まず動く2

ブログ「まず動く」の写真容量が不足したため、ここに改めて「まず動く2」を立ち上げました。以前のブログ同様に、写真付き日記のつもりで投稿します。ご覧いただければ嬉しい限りです。
 
7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜食べ物と食事〜
 どこへ行っても食べ物と食事、それに水は生活上で欠かせない。ハワイの生活でも、食べ物と水をどうするかは一番の問題である。イリカイ・ホテルの水道水は飲めるので安心して水道水を直接飲んだり冷蔵庫で氷を作る水として、また料理にも使ったりしていた。しかし、コーヒーを入れる場合は、少しは美味しいかと思いコンビニエンス・ストアで買ったペットボトルの水を使っていた。食事は、なにかと出かけることが多いので市内の散歩を兼ね、フードコートや日本語で書かれているレストランが目につくと入ることがあった。部屋には一通りの調理用具が揃っているので食材を手に入れれば、ほぼ何でも料理して食べられる。しかし、相棒が料理にあまり熱心ではないので、つい外食するかコンビニで出来合いの弁当、おにぎり、インスタント食品を求めて食べることをしていた。朝はパンにバター、ハム、チーズ、野菜、ヨーグルト、ジュース、コーヒーで済ませ、昼は外出するときはフードコートでうどん、そば、ラーメンなどの麺類、夜は天ぷら、唐揚げ、焼き肉用の肉などを買い物に出かけた折に買い部屋で食べるようにした。
 
 写真に見るように2人自宅で食べるときは質素な食事である。豪華な料理が並んでいる写真は、木曜午餐会の会長さんの新名さん宅に招待されたときの夕食である。10人ぐらいの招待客が各自料理を持ちより夕食を楽しむために集まった時の食卓である。ハワイでこのような豪華な日本食を頂けるとは思わなかった。新名さんはカレーライスを作るのが上手で、それがまたとても美味しい。何回かその手作りカレーライスをご馳走になったことがあり、その味は忘れ難い。新名さんの手作りカレーが食べたく、日本から新潟のコヒヒカリをお土産に持っていき、カレーを作っていただいた時もある。集まった皆さんと一緒に美味しいコヒヒカリのカレーライスをご馳走になったことは忘れがたい想い出である。日本人だけの集まりなので、食事が美味しいのは当然とし、話題となる話しにも弾みがつき、非常に楽しいひとときを過ごせた。一昨年お邪魔したときは、丁度大晦日であったので、年越しそばをご馳走になり、その上、元旦にワイキキビーチで大規模な花火が打ち当てる様子を参加者全員で屋上に上がり見たことは忘れがたい想い出となった。
 
 日本では饂飩(うどん)はありふれ、どこへ行っても食べられる。日本の「丸亀うどん」店(写真左下)がホノルルのワイキキに数年前からオープンしている。ワイキキへ出かけたときには食べることがあるが、いつも長い行列が出来ていているので入りにくい。気が向いたときに行列の仲間入りし、少々待って中に入る。それほどまでにホノルルの「丸亀うどん」は人気がある。うどんと言えば、写真中上の稲庭風うどんという冷凍うどを日本食品スーパ―「NIJIYA MARKET」(写真左上)で見つけた。このうどんは、とても美味しくて、本場稲庭うどんに匹敵するほどだ。このうどんを見つけて以来、我が家の冷蔵庫の中に稲庭風うどんを常駐させている。だし汁も買えるので、それに天ぷらを求めと簡単に天ぷらうどんが簡単に作れるので、よく食べた。
 
オアフ島のノースショアではガーリックシュリンプが有名だが、写真右下2枚に示すそのシュリンプを売る黄色のボックスカーの出店がイリカイ・ホテル裏手ラグーンに毎日やってくる。ガーリックシュリンプが11ドルで買えるので2回ほど買って食べたことがある。シュリンプは少なく、ポテトチップスがやたらに多く、味は今イチである。人に誘われたり誘ったりして、焼き肉、中華、日本レストランにも行ったが、いずれも30ドル〜60ドルとお高い料理である。ハワイの名物であるロコモコ、パンケーキも食べたが、量が多くて食べきれず、あまり上手いとは思えない。夫婦ともアルコールを全く飲まないので、レストランでワインを楽しみながら食事を楽しむという雰囲気は味わったことがない。そのようなレストランには、ほとんど入らない。
 
