まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
青い海と濃い緑
 ハワイ・ロングスティを4年にわたり4回行った。その4回目を今年1月7日に終えたのだが、現地で撮影した気になっている写真をもとにブログ投稿を続けてきた。いずれ、このハワイ・ロングスティの記録を世界に1冊しかない本として発行し、我々夫婦の旅の記録としたいと思っている。
 今年1月に帰国してから、もう3か月が過ぎた。この間の日記、ロングスティに出かける前の1か月間の出来事が投稿できていない。気になる日記は、暇をみて投稿したいと思っている。
 なぜハワイでロングスティするのかとよく聞かれる。寒い時期12月にハワイへ出かけると、なんといっても気候がよいので半袖、半ズボン、サンダル姿で生活ができ住みやすい。写真のように青い海と空、濃い緑の中で生活できるので、健康にとてもよい。毎年でかけるようになったきっかけは、毎朝の気功体操を行いたいためである。この体操に参加すると、健康維持のパワーを授かることに気がつき、同時に体操仲間たちとの交流もできるので楽しくなった。それに、仲間は現地の人たちなので、英会話を学習している者にとって実践の場となるので、よい刺激を受けている。
 気功体操の他にも、好きなときにビーチを自由に散歩でき、ウインドショッピング、日常品の買い物なども楽しめ、日本と異なる雰囲気で生活できるので楽しい。現地の外国人、日本人の友人もできはじめたので、交際範囲も広がり、楽しく生活できるようにもなった。それに毎週金曜日にはローヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴け、また、夜になると花火を自宅ベランダから見ることができる。ホノルルマラソン当日に開催される10km・レース・デー・ウォークに参加する楽しみもある。マキキ聖城教会で毎週開催される「木曜午餐会の講演」に参加し、とても素晴らしい話しを聴けるのも楽しみのひとつである。
 以上のように盛りだくさんの催し物に参加したり、自ら動き回り珍しい物事を見聞したりし、ハワイ・ロングスティを楽しんでいる。先が見えてきた人生、あと何年このような旅ができるか不明だが、上述の激しい気功体操についていける間は大丈夫であると思っている。【2016年1月1日】
 
平成28年3月18日(金) 自宅にて記す







ナイスプレゼント
  毎朝、まだ暗いうちの午前6時半にホテルを出て、コンベンション・センター裏にあるアラワイ運河沿いの公園に行く。ここで行う気功体操に参加することが習慣となった。参加者は多いときで50人、少ないときで20人ほどである。我々夫婦は4年前にこの体操に始めて参加して以来、この気功体操にはまっている。過去4回、毎回約5週間のロングスティを行ってきたが、我々にとってとても良い運動だと感じるとともに大変気に入った。そのため、毎年でかけるたびに毎日欠かさずこの気功体操に参加し、身体を鍛えている。
 
 写真はその仲間たちである。中国、韓国、アメリカ、ベトナム、カナダ、ドイツ、オーストリアと国の異なる人たちが集まる国際的な気功体操である。同国人がかたまると母国語で話しをしするが、他国人同士だと英語で話す。集合写真右端の女性は、ハワイに住んでいる日本人Yさん(ニックネームはJuddy)で、我々夫婦にとても親切にしてくれる。毎年12月にでかけるが、2回目(2013年)のロングスティのときに、その翌年(2014年)の日本的な卓上カレンダーをYさんにお土産に差し上げた。昨年(2015年12月)もカレンダーをプレゼントしたところ、お返しにということで写真上に見るケートのハートが取り付けた奇麗なカードを頂いた。封筒の中に国際電話もかけられるという、テレフォンカードが入っていた。市内通話なら60分間電話が出来るというものである。封筒に“To Dear friend”と書かれてある。お互い知り合ったときに名前を紹介しあったはずだが、彼女も我々もお互いの名前を忘れている。
 
 後日、頂いたカードで電話を掛けようとするが掛け方が不明だ。ホテル内の公衆電話ボックスへ行き、電話機側に書かれた案内書に従い恐る恐る日本へ電話し、孫たちとわずかな時間だがお喋りが出来た。外国へはよく出かけるが、外国から日本へ電話したのは、これが初めてだ。ちょっとした、このようなプレゼントはとても嬉しいし、このプレゼントのお陰で、はじめて国際電話をかける機会をいただけ感謝している。今年もまた12月にYさんはじめ気功体操の仲間に再開できるので心待ちにしている。【2016年1月1日】
 
 平成28年3月12日(土) 自宅にて記す







ロングスティ中に何を食べてるの!
 海外旅行に行くと外食が多くなる。ハワイロングスティ中のコンドミニアムには鍋・釜・食器類・ナイフやフォーク、電子レンジ、冷蔵庫、パン焼き器など食生活ができる台所用品は全部揃っている。だが、外食と持ち帰り食品でコンドミニアムにて食べることが意外に多い。よく、おいしいものを沢山食べているでしょうといわれるが、写真に見るような質素な食生活である。
 
