに対する質問ができる。本来なら、スタッフの皆さんのネームカードを見て覚えるべきだが、マスクを付けているので顔と名前が一致せず、いまだに名前を覚えられずにいる。鑛一は認知症かもしれない。
2024年1月31日(水)







2025/10/10 22:15:21|老々介護について
47.【ピンピンころりを考える】
 最近「要介護1状態」の認定?を受け、喜ぶべきか悲しむべきか悩んでいる。いずれにしてもこれから先、生き残れる健康寿命を考えると「要介護1状態」という認定があれば、リラクサイズ武蔵藤沢のような楽しい場の提供が受けられ、その場に参加でき楽しく生きることができる。一方、悲しむべき点から考えると、認定を受けたことにより介護士から支援を受けるので、自力では生きられず他人様の援助を受けながら、これから先を生きていくことになる。
 他人から多くの支援を受けずに、余生を生きていくためには、ピンピンコロリンで世を去ることが良いと個人的には考えている。
フリー百科事典『ウィキペディア』によると、“ ピンピンコロリとは、「亡くなる直前まで病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝込まずにコロリと死ぬこと」という健康的な死に方を意味する言葉 ”とある。このピンピンコロリで死を迎えるにはそれなりの準備があると思っている。その一例は「まず動くこと」である。この「動くこと」は身体の動き、頭の動き(脳トレ)、心の動き(名画を観て笑い、涙する)、五感の動き(目/視覚、耳/音、鼻/匂い、舌/味、皮膚/接触覚)などで、外界からの刺激を五感が検知すると、身体は自ら動き始める。五感が受けた動きの情報、それに従う心の動き、それに伴う行動が連鎖反応的に行えるよう訓練が必要である。その訓練を日頃行っているなら、ピンピンコロリで世を去ることができると思っている。
2024年1月24日(水)