 食生活に関しては、上述したように質素で、あまり高級なレストランへは行かず1ヶ月を過ごした。唯一、豪華な食事と言えばMakikoの誕生日を祝う日のディナーで、プリンスホテルのレストランでのビュッフェスタイルの1人70ドルの食事であった。その他でやや高級な食事は、イリカイ・ホテルのCHINAMONS RESTAURANTでの夕食で1人30ドル、誠心日本料理店でおまかせにぎり寿司1人25ドルである。その他は、丸亀うどん店でぶっかけうどん(3.7ドル)とエビ天ぷら2個(3.4ドル)で合計7.1ドルの食事、SHIROKIYAでチキンカレーライス8.98ドル、おむすび専門店GABAでおにぎり2個で5ドルなど大まかであるが、以上のような食事をとって過ごしてきた。【2018年12月14日】
 
平成31年2月10日(日)  自宅にて記す







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜お仕事〜
 ハワイでロングステェイして、何をしているのとよく人に聴かれる。実は、今も5校の看護専門学校(2019年から4校)で「看護人間工学」という科目を教えるため教壇に立っている。現役の時は、機械学会、計測・自動制御学会、人間工学会、バイオメカニクス学会などいくかの学会の会員であったが、それを整理し今では日本人間工学という学会ひとつだけの会員となっている。この人間工学はあまり聞き慣れない分野かと思われるが、Koichiにとって非常に興味があり、魅力的な分野なのである。それは、人間と関わる全ての事柄、事物が関係しているからである。例えば、自動車運転席を例にとっても、椅子の座り心地、ハンドルのサイズや位置、アクセル・ブレーキの設置位置、クラッチのシフトレバーやその設置位置、速度・ガソリン残量・温度・時計など走行速度、室内温度、ガソリン残量などを知らせる各種メータの読み易さ、バックミラーやサイドミラーの見え易さなどは、運転手にとって非常に重要である。今では安全性、乗り心地、使い易さ・見やすさなどはかなり確立された。ここに至るまで安全で乗り心地良い現状の車が出来上がるまでに、並大抵ではない研究や考案がその陰にあった。このような安全で快適な運転が出来る車の設計・製造あるいは改良を行っていく分野が人間工学の役割分野である。ここでは車の例を挙げたが、小は自転車や車椅子、大は飛行機、船舶、電車、バスなどの乗り物には人間工学が重要な役割を果たし、日夜進歩を続けている。
 人間が使う工具、道具、機器などにも安全で使いやすさを追求する人間工学が関わっている。看護でも医療機器や医療道具・用具は沢山使われているが、当然この分野においても人間工学は関係している。機器や道具は人間が扱う。それらの扱いが危険であったり、操作間違いが多発したりするようなら、それらを扱う担当者は危険で仕事の能率や効率はあがらないし、疲れたりもする。今、Koichiが注目しているのは看護の分野である。看護師は重い患者をベッド回りで中腰になってケアすることが多いので、腰痛を発症する人が多い。その中腰姿勢がなぜ腰痛に関係するか、看護業務で腰痛を起こした割合どのくらいかなどを調査したことがある。その調査をイギリス・アバディーン市で行もったことがある。それ以来、看護大学の先生がたと共同で看護師の動作研究を行ってきた。理系の人間であるから医療、看護の分野は素人である。しかし、力の測定は得意とするので、看護師が患者を扱う場合に発揮する力や患者を持ち上げる場合の力の測定はできる。看護動作は看護大学の専門家が、その動作で発揮する力の測定を我々理系の人間が担当してきた。
 前書きが長くなったが、以上のような看護動作の研究で得た知見を看護大学で大学定年まで教えてきた。その流れで、今では看護専門学校で看護人間工学という科目を4月からの春学期、4校において非常勤で教えている。
看護専門学校の学生は、高校時代に物理を履修せず生物を学んだ学生がほとんどである。そのため、腰痛発症の主たる原因は重力が関係し、負担の大きい看護の仕事では力の説明をするが難しいと感じている学生が多い。これを分からず仕舞いで通り過ぎると、腰痛予防あるいは作業負担の度合いなどの理屈が不明で、講義は聴いたが腰痛予防にはつながらないことになる。そのためにどうしても物理、特に力学を勉強しないと先に進むことは出来ない。こうしたこともあって、看護に関わる力、重力、重心、重心線、圧力、速度、加速度など物理・力学の基礎を1年生に教えている。この話しを分かってもらうためには、教科書だけでは難しく、実験や映像を取り入れ、理解を深める必要がある。こうしたことで、毎年、教室で演示する小規模な実験装置を考案・試作し、看護学校でそれらを見せ、学生自身に触ってもらい動かし、物理の基本や力学原理を納得してもらっている。その物理の基本や力学がどのようにして看護と結びついていることなどを説明することも講義「看護人間工学」の一部である。こうした、分かりやすい授業の準備を行うために暖かいハワイにやってきてアイディアをだし、そのアイデアを実現する準備をロングステェイ中に行っている。また、過去には分かりやすい看護に関わる人間工学の本の原稿執筆をロングステェイ中に行ったこともある。7年目の昨年は、12月中旬に帰国することにしていたので、年賀状の投函に間に合うので現地で年賀状を書いた。このようなことを仕事としてKoichiはロングステェイをしている間に行っている。