 レストランへ行けば、何を食べるかにもよるが、2人で$50〜70はかかり、それにチップ15%〜20%が上乗せされる。自宅(ホテル)で食べるなら、その半値以下で済ませることが出来る。最近、食が細くなってきせいで、1人前の寿司あるいは弁当を買い、2人でシェアして食べることが多くなった。これまで、レストランに入り2人前注文し、食べきれなくて往生したことが何回かある。内容にもよるが、最近では食べ残したものを“Can I have a takeaway container?”といって、持ち帰り容器をもらい持ち帰るようにしている。
 
 2度ほど入った日本でも流行っている丸亀製麺がワイキキにある。いつ行っても行列ができているほどに人気のうどん屋だ。お値段も定番の「釜揚げうどん」、「ざるうどん」が$3.75と安くて美味しくて早いので人気のようだ。トッピングにエビやイカの天ぷらを注文すると直ぐに倍の$7〜$9に跳ね上がる。イリカイ・ホテルからワイキキまで、ちょっと距離があるのでたまに昼時に前を通ったときに寄る程度だ。近いところのレストランといえば、和食の「誠心」というレストランがイリカイ・ホテルから徒歩3分のところにある。ここでは、ランチタイムで海鮮丼とにぎり寿司セットが$10前後、ラーメンが$7.5である。ディナーになると海鮮丼は$20と倍になるし、刺身類は$25〜$30とお高くなる。
 
 いずれにしても夜のレストランへはまず行かず自宅で食べる。イリカイ・ホテル中庭にレストランがあり、ここでパンケーキをテークアウト出来る。このパンケーキを注文するのも2ピースか4ピースかと聞いてくるので、始めてのとき4ピースを注文したら、大きなパンケーキが4層になったものが出てきて驚いたことがある。それに甘さ濃厚な蜜がたっぷりついてくる。その後注文するときは、プレーンのパンケーキ2ピースを$5で求めている。イリカイ・ホテルにはレストランの他にコーヒーショップもある。ここで、サンドウィッチ1個とコーヒー2杯を$14ほどで求め、2人で朝食をシェアして食べることもよくある。テークアウトして、海の見えるベランダで食べることも多い。【2016年1月1日】
 
平成28年3月8日(火) 自宅にて記す







ハワイで買い物と食事
 ホノルル市内で生活する場合、住を確保出来れば、衣食には全く困らない。何しろ、半袖半ズボン姿でバスに乗り、何処へでも行けるので身につけるものはそれほど気にしなくてもよい。ちょっとしたもので安価なものであるなら、ロス(ROSS)という大きな衣料品店がワイキキ、アラモアナショッピングセンター近く、ダウンタウンのチャイナタウンにある。ここに来れば、履物をはじめとして日常生活で困らない衣服はそろう。
 
 コンドミニアムには鍋釜皿などの台所用品が揃っているのだが、食べるものに関しては、主婦業から開放されたものとMakikoは思っているのか、日本にいるときのような美味しい料理は出てこない。簡単な食事なら、近所に日本、イタリア、中国、インドなどのレストランがあるので、そこで間に合う。安上がりの食事なら、ABCストアに行けば、サンドウィッチ、パン、ハム、チーズ、お握り、寿司、各種サラダ、バナナ、リンゴ、ナッツ、インスタント・ラーメン、うどん、ソバ、アルコール、清涼飲料水など、食生活に困らない食料品が沢山揃っている。このABCストアは日本のコンビニエンス・ストアと同じだ。違うところといえば、ムームー、アロハシャツ、サンダルなどハワイ独特の商品が置かれている点だ。また、木製鍋敷き、コップ置き、マグカップ、チョコレート、ボールペンなどハワイの土産品など結構豊富な品数が置かれているところは、日本のコンビニエンス・ストアと異なる。この便利なABCストアは、市内の至る所に散在しているので、多くの観光客にとって有り難い存在である。イリカイ・ホテル周辺にも1、2分で行ける距離に3件ものABCストアがある。イリカイ・ホテルお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパの中にもABCストアはある。
 
 ショッピングセンターへ行けば、フードコートといって、簡単な食事ができる店が派手な電光板を光らせ軒を連ねている。そこへ行けば、中華料理、ピザ、パスタ、ラーメン、餃子、焼きそば、野菜炒め、カレーライス、弁当、お握り、大福やおはぎなど和菓子など店によって得意とする料理を提供している。値段も安い。食べる場所は、店舗の前に机と椅子を並べた広い空間があるので、そこで食べる。入れものは紙容器なので、使い捨てだ。持ち帰りも出来るので、好きな食べ物をテークアウトし、ホテルで食べることも可能だ。アラモアナ・センター内には白木屋があって、そこでは日本のデパートの地下で売られているお弁当、漬け物、惣菜などの食料品が手に入る。白いご飯、お赤飯も買えるので、それと惣菜を買って持ち帰るなら料理する手間は省けて、日本式食事ができる。
 
