まず動く2

ブログ「まず動く」の写真容量が不足したため、ここに改めて「まず動く2」を立ち上げました。以前のブログ同様に、写真付き日記のつもりで投稿します。ご覧いただければ嬉しい限りです。
 
 〜「木曜午餐会」と「ハンドベル演奏会」〜
 今日は、木曜午餐会とクリスマスのハンドベル演奏会があった。木曜午餐会というのは、12月2日に投稿したように101年もの長い間続き、しかも毎週木曜日に開催される楽しく有益な講演会である。我々夫婦は、この講演会が大好きで、当地滞在中は朝の気功体操(こちらは毎日)同様に木曜午餐会には真面目に毎週通い勉強させて頂いている。会場であるマキキ聖城基督教会へ出かけるのは、アラモアナ・ショッピング・センターから歩いてこれまで参加していた。しかし、やや時間がかかるのだが、TheBus17番に乗れば教会前まで行けることが分かり、今年のマキキ聖城基督教会へはとても楽に行けるようになった。
 
 今日の演題は「みんな違っていい〜異文化交流を通してハワイと日本の架け橋を〜」で、講師は若林享子(メリーランド保育園園長)である。若林先生は、0歳〜5歳の子供を預かり、その子ども達と高齢者を一緒にお世話する施設をつくり運営している話しをした。子ども達も高齢者もともに喜び、楽しんで施設で生活している様子を伝えてくれた。年齢別にくくって教育している現状に疑問を持っているとのことで、その実践を行っている話しである。演題の「みんが違っていい」というのは、年少組あるいは年長組、小学校1学年、2学年というような枠でくくらずに、年齢・性別を区別せずに教育ができたら理想ではないかとの考えで、それを実践にうつされている。思えば、我々の子供のころは、小学校は年齢別にくくられ教育されたが、自宅周辺では、子ども達の年齢・性別は問わずに、自由に遊び回って成長したことを覚えている。そのころの子供達のような姿で教育するのがよろしいという考のようだと理解した。

 最後に木曜午餐会の会長新名瑛さんが、日本の福祉問題に触れ、福祉施設では多くの介護士さんが低賃金、重労働で止めていく現状にあるという。その解決策として、外国人介護士を雇う方向にあることに問題があると言われた。それは、安い賃金で雇える外国人介護士が増えれば、日本人介護士の賃金を大幅に増やせるとは思えず、現状の問題解決にはならないとおっしゃる。その通りで、同感である。
 
 今日の木曜午餐会の参加者は約60名で、私が座った席の周辺の方々の年齢は、なんと91歳、92歳、85歳であるので驚く。聞くところによると、参加者の平均年齢は、約80歳といわれている。参加者の多くは車を運転して会場に来るというのであるからさらに驚く。真喜子が今年80歳になったと自慢げに話したら、「あんたまだ子供よ」と言われ、彼女は嬉しがった。積極的に講師に質問し、ハグをする人は何と92歳のおばあちゃんだ。この場面は「一生勉強、一生青春」を目標としている木曜午餐会会員の生きる姿を現すとても素晴らしいひとコマであった。
 
 夜は、クリスマスシーズンを迎えたこともあって、その催しの一環であろうか、第8回ハワイ日本語キリスト教会連合「心に光を」クリスマスという催しに弘子さんから招待を受けた。ご主人が車でイリカイ玄関に出迎えいただき、オリベット・バブテスト教会まで連れて行ってくれた。この催しの内容は、子供と大人の教会員による「ゴスペル・フラダンス」「音楽とメッセージ”スペシャルゲスト "菊池るみ子” ハンドベル演奏」「みんなで歌おう ハレルヤコーラス」「キャンドルライト・サービス きよしこの夜」、最後にクリスマスの感謝の祈りで終わった。
 ハンドベルの演奏は、とても素晴らしく、一人で演奏しているとは思えないほどであった。普通、このベル演奏は、自分の持ち分箇所を演奏するそうだが、菊池先生は、それを一人でやり遂げる。ベルの数は、客席から見えないので不明だが、30本のベルを操ることを聞いたことがあるので、そのくらいのベルが机に置かれていたと思われる。
 