 一方、妻のMakikoはパッチワーク愛好家を自称し、パッチワークを楽しんでいる。ところがハワイへ行けば、ハワイアンキルトが有名なので、ハワイでは写真のようなハワイアンキルトを夢中になって行っている。その疲れもでることがあるので、中休みのうたた寝することもある。
 ホノルル市内のアラ・モアナ・ショッピング・センター内にキルト教室を開いているHawaiian Quilt Collectionというハワイアンキルトショップがある。ここの責任者がHirokoさんという方でハワイアンキルトの先生でもある。Makikoは毎年ロングステェイでハワイを訪れる時には必ず、Hirokoさんに会いハワイアンキルトの布地を求め、かつ、教授を受けている。Hirokoさんに出会えたお陰で、毎朝一日も休まないで参加しているアラワイ運河沿いの気功体操にも出会えたのである。ハワイ滞在中にはハワイアン・キルトは完成できないので、日本に戻っても毎日完成の日を目指して、手先を動かし続けている。以上が、Makikoのロングステェイ中の仕事である。【2018年12月14日】
 
平成31年2月4日(月)  自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜イリカイの部屋の中について〜
 普通、コンドミニアムは、これまで住んでいた自宅同様の生活が入居して直ぐにできる。部屋に入ると左側にトイレ、洗面所、湯の出がとても良いシャワー室がある。右側にキッチンがあり、そこには写真に見るような調理用電気コンロ、その下には大きなオーブンがある。写真には写っていないが大きな冷蔵庫もある。写真のような電子レンジ、コーヒーメーカー、強力なミキサー、トースターなどもある。引き出しを開けると、ナイフ・フォーク、大小様々なナイフ・包丁、缶詰オープナーがある。上の棚には、食器類が下の棚には大小の鍋、フライパンが揃っている。

 以上のように入り口ドアを開け入ると短い通路があってその左右に上述したトイレ・シャワー室、キッチン、掃除機などの物置がる。この短い通路の先は、広い寝室と居間を兼ねた部屋となっている。ここには、食卓、ソファ、バカでかいダブルベッド、テレビ、クーラー、電話、WiFi装置などが置かれ、いつでも使えるようになっている。部屋とベランダとの間に大きな空調設備がある。少々音はうるさいが、良く効くので直ぐに寒いくらいの温度に調整はできる。ただし、日本の温度単位は摂氏(degree Celsiusで℃である)が、ハワイの温度単位は華氏(degree Fahreheit 、略°Fで32°Fが0℃である)である。日本の24℃は華氏で75.4°Fであるので、暑いと思われる日には空調を入れるがその時の設定温度を約75°Fした。華氏°Fの世界に慣れていないので、温度設定には戸惑うこと多々あった。

