先週、2台のレンタル歩行器(シルバーカー)が我が家に使用テスト用に運ばれた。もちろん、眞喜子が使用するためであるが、彼女は一人では外出できないので鑛一同伴で外出である。ここのところ連日雨が降り、まだ2回しか歩行器テストは行っていないので練習不足で不慣れである。これまで外出するときは、眞喜子は鑛一にしがみつかないと歩けなかった。歩けたとしても暗闇を歩くような足取りで、もどかしいほど遅い。
初めて歩行器を使用したのは、我が家から100mほどのところにある小さな郵便ポストまでであった。その時の歩きぶりは、健常者なみの速さで、非常に驚いたと同時に嬉しくシルバーカーの有効性が理解できた。速く歩けた理由は、両手にハンドルとブレーキをにぎりながら歩き、鑛一が歩行器の一部をしっかり握り進行方向の安全を確保しながら歩いたからだと思う。それに加え、声で前方には障害物、溝、窪みなどがないことを常時伝えたからだとも思う。さらに歩行器の前面に買い物用荷物入れが固定されてあるので、何かに衝突しても直に身体を痛めることはないという安心感があることも考えられる。
こうして100m先の郵便ポストにたどり着き手紙を投函し、脇にあったジュース自動販売機で缶コーヒー2本の買い物もできた。そこに郵便ポストを管理しているご夫婦が丁度現れたので、久しぶりに立ち話に華をさかせた。眞喜子はくたびれるので歩行器附属の簡易椅子に座り、立ち話する人達の仲間に入りが出来た。まだ、2回しか歩行器を利用していないが、外の空気は美味しく、近所の住人に久しぶりに会え、外出しおしゃべりできることは健康上とてもよろしいことが改めて実感できた。
2024年10月9日