まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2020/11/29 22:07:30|国内旅行
箱根から熱海に移る
 箱根湯本駅前の冨士屋ホテルに預けた荷物を引き取り、トコトコきっぷ(電車・ケーブルカー1日乗車券)を持っているので、湯本駅から小田原まで登山電車で行く。小田原駅から熱海駅までまでの乗車賃は420円、乗車時間は23分であるから、近い。便利なSUICAが使えるので、それを利用し乗り換え、JRホームに行く。すると、丁度良い具合に熱海行き快速電車がやってきたのでそれに乗り、わずか23分で熱海駅に着く。熱海駅で下車し駅前に出ると、まず目に入ったのはかわいらしい「ベンケイ号」と通称呼ばれていた小型蒸気機関車である。この機関車は、明治40年から大正12年まで小田原−熱海間の25kmを2時間40分(2.67時間)かけて走っていたという。この数値を基に時速に換算すると、ベンケイ号は時速約9.36 kmとなる。一方、JRの電車は時速約66 km、人間が走る時速は約8 km、人間が歩く時速は約4 kmである。これらの数字を比較すると分かるように、ベンケイ号は人間が歩く速度よりおおむね2倍の速度だが、人間が走る速度に近い速度で走っていたことが分かる。
 駅前のベンケイ号前で写真を撮り、熱海仲店商店街の土産点通りを今晩宿泊するKKRホテル熱海方向へ通じる道だと思い歩きだした。しかし、いつもと様子が違う。方向を間違え熱海市役所方向に向かったようで逆方向だと分かった。海岸線を走る国道135へ出れば様子が分かると思い、海の方向へ向かう。135号線に出たら直ぐにKKRホテル熱海と逆方向に歩いていたことに気につく。
 新型コロナウイルスの影響もあり、熱海駅周辺の観光客の姿は少ない。たまたま行列ができている店があったが、そこは食堂で昼に近いので行列が出来ていた。【2020年10月28日】
 
2020年11月29日(日) 自宅にて記す
 







2020/11/27 11:00:31|国内旅行
箱根登山ケーブルカーの終点早雲山駅
 毎年、箱根湯本の冨士屋ホテルに1、2回泊りに出かける。しかし、温泉につかり美味しい食事を楽しみ、のんびり休養して自宅に戻ることが多い。昨年10月の台風19号で山崩れという大きな災害を受けた箱根登山鉄道の登山電車、登山ケーブルカーは暫く運休していた。それが今年(2020年)7月に復旧し再開した。今年3月には25年ぶりに新型ケーブルカーが写真のように新しくデビューした。上下運行の車輌が経路中間点ですれ違うが、すれ違ってからの上り車輌前面(運転席)から線路内のケーブルを見ると前回のブログ投稿でケーブルカーの原理(つるべ方式)を説明しように、写真上段左のように線路内のケーブは2本見える。このように線路内のケーブルが1本見えたり2本見えたりする原理は、つるべ井戸のケーブルを見ると理解できる。しかし、今ではその「つるべ井戸」は見かけなくなったので、前回ブログの「つるべ井戸原理図」を見ると理解できす。
上段右の写真は乗客が全員下りてから撮影した写真で、登山電車は急斜面を走行するため客席の床は階段状になっている。終点の早雲山駅に到着すると次はロープウェーに乗り大涌谷を経由して桃源湖まで行きたくなる。しかし、大涌谷が立ち入り制限されているということを聴き、ロープウェーに乗ることは断念した。
 早雲山駅は新しく改良され、駅構内に売店があり、足浴をしながら箱根の山々を展望できるようになっている。紅葉を期待していたが、少々早かった。ここで、コーヒーカップ片手に足浴しながら、箱根の山々の景観を楽しみ下山した。【2020年1月28日】
 
令和2年11月27日(金) 自宅にて記す
 
 