 昨年もこの教会に来て、ヘンデルのハレルヤコーラスをオーケストラ演奏のもとでみんなで歌ってクリスマスを祝ったことを思い出す。【2018年12月5日】
 
平成30年12月8日(土)  イリカイ・ホテルにて記す
 







〜朝焼け、夕焼け〜
 ベランダから見える朝焼けもきれいである。太陽が昇る方向にビルがあり、その間に空が見える。その空に広がる雲の状況により、毎日見える雲の輝き、美しさが異なる。ビルの谷間に見える今日の雲は、やや大きく広がり太陽の光であざやかな様相を現していた。
 
 サンセットと言えば太陽と海と雲、それに日没近くの太陽のそばにヨットが通過するかどうかで、サンセット時の光景が大きく変わる。その光景を見るのが楽しみになった。
 12月の日没は、5時50分ごろである。5分ほどで海岸に着くので、5時を過ぎ部屋をでると、日没寸前の太陽と日没後の太陽が無くなった海と陸の世界が観られる。ここのところ毎日5時を過ぎると海岸にでる。座る場所もいつのまにか決まり、毎日そこは我々の席だと言わんばかりに座る。この席は、昨年座った席と同じで、枯渇した大きな木の一部が横倒しになっている、その木である。昨年は、サンセットを見に来たこの場所で突然ハワイ・アザラシが現れ、日没の太陽とアザラシの両方が観られ、感動した覚えがある。よく晴れ、天空に雲がないと真っ赤で眩しい太陽が、徐々に橙色に変わり肉眼でまん丸い太陽が見えるようになる。やがて、その太陽が沈みはじめると半円形になり、やがて小さな点になって見えなくなる。太陽が沈んで見えなくなっても、サンセットを見に来た人達は、暫くそこでじっとして各自思いふけっている。キスをはじめる若いカップルもいる。
 
 サンセット後、思いにふけり暫くたち、重い腰を持ち上げ帰路につくが、まだ、明るいので遠くのダイヤモンドヘッドが良く見える。海から陸あげされたばかりのボート周辺に人があつまり、なにやら相談している姿がみえる。こうして、部屋に帰りベランダから外を覗くと、まだ薄明るく、人がいないラグーンがよく見える。【平成30年12月5日】
 
平成30年12月8日(土)
 
 
 







〜ハワイアンキルトの弘子さん〜
 ハワイでロングステェイを行うためにやって来た7年前に、初めて会った日本人が弘子さん(宇田川弘子さん)である。弘子さんは、当時Hawaiian Quilt Correctionsというハワイアンキルトの専門店の責任者であった。Makikoはパッチワークを趣味としてやっていたが、ハワイロングスティを行うなら、ハワイアンキルトを勉強したいといい、アラモアナ・ショッピング・センター2階にあるHawaiian Quilt Correctionsを訪れ、対応してくれた人が弘子さんであった。彼女からハワイアンキルトの説明を受け、ハワイアンキルトのセットを買った。その時、アラワイ運河沿いの公園で、丁度コンベンションセンター真裏のところで、気功体操を毎朝7時〜8時までやっているので、参加してみてはどうかと誘っていただいた。言われる通り翌日の朝から、アラワイ運河沿いの公園へでかけ、毎朝気功体操に参加するようになった。

 この気功体操に参加するようになって、現地の人達との交流が生まれ、Jimmy、Kimmy、Judy、Mary、Shirley、Roger・・・・・・・・・・・・という名前の方々と仲良くなった。Jimmy &Kimmyは夫婦で、元ハワイ大学の教授で、しかも専門が近いこともあって元勤務していた研究室を案内してもらった。また、仲間の何人からかは朝食に、ある場合には夕食に誘われ、徐々に気功体操の仲間との交流が深まってきた。こうした輪が広まったのも弘子さんのお陰である。
 