 上述したように部屋は、リビングルーム(ダイニングを含む)とキッチン、ベッドルーム(寝室)、バスルームで構成されている1ベッドルームである。日本式なら1LDKのようである。比較的広いベランダがついていて、ここには丸いガラス板の机と座り心地がよい椅子2脚がある。ここからの眺めは前回のブログに載せたラグーンと大海原が見える。また、金曜日の夜には目前に打ち上げられる花火が部屋に居ながらに見える。

 無料で使えるWiFiが部屋にあるので、日本とメールのやりとりやネット検索が自由に出来、情報交換に関する不便はなかった。また、部屋に電話もあるので、かかってくる日本の友人からの電話は問題ないが、現地の外国人からの電話は会話に英語でやや苦労があった。住んでいて突然、電気が止まった、水道の水がでない、シンクが詰まって水はけが悪くなったなどの問題が起こることがある。このような場合は、部屋の契約会社Marina Hawaii Vacationへ相談すれば、エンジニアが直ぐにやってきて修理してくれる。
 以上のようにコンドミニアムの滞在は、異変が起こらない限り、極めて快適な生活ができる。【2018年1月14日】
 
平成31年2月3日(日) 自宅にて記す
 







7回目のハワイ・ロングスティまとめ 〜イリカイ・コンドミニアム〜
 昨年、2018年12月19日に投稿して以来、早1ヶ月半が過ぎた。昨年12月15日にハワイロングステェイを終え無事帰国し、2012年から7年間行ってきたハワイロングステイの幕を閉じることにした。そのため、昨年の7回目のロングステェイで特に印象に残ったことを記しておく。
 帰国後は、ここ何年か暮れの大掃除を行わなかったので掃除したことと、なにかと雑用に追われていたことがあって、しばらく投稿を怠っていた。帰国2日前(12月13日(木))に木曜午餐会で講演した様子を投稿したのを最後に、ハワイ日記は今日に至るまでしばらく休んでいた。ハワイロングスティは7年間、毎年12月のホノルルマラソン開催の前にでかけ、年によるが正月明けに帰国していた。今後は体調を考え、昨年のロングステェイで中止することにした。
 2012年以来、冬の寒い時期に毎年30日〜40日とそれほど長くはないロングステェイを行ってきた。ホノルルマラソン後にスタートする「10km・レース・デー・ウォークウオーキング」に参加し、その後クリスマス、お正月をハワイで過ごそうと考え、冬場のハワイロングステェイを続けてきた。早いもので、毎年寒い日本の冬を逃れ、7年間冬の寒い一時期であるが、ハワイでロングステェイを行った。
 このロングステェイ行う前は、毎年のようにヨーロッパ、アメリカ、東南アジアに出かけていた。ヨーロッパは、列車乗り放題のユーロパスを使い短い時で20日、長い時で40日ぐらいの日程で、ヨーロッパ列車の旅を楽しんできた。列車の旅で長かったところといえば、ローマからイタリアのシチリア島に入り、そこからイタリア縦断、スイスを通り、ドイツのベルリンまで列車で回ったことがある。また、別の思い出はスペインのバルセロナから、フランスパリを経由してドーバー海峡を船で渡りイギリスのプリマスに着き、そこからロンドンを経てスコットランドのアバディーンまで列車と船の旅をしたこともある。70歳を過ぎたころから、体力の衰えを徐々に感じ始めたので、列車で移動する旅は止め、冬場の寒い時期に暖かいハワイでロングステェイをしてみようとMakikoと相談し、それを実行してきた。そのきっかけは、ハワイ5日間の格安のツアー89,800円(ハチキュッパ)でまずは、コンドミニアム探しを目的に2012年の4月にハワイを訪れた。この時、素晴らしいコンドミニアム、イリカイ・ホテル(ホテルとコンドミニアムが共存している)を見つけ、この年の12月から翌年の正月明けまで、以下に述べるイリカイ・ホテルに滞在したのがハワイロングステェイの始まりである。