2020/11/26 22:57:28|国内旅行
わずか10分の箱根登山ケーブルカーの旅
  湯本駅から箱根登山電車に乗り強羅駅までくると、ここで箱根登山ケーブルカーに乗り換えると、ケーブルカーの早雲山駅まで行ける。強羅駅から早雲山駅までの標高差は216m(1.2km)、ケーブルカーでわずか10分の登山で早雲山駅にたどり着く。
  ケーブルカーが登山中、車輌の前部に座っていたので線路が良く見える。ケーブルカーの名の通り、ケーブルで引っ張られていることは分かる。そのケーブルが走行途中で2本に見えたり1本に見えたりする。なぜかと思い、図面を描いて見た。その図は、下段右の図面で、2本のケーブルが見えるのは図1と図2である。つまり、図1と図2に示すように2台の車輌がお互いに離れているときから2台並ぶ間まで、車輌前面から外を見ると図1と図2のようにケーブルは2本見える。ところが、図3のように左の緑の車輌が下方に下った状態では、左の緑車輌前面から外を見ると右の青車輌は上に移動しているのでケーブルは1本しか見えない。このケーブルカーの駆動方式は“つるべ方式“と言われが、それは井戸の水汲みの原理(つるべ井戸)と同じだからである。【2020年10月28日】
 
【写真説明】
 写真1は図面1に対応する位置関係にあって、緑は左車輌で下り、青は右車輌で登っていく車輌である。図1は単線部分(1車線)を走っているので線路内のケーブルは2本見える。
 写真2は図面2に対応し、左側の緑車輌と右側の青車両が丁度すれ違う箇所で、右側の青車輌は視覚には入らない。しかし、ケーブルは左右の線路内に1本ずつ見えている。その様子は図面2に対応していることで分かる。
 写真3は図面3の車輌の位置関係とほぼ同じで、左側の緑車輌は下がり、右側の青車輌は登るので、ケーブルは図3に示したように左側の緑車輌のケーブル1本しか線路内に見えていない。線路は1車線と2車線のところがある。それは、すれ違うところでは線路を2車線にしないと左右2台の車輛はすれ違うことはできないからである。それ以外のところは1車線である。【2020年10月28日】
 
2020年11月26日 自宅に記す
 







2020/11/26 11:31:37|国内旅行
台風19号の被害を受けた箱根登山鉄道の工事は続く
 台風19号は、2019年10月11日未明から13日にかけて列島を襲った。神奈川県箱根町では、降り始めからの総雨量が1,000ミリを超す記録で、これは観測史上最多の降水量であった。これにより土砂崩れなどで、交通網は寸断された。その復旧工事は終わったように思えた。しかし、箱根登山電車に乗ると、未だに工事を進めている箇所が何カ所かある。
  登山電車は山間地を走るので、復旧工事用の機材を運ぶことはさぞかし難儀であったことと推察される。それに、平坦地と異なるために工事のための足場建設、重機の搬入も困難であったと思われる。いずれ復旧工事は終了し、登山電車が走る沿線全域の素晴らしい景観が見られることと思う。再度、箱根登山鉄道の登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェーを乗り継いで、芦ノ湖畔にある桃源台まで行きたいと願っている。さらに芦ノ湖の遊覧ができる箱根海賊船にも乗り、芦ノ湖の船旅も楽しみたいと考えている。【2020年10月28日】
 
2020年11月26日(木) 自宅にて記す
 







2020/11/25 9:59:12|国内旅行
箱根登山鉄道の登山電車内は空いていた

 湯本駅から強羅駅に向かう箱根登山電車に午前9時ごろ乗った。コロナウイルスの第3波が始まるころであったこと、ウイークディであったこと、それに午前の早い時間であったためかと思うが、以外と車内は写真に見るように空いている。ほぼ乗客全員は当たり前のことだがマスク着用。朝早く遠方から箱根に来た人だろうか、それともホテルで夜遅くまで友人とおしゃべるし寝不足であったかは不明だが、友人の肩を枕に爆睡する客がいる。
 箱根登山鉄道沿線のアジサイは、6月中旬頃から開花の時期を迎える。このあじさいの咲く時期の箱根登山電車は”アジサイ電車”の愛称で親しまれている電車が走るそうだ。この時期に訪れと見事なアジサイを車窓から観ることが出来る。
 箱根登山電車はその名のとおり箱根の山を登る。標高とともに各地点のあじさいの見ごろは7月中旬にかけて少しずつ上っていくそうだ。車窓に触れるほどに咲き誇る沿線のアジサイを、ゆっくり走る登山電車から、いつか楽しみたいものである。 【2020年10月28日】
 
2020年11月25日(水) 自宅にて記す