 今年で7回、ハワイ州ホノルル市、イリカイ・ホテル(コンドミニアム)にお世話になった。当地に来る度に、真っ先に必ず会う人は弘子さんである。彼女は、有名な文化服装学院を卒業し洋裁が得意で結婚後、ご主人の都合でグアム島に住んだことがあるという。その時に、住んでいたコンドミニアム内にパッチワーク店、その店の先生からパッチワークを習った。ハワイに移り、ハワイアンキルトを勉強し、上述したHawaiian Quilt Correctionsに勤め、その責任者になった。同時に、ハワイに訪れた観光客にハワイアンキルトを教える先生もやっている。その弘子さんからMakikoはハワイアンキルト教わり、7年が経った。Koichiがこのブログを作成中の今現在も、横で、Makikoはハワイアンキルトの作成に夢中である。こうして、Makikoは弘子さんのハワイアンキルトの生徒であり、客であり、親友でもあるような関係になった。

 3週間近く前にハワイ入りしていたが、なにかと忙しく、今日、その弘子さんが教えている、ワイキキ、ビーチウオークのHawaiian Quilt Correctionsの店で1年ぶりに会うことができた。教室が終わる12時半まで、30分ほど待ち昼食をともにしようということになり、安くて美味しい店を紹介するということで、vietnam料理店に案内され、ベトナム料理をご馳走になった。食事しながら、1年間会わなかったので、積もる話しができた。その中で、米軍のパイロットと結婚したお嬢さん一家が横田基地に転勤になり、横田に今住んでいる話しがでた。横田基地は入間市に近いので、お孫さんに会いに日本に来るような機会があったら、ぜひ声をかけてくれるようにとお願いし別れた。いつか、日本で再会できることを願っている。

 夕方、サンセットを観に裏の海岸へでた。今日は薄雲が一様に広がっていたので、沈みゆく太陽はまん丸に見えた。また、サンセット後のダイヤモンドヘッドの写真も日没にもかかわらず、きれいに撮れた。【2018年12月4日】
 
平成30年12月5日(水)  イリカイ・ホテルにて記す
 







〜「子供たちにおもちゃを」パレードとマジックアイランド〜
 12月の第1日曜日(今年は12月2日)は、「子供たちにおもちゃを」という意味のTOYS FOR TOTSのパレードがイリカイ・ホテル前の大通り(ALA MOANA BLVD)片車線を封鎖して行われる。このパレードは、普通のパレードと異なり、1,000台ともいわれるほどの沢山のバイクが目抜き通りを爆音たてパレードする。パレードの出発点はアラモアナ・ショッピング・センターの海側にあるマジックアイランドである。ここに、千台を超えるバイクが集合し、午前7時に集合しはじめ、11時20分ごろ集合したバイクの最後がマジックアイランドを離れる。パレードはWaikikiを通り、終点のKCC(Kapiolani Communitiy college)へ向かう。子ども達に配るオモチャは、ala Moana, KCC, Kakaako Parkに下ろされるという。
 
 イリカイ・ホテルの前の通りを通るので、その爆音でパレードが始まったかは分かる。最初にこのバイクパレードを観たのは、2回目のロングステェイの時である。チェックインが午後3時なので、早く着いたので時間調整のため荷物をイリカイに預けマジックアイランドを訪れた時である。高級バイク、改造車などのバイクで広いマジックアイランドの駐車場は埋め尽くされていて、それらを眺めるだけで楽しい思いをした。このパレードが12月第1日曜日だと知り、その後は毎年のように、このバイクパレード(TOYS FOR TOTS)を観ている。恵まれない子ども達にオモチャをプレゼントするというアイディアに共鳴したMakikoは、沿道に立ち声を上げ応援している姿が印象的だ。
 
