まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2016年カウントダウンの花火
 2015年のハワイロングスティもあと一週間で終了という時期に丁度12月31日の大晦日を迎えた。毎年、ワイキキビーチを始め、アロハタワーマーケットプレイス、カカアコ・ウォーターフロント・パークでもカウントダウン花火が打ち上げられる。2014年のカウントダウンは、ワイキキビーチで迎えた。ここはホノルルで最も有名な観光地なので、大勢の観光客がカウントダウンの花火見学にやってくる。日本では花火を見るために、花火大会へは行ったことはないが、テレビニュースによると観覧席が崩れたとか橋が人の重みで崩壊したということが報道されたことがあった。ワイキキの花火にも相当な数の観光客が訪れるが、砂浜に座り花火をのんびりと見学することが出来るので、大勢が集まり事故に発展するような心配は全くない。12時直前にカウントダウンが始まり、一斉に花火が打ち上げられる。20分程度で終わるとこんどは帰りの人でワイキキビーチ前の大通りは思うように歩けない大混雑が始まる。TheBusは終わっているので歩くしかない。人の流れに沿って、のろのろと帰路につく。
 
 イリカイ・ホテル裏のラグーン周辺からワイキキの花火が見えるということがわかり、2015年のカウントダウンは、ラグーンの海よりに陣取ってカウントダウンを待った。ワイキキビーチと違い、砂浜が広いこととワイキキ周辺のようにホテルやコンドミニアムが少ないので、花火見学の群衆も少ない。ヨットハーバーがある関係で駐車場も広い。そのため、少々遠方からの現地住民の姿も見られる。暗いので、花火見学する人たちの様子はよくわからないが、我々が陣取った近所の観客は折りたたみ椅子を持参する人、大きなシートの上で家族が寝そべって見学している姿もあちらこちらに見られた。花火そのものは日本の花火に比べたら見劣りがする。しかし、間近でのんびりと帰りの心配をしないで見学できることは有り難い。花火打ち上げ終了後、帰宅するには、目と鼻の先にイリカイ・ホテルがあるので、安心して花火見学ができる。
 
 写真右に見るように多くの人たちは、花火終了後は歩いて我が家に向かっているに違いない。クリスマスが終わったのだが、いまだにヨットの帆柱に奇麗な電飾を飾っているヨットも見られるので、それを横目で見ながら帰路についている。我々の場合、この写真を撮った場所がイリカイ・ホテルの敷地内なので、花火こそワイキキで見るよりやや小さめであったが、帰路の負担は一昨年と比べたら比較にならないほど楽であった。【2016年1月1日】
 
平成28年3月3日(木) 自宅にて記す
 







ヌアヌパリ・ルックアウト
 ヌウアヌパリ・ルックアウトはオアフ島の東北部にある見晴台である。コオラウ山脈の途中にある断崖の上の展望台。展望台に設置されている絵つき説明書によると、1795年にハワイ島から上陸したカメハメハ大王の軍隊はこの地でオアフ軍を撃破、ハワイ諸島の統一を成し遂げた歴史的な場所であると書かれてある。この絵と説明をみると、ハワイの歴史としては、哀しみの民族紛争を経た末の、ハワイ王朝が決定付けられた場所という事がわかる。ほぼ垂直に切り立った崖の高さはおよそ900m。天気の良い日は、カイルア方面からノースショア方面を一望できる絶好のポイント。海から吹く強風も有名で、まっすぐに歩けないこともある。
 
 この展望台を2回訪れている。1回目はハワイ在住の日本人EMIKOさんが木曜午餐会終了後、オバマツアーとヌウアヌパリ・ルックアウトを見学に行きませんかと親切にもおっしゃって頂いたので、遠慮なくご一緒した。あいにく小雨が降ったりやんだりの天候、オバマ大統領がかつて通った高校(Punahou School(プナホウ・スクール))とお婆さんが住んでいたという建物の前を通り、展望台ヌウアヌパリ・ルックアウトに行く。到着するが小雨と強風で車からでるのもやっとで我々夫婦だけで展望台に行った。案の定、視界は悪く強風であったので早々にEMIKOさんが待つ車に戻る。

 2回目は、気功体操で知り合いになったJimmyとKimmyの案内でこの地を再び訪れた。このときは、晴天に恵まれたため、前回の雨模様で強風時の眺めと異なり風邪はなく晴天で素晴らしい眺めだ。断崖絶壁の渓谷上から眺めるオアフ島の東海岸の素晴らしい景色を眺めることができた。展望台付近には、沢山の野生の鶏がいる。

 展望台「ヌウアヌパリ・ルックアウト」見学の後、京都の平等院をモデルにしたというハワイの平等院と目の前の大きな池などにも案内された。この池には黒鳥、沢山の鯉がいる。平等院を出ると、多くの日系人が葬られている日本人墓地が広がっている。
 当地で有名なハワイアンレストラン(ハレイワ ジョーズ シーフード)にも案内され、ハワイ料理の昼食をご馳走になる。こうして、Jimmy運転のジープで車がなくては行けない珍しい観光地やレストランに案内され楽しい1日を過ごすことが出来た。後日、お礼にと思い、日本食レストランに案内した。ベトナム人の奥さんKimmyは、日本食を大変気に入ってもらえたが、アメリカ人のJimmyは????の様子。また、いつか場所を変えお礼をしたいと考えている。【2016年1月1日】
 