 ワイキキとアラモアナ・ショッピング・センターとの中間にイリカイ・ホテルがあることをあらかじめ調べておいたのでそこをまず訪れた。何軒かビルの中にコンドミニアム斡旋業者はあるようだが、イリカイ・ホテルに入りカウンターでコンドミニアムの話しをしたところ、2階にあるMarina Hawaii Vacationを紹介された。山側、海側、ヨットハーバー側にベランダがある部屋を見せてもらったら、どの部屋も素晴らしいので、とりあえずラグーンと海が見える部屋を選び、2012年12月初旬から翌年1月正月明けの予約を入れた。この年は、調査とロングステェイで2回ハワイを訪れたことになる。部屋が気にいったので、12月の滞在を終えた帰国時に、翌年の部屋の予約を入れ帰国した。翌年の部屋は同じ部屋とは限らない。希望した入居月と滞在期間を申し出て、その間に空いている部屋があれば予約出来る。その希望する部屋がたまたま空いていれば直ぐに見せてもらえ、それで予約はできる。そうでない場合は写真で部屋を見て判断する。帰国後に日程や空き部屋があればメールで変更は出来る。
2012年の第1回滞在以降、7年間イリカイ・コンドミニアムに毎年世話になった。大きなビルの中にホテルとコンドミニアムが共存しているので、イリカイ・コンドミニアムはイリカイ・ホテルと同じと考えてよい。1週間以内の短期滞在だとホテル、それ以上長期滞在するならコンドミニアムを選ぶと宿泊代は安くなる。
 以上のような経緯でイリカイ・ホテルのロングステェイが始まった。イリカイ・ホテルの様子は毎年滞在していたので部分的にこれまで何回かブログで紹介してきた。今回も改めてイリカイの様子を簡単に述べる。
イリカイ・ホテルは前述のようにワイキキビーチとアラモアナ・ショッピング・センターのほぼ中間位置にあり、ホテル裏のビーチはワイキキビーチの西の外れである。イリカイ・ホテルの建屋は、三菱あるいは三ツ矢サイダーのロゴのように3方に部屋が張り出した特殊な形をした建物で、ワイキキ界隈で一番初めに建てたビルだそうだ。海側の部屋からはお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパが見え、イリカイ・ホテルとの間にラグーン(潟)が見える。写真のラグーン上方に左右に細長い陸地が見える。ここで毎週金曜日の夜7時45分から花火が打ち上げられるのは有名である。その花火を観ながらディナーを楽しむクルーズ船もでている。海側の部屋を選べば写真のような景色が見られる。極めてまれだが、虹を見ることもある。ロビーには12月クリスマスシーズンに入ると直ぐにクリスマスツリーが飾られる。また、中庭にも電飾ツリーやトナカイなど動物のデコレーションも飾られる。また、この中庭で規模は小さいが毎週金曜日になるとハワイ音楽の演奏とハワイアンソングが歌われ、それに合わせてダンスをする人達もいる。イリカイ・ホテルの冬場は、欧米人、特にカナダ人、オーストラリア人が多いと聞く。日本人も見受けるが少ない。
 イリカイ・ホテルの近くにはコンドミニアムも沢山あるが、こちらは日本のマンションのようで、上述した立派なクリスマスの飾りや週末の音楽サービスはないようだ。イリカイ・ホテルは、ホテルとコンドミニアムが混在しているので、建屋内にレストラン、コンビニ、お土産屋、結婚式用写真屋などがある。店はお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパに比べたら、問題にならないぐらい小規模の店ばかりである。イリカイの直ぐ目の前にABCというコンビニもある。コンビニとレストランが近くにあるので、部屋で料理しない場合は外食、あるいはコンビニでおにぎり、サンドウィッチ、コーヒーなどを買って部屋で食べることも出来るので、生活には不便しない。TheBusに乗って、アラ・モアナ・ショッピング・センター、ドンキホーテ、セーフウエイなどのスーパーへ出かけて食材を買うこともよくある。
 イリカイ・ホテルは、ワイキキへは徒歩で約20分、アラ・モアナ・センターへ15分ほどで行ける地の利の良いところにある。オアフ島内を縦横に走っているTheBusのバス停が目の前にあり、非常に便利だ。シニアTheBusパスを持っているので、ホテル前からどこへ行くのもTheBusを利用している。このパスは40ドルで4年間有効なシニアカードを求め、そのカードに使用月の色別けされたシールを1ヶ月6ドルで求め貼ってもらうと、1ヶ月間乗り降り自由で便利なのでそのパスを有効に利用していた。
 今後は、しばらくイリカイ・コンドミニアムの部屋やご近所の様子を思い出しながら順次紹介する。【2018年12月14日】
 