 バイクパレードを観て部屋に戻ると、友人Shirleyが、電話でサンセットが始まるころ、マジックアイランドへ散歩行こうと誘ってくれた。彼女の自動車でイリカイまで迎えに来てくれ、マジックアイランドへでかけた。空は晴れ、サンセットが始まる少し前だったので夕焼けが美しく、最高の景観に恵まれ、マジックアイランドの散歩で非常に気持ちがいい思いをした。ダイヤモンドヘッドをはじめ、ヨットハーバー、イリカイやヒルトンの建物が輝いて見え、とても気持ちの良い散歩ができた。このように景観がよい観光スポットなので、結婚式を終えたカップルが写真を撮っている姿が数組見えた。それはウナギのように長くて真っ白なリムジンが何台か駐車していたことからも分かる。誘ってくれたShirleyに感謝である。彼女はいつか日本に行きたいと言っているので、その時、このお返しをしようと思っている。【平成30年12月2日(日)】
 
平成30年12月4日(火) イリカイ・ホテルにて記す







〜ハワイで丸亀うどん、美味しい!〜
 日本の丸亀うどん店で行列している姿は見たことがない。ハワイ・ワイキキにある日本の丸亀うどんの前には、いつも長い行列が出来ている。イリカイ・ホテルはワイキキとアラモアナ・ショッピング・センターの中間より、ややアラモアナ・ショッピング・センターよりに位置している。その関係もあって、日常の買い物はアラモアナ・ショッピング・センターへ出かけることが多い。三食の食材などは、近くにスーパーマーケットがあるので、そこで用が足せる。ジュースとかバター、あるいはパン、果物などはイリカイ内にあるコンビニエンス・ストアで間に合う。このような理由であまりワイキキへは行かない。
 
 ワイキキは観光客で賑わい、物価もやや高いようなので、日常生活用品を求めにわざわざ出かけることはない。でるとすれば、気分転換のためあるいは日本から友人が来たので泊まっているホテルに会いに行くという程度である。今日は気功体操の仲間がワイキキでブラック・フライデイのような特売をやっていて、大勢の人が集まっているという情報を伝えてくれたので、夕方ワイキキへTheBusで出かける。下りたTheBus停前に行列が出来ているので、近づくとそこは丸亀うどん店であった。行列の人達の顔ぶれを見ると日本人もいるが、多くの人達は世界各地から来た観光客のようである。
 
 写真にみるように長い行列、通りに面してUDONと書かれた看板が目につく。外から客の混み具合、日本のようにレストラン前に展示されている商品、「うどんの種類」のサンプルと値段がよく分かるようになっている。入り口を入ると直ぐ右で、うどん粉を練っている職人の姿が、また厨房の端では茹で上げたうどんをドンブリに入れている様子が見える。それに、かき上げうどん、天ぷらうどん、肉玉うどんなどに番号が付けられ、その番号を言えば食べたいうどんが直ぐ買えるようになっている。さらに、エビとかかき揚げをオプションで欲しい場合は、皿が積み上げてあるので、列の進行とともに目前に並べられた、エビ天、いか天、コロッケなどを自由にその皿に取る。列の最先端にレジがあるので、そこで会計を済ませる。求めたうどんセットを箸、唐辛子、ワサビが置いてある空席に持っていき、食べるという具合に食事する。
 
 以上述べたように、店内で食事している様子、職人がうどんを作り上げている様子、販売している釜揚げうどん、ぶっかけうどん、天ぷらうどん、肉玉うどんなど「うどんのサンプル」を並べた陳列棚、それに値段が良く見えるように提示されている。もちろん味も美味しく、安いので客に好まれているようだ。値段は、ぶっかけうどん$3.75、肉玉うどん$6.25、エビ天$1.75、サツマイモ天ぷら$1.5である。こうした理由で連日の行列がみられているものと思われる【2018年12月1日】
 
平成30年12月3日(月) イリカイ・ホテルにて記入