平成28年2月29日(月) 自宅にて記す







ロイヤル ハワイアン バンド 【Royal Hawaiian Band】
  ロイヤル・ハワイアン・バンドは、カメハマハ3世によって1836年、つまり180年も前に設立された由緒正しいバンドである。このロイヤル・ハワイアン・バンドが毎週金曜日の12時から1時まで演奏会をイオラニ宮殿(Iolani Palace)の戴冠式台のまわりで、演奏するということ知り、毎年出かける12月の1ヶ月少々のロングスティの間、金曜日の演奏を毎週聴きに行っている。毎回、かぶりつきのように間近で演奏を聴くので、指揮者のブライトさん(Clarke Bright)と目があうことたびたび。最近では、演奏を聴きにイオラニ宮殿へ行く度に「今年も素晴らしい演奏を聴きに来たのでよろしく」と挨拶を交わすようになった。また、小さな日本の美しいカレンダーをプレゼントするという習慣にもなった。
  このバンドは、毎週金曜日のイオラニ宮殿のほか、カピオラニ公園バンドスタンド(日曜日)、アラモアナセンターステージ(水曜日)、それに12月のクリスマス音楽会をダウンタウンにあるハワイ劇場で開催している。イオラニ宮殿内の芝生に座り、ハワイアンミュージックとフラダンスショー、クリスマスソングなど数々の優雅なバンド演奏を毎週楽しませてもらったいる。ハワイ在住の友人に、ロイヤル・ハワイアン・バンド演奏会に毎週でかけていると話すと、バンドの追っかけになったね言われる。我々もそうなったと思っているほどに演奏会を楽しんでいる。
 写真中央はホノルル市役所支所へTheBusの手続きをしに行ったとき、ハワイ王宮の写真が展示されていたので撮したもので、服装からして相当昔のローヤル・ハワイアン・バンドの姿である。その右横の英文字の冊子は、毎回無料で配布される演奏のプログラムである。団員の服装は真っ白で腰に真っ赤な帯を付けている。アラモアナ・センターステージでの服装はアロハシャツ姿で演奏する。男女の専任歌手数名、それにフラのダンサーが1人かならずいてフラダンスを披露してくれる。演奏開始の合図は3人のホラ貝の音で始まり、アロハオエの演奏で全員起立し一緒に歌い演奏会が終わる。2016年1月1日】
 
平成28年2月26日(金) 自宅にて記す







ワイキキ・ビーチの美しいサンセット
   住んでいるイリカイ・ホテルから、ワイキキまで徒歩20分ぐらいでいける。海岸線に沿っても行けるがバスも通っている。ワイキキで買い物をしたり、散歩していたりしていたら丁度サンセット直前の光景に出会った。太陽がまだ高い位置にあったころは、人の後ろ姿がはっきり見えた。
 
 太陽が沈むにつれ、人の後ろ姿はシルエットに見えるようになる。太陽が完全に沈むと街路灯の明かりで人影が見えるだけで、写真で見えた光景は真っ暗闇となる。こうした光景が毎日見えるので、ハワイの人気は衰えないのではなかろうか。【2016年1月1日】
 
平成28年2月22日(月) 自宅にて記す







ホノルルマラソン後のレース・デー・ウォーク(10km)
 毎年12月の第2日曜日にホノルルマラソンがある。今年(2015年)のホノルルマラソンは12月13日(日)。マラソン選手たちが出発した直後の午前5時25分に我々が参加したレースデーウォーク(10 km)は出発する。このレースデーウォークに参加するには、あらかじめ参加申し込みが必要である。その参加費は現地申し込みで$80だ。日本で5月下旬から10月上旬までに参加を申し込めば6,000円、10月上旬から11月上旬までなら7,000円、ホノルル現地受付(最終)12月9日〜12日までなら$80と、レース日が迫るほど参加費は高額になる。
 
 ところが、ネットでホノルルマラソンイベント情報を見ていたら、以下のコメントが目にとまった。
<※ 大会当日の年齢が、7歳以下または80歳以上の方は無料です。ただし、参加記念Tシャツのご用意はありません。参加記念Tシャツを希望される場合は、別途費用(日本事務局受付2,500円)が必要となります。無料で参加される方も登録は必要ですので、レースデーウォークエントリーフォームにてお申し込みください>
 
 今年は丁度上記参加費が無料の年齢に達したので、ぜひ参加したく思いホノルルに到着後、現地登録を済ませ、レースデーウォークに参加し、無事完走できた。10 kmウォーキング時間は、正確ではないが2時間半ほどであった。聞くところによるとフルマラソン42 kmを走って1位となった選手の成績は、2時間11分45秒ということで、我々の約4倍以上の速さで走っている。大まかだが、マラソン参加者数は約3万人、レースデーウォーク参加者数はその1/10の約3,000人と聞く。
 
 フルマラソン、レースデーウォークのため、出発地点のアラモアナ公園沿道には沢山のトイレが準備されている。写真左上から2番目の青色の箱が沢山並べられてあるのがそのトイレだ。参加者には親子ずれの一家、お年寄り、車椅子、仮装した人(写真下)、恋人同士と幅広い年齢層の人たちが参加している。主催者側のボランティアの人たちが、沿道で水やスナックのサービスをしている。投げ棄てられた紙コップの後始末もボランティアが行っている。そうかと思うと高校生が沿道で楽器演奏(写真中央上)をし、我々参加者の応援をしてくれている。また、JTBやHISなど旅行会社の職員の方々も沿道で応援してくれている。1 kmごとに写真右のような歩いた距離がわかる表示板が置かれてある。参加者は写真左側のようにのんびりした歩き姿で、レースデーウォークを楽しんでいる。参加者の安全確保のため、パトロールカー、警察官が沿道に配置されているので安心して歩ける。テロ対策のためかと思われる警察犬のパトロールも行ってくれている。こうした環境の中で、無事10 kmを完走した喜びは大きい。今年もレースデーウォークに参加する予定で、年末まで健康には十分気をつけるつもりでいる。【2015年1月1日】
 
平成28年2月21日(日) 自宅にて記す