平成31年2月3日(火) 自宅にて記す
 







7回目のハワイロングステェイを終え自宅に戻る
 1ヶ月間のハワイロングスティを終え、今日14日は帰国の日だ。木曜午餐会での講演を13日(木)に終え、その翌日に帰国するので木曜午餐会の講演終了後に帰国の支度をした。14日の出発が11時であったので、少々早いが午前7時に予約しておいたタクシーに来てもらい、ダニエル・K・イノウエ(Daniel K. Inouye)国際空港へ向かう。空港までのタクシーはいつもならホテル入り口に待機しているタクシーを利用した。今回、初めての試みで現地の日本語新聞に掲載されていた広告(チップ込み35ドルで空港へ)を見たので前日予約を入れておいた。昨年はイリカイ・ホテル前に待機中のタクシーに乗ると35ドルぐらいで空港まで行き、チップを含めて40ドルを払った。それが、チップ込み35ドルで空港まで行くというので、電話予約しておいた。しかし大型スーツケース2個、中型が2個で4個の重い荷物を快く上げ下げしてくれたので、昨年同様に40ドル払った。運転手は非常に喜んでくれたのが印象的だ。

 出発まで4時間もあるので空港で、時間をどのように過ごすか悩むところだ。日本の空港と異なり、ハワイの空港施設は劣っているので、朝食は簡単なハンバーガーとコーヒーで済ませ、航空機搭乗口ロビーでパソコンを使いブログ文章を入力し時間を過ごした。

 行きの飛行時間は8時間ぐらいで帰りは9時間ほどなので、非常に長く感じられた。ヨーロッパあるいはアメリカ本土までだと、12時間ぐらいかかるので、それに比べれば疲れは少ないが、それでも非常に疲れた。この疲れは、そろそろ海外の旅を卒業する時期がきたことのサインなのかもしれない。

 成田に翌日の15日に無事着き、京成電鉄のスカイライナー号に乗り、日暮里駅で山の線に乗り換え池袋駅、そして狭山ヶ丘駅に午後6時ごろ着いた。あらかじめ4個のスーツケースは成田で宅配便を使い送っておいたので、リュックを背負っただけで手ぶら同然で電車に乗れた。家の中は冷蔵庫に入ったかのように、冷え切っていた。暖房器具を全開にし、部屋が暖まるのを待つ。正月を久しぶりに自宅で迎えることになったが家の大掃除は、これまであまりやっていない。その掃除をこれから正月に向けしなければならない。最低気温が約20℃のハワイから10℃を下回る低い気温のところ移り、これから生活するので、それに慣れるまでしばらく時間がかかりそうだ。帰国して1ヶ月半もブログ投稿を怠っていたので、詳しい当時の様子が思い出せないでいるのが残念である。【2018年12月15日】
 
平成31年1月31日(木)  自宅にて記す