 ワイキキビーチやアラモアナショッピングセンターは行けば、免税店があるので、高級品を手に入れることも可能だ。クリスマス・シーズンになると、バーゲンセールが各店舗で始まるので、この時期はちょっとした衣料品や靴などを安く入手するチャンスである。このバーゲンセールをあてにして、日本から買い物に来る人がいるようだ。日本の床屋QBのような床屋もあり、カットだけだが$14でさっぱり出来る。【平成28年1月1日】
 
平成28年3月7日(月) 自宅にて記す







ハワイで見た珍しい車輌
  ホノルル市内を散歩していると日本ではあまり見慣れない車輌に出会うことがある。何百もの部屋を有するホテルやコンドミニアムのビルが乱立するホノルル市、その中で生活する人たちが出すゴミはどのように処理されるのか常々気になっている。ビル高階に住んでいる我々のホテルには、エレベーター脇に倉庫見たいな部屋がある。その部屋内部に緊急用、あるいはビル内を掃除する作業員専用のエレベーターがある。その部屋内エレベーター脇にゴミ置き場があって大きな容器がおかれてある。この中に、ゴミを分別せずに入れることができるようになっている。
 
 写真の上段と中央のやや大きめの写真は、たまたま早朝、気功体操に行った帰りに出くわしたゴミ収集車である。大型車の運転手が1人、白い小型車に1人の運転手が乗っていて、小型車がビル内に入り、赤色のキャスター付きゴミ箱をビル内から運んで出て来る。小型車はバックして、ゴミ箱を路上で待ち受けていた大型車の金属の両腕に受け渡す。受け取ったゴミ箱を持ち上げ、後部にある大型車のゴミ入れに放り出すようにゴミを入れる。これでゴミは回収され、後はゴミ箱を受け取ったときの状態に戻す。小型車はバックしてそのゴミ箱を受け取り、前進しビル内の元あった場所にゴミ箱を戻す。こうして、機械の力を借りてゴミの収集は行っている。
 
 左端の黄色い自動車の写真は、消防自動車である。ハワイの消防自動車は赤色ではなく、黄色である。それも高層ビルが多いからかと思うが、ハシゴ車の長さも結構長い。後部に運転席かと思われる席があるが、どうも長いハシゴを使うときに操作するハシゴ操作の運転席のようだ。消防自動車の下の写真は小型救急車。普通に使われている救急車はもう少し大きく、日本の宅配便自動車のようにボックス型で、色は白である。日本の救急車と違うところは、サイレンの音がやかましく、緊急時に点滅させる赤ランプの輝度は大きく、遠くからよく見える。消防自動車の下の写真は小型救急車だが、後ろから見たところ緊急時のフラッシュライトの数が多いのに気がつく。
 
 小型救急車の右は市民の足であるTheBus。そのTheBusの全面に自転車を乗せることが出来る。自転車の取り付け取り外しは乗ってきた客自らが行う。この市営バスは停車すると乗降階段が10cmほど下がり、乗り降りが楽になる。また、車椅子の客が来ると、乗降口にある鉄板が大きく回転し路面から車内に車椅子が入り易いようなブリッジが出来上がり、乗降が楽にできる。車椅子が中に入ると、一部の椅子が持ちあがるようになっていて、一時的に車椅子の駐車スペースが確保出来る。そして、車椅子が動かないように車輪のロック機構も準備されてある。日本では目的地の降車手前で降りる合図を押しボタンで行う。ハワイのTheBusでは、降りたい停留所の手前に来たら、窓際に張られてあるロープを引く。すると「Stop Requested」というサインが表示される。これで次の停留所には停車するなということがわかる。
 
 TheBusの右の写真は、ホノルルで有名な観光トロリーである。このトロリーはJTBとかHISなど運営会社、また、路線によって色や形が異なる。このトロリーは、観光用でホノルル市内に限られている。マウイ島全域をカバーするように走っているバスは、一回のバス賃が$2.5の市営TheBusである。トロリーの右の写真は始めて見る観光用車輌で、運転手はいるものの動かす動力は客全員が漕ぐペダルの回転力である。
 
 ペダル動力観光車輌の上の写真は、街中の樹木の枝が伸びたので切り落とし、その切り落とした樹木の枝を動力で細断し、ゴミ運搬車のような大型車の荷台に吹き飛ばし投げ入れることが出来る車輌である。この枝伐採車輌の上の写真はコンクリートミキサーのようで、この写真は立てた様子である。この工事現場まで運ぶ場合は、横に倒して写真に見えるタイヤを使って移動できるようになっている。以上述べたように、日本で見かけない珍しい車輌を眺めているのも楽しい。【2016年1月1日】
 
平成28年3月5日(土) 自宅にて記す