昨年、2018年12月19日に投稿して以来、早1ヶ月半が過ぎた。昨年12月15日にハワイロングステェイを終え無事帰国し、2012年から7年間行ってきたハワイロングステイの幕を閉じることにした。そのため、昨年の7回目のロングステェイで特に印象に残ったことを記しておく。 帰国後は、ここ何年か暮れの大掃除を行わなかったので掃除したことと、なにかと雑用に追われていたことがあって、しばらく投稿を怠っていた。帰国2日前(12月13日(木))に木曜午餐会で講演した様子を投稿したのを最後に、ハワイ日記は今日に至るまでしばらく休んでいた。ハワイロングスティは7年間、毎年12月のホノルルマラソン開催の前にでかけ、年によるが正月明けに帰国していた。今後は体調を考え、昨年のロングステェイで中止することにした。 2012年以来、冬の寒い時期に毎年30日〜40日とそれほど長くはないロングステェイを行ってきた。ホノルルマラソン後にスタートする「10km・レース・デー・ウォークウオーキング」に参加し、その後クリスマス、お正月をハワイで過ごそうと考え、冬場のハワイロングステェイを続けてきた。早いもので、毎年寒い日本の冬を逃れ、7年間冬の寒い一時期であるが、ハワイでロングステェイを行った。 このロングステェイ行う前は、毎年のようにヨーロッパ、アメリカ、東南アジアに出かけていた。ヨーロッパは、列車乗り放題のユーロパスを使い短い時で20日、長い時で40日ぐらいの日程で、ヨーロッパ列車の旅を楽しんできた。列車の旅で長かったところといえば、ローマからイタリアのシチリア島に入り、そこからイタリア縦断、スイスを通り、ドイツのベルリンまで列車で回ったことがある。また、別の思い出はスペインのバルセロナから、フランスパリを経由してドーバー海峡を船で渡りイギリスのプリマスに着き、そこからロンドンを経てスコットランドのアバディーンまで列車と船の旅をしたこともある。70歳を過ぎたころから、体力の衰えを徐々に感じ始めたので、列車で移動する旅は止め、冬場の寒い時期に暖かいハワイでロングステェイをしてみようとMakikoと相談し、それを実行してきた。そのきっかけは、ハワイ5日間の格安のツアー89,800円(ハチキュッパ)でまずは、コンドミニアム探しを目的に2012年の4月にハワイを訪れた。この時、素晴らしいコンドミニアム、イリカイ・ホテル(ホテルとコンドミニアムが共存している)を見つけ、この年の12月から翌年の正月明けまで、以下に述べるイリカイ・ホテルに滞在したのがハワイロングステェイの始まりである。 ワイキキとアラモアナ・ショッピング・センターとの中間にイリカイ・ホテルがあることをあらかじめ調べておいたのでそこをまず訪れた。何軒かビルの中にコンドミニアム斡旋業者はあるようだが、イリカイ・ホテルに入りカウンターでコンドミニアムの話しをしたところ、2階にあるMarina Hawaii Vacationを紹介された。山側、海側、ヨットハーバー側にベランダがある部屋を見せてもらったら、どの部屋も素晴らしいので、とりあえずラグーンと海が見える部屋を選び、2012年12月初旬から翌年1月正月明けの予約を入れた。この年は、調査とロングステェイで2回ハワイを訪れたことになる。部屋が気にいったので、12月の滞在を終えた帰国時に、翌年の部屋の予約を入れ帰国した。翌年の部屋は同じ部屋とは限らない。希望した入居月と滞在期間を申し出て、その間に空いている部屋があれば予約出来る。その希望する部屋がたまたま空いていれば直ぐに見せてもらえ、それで予約はできる。そうでない場合は写真で部屋を見て判断する。帰国後に日程や空き部屋があればメールで変更は出来る。 2012年の第1回滞在以降、7年間イリカイ・コンドミニアムに毎年世話になった。大きなビルの中にホテルとコンドミニアムが共存しているので、イリカイ・コンドミニアムはイリカイ・ホテルと同じと考えてよい。1週間以内の短期滞在だとホテル、それ以上長期滞在するならコンドミニアムを選ぶと宿泊代は安くなる。 以上のような経緯でイリカイ・ホテルのロングステェイが始まった。イリカイ・ホテルの様子は毎年滞在していたので部分的にこれまで何回かブログで紹介してきた。今回も改めてイリカイの様子を簡単に述べる。 イリカイ・ホテルは前述のようにワイキキビーチとアラモアナ・ショッピング・センターのほぼ中間位置にあり、ホテル裏のビーチはワイキキビーチの西の外れである。イリカイ・ホテルの建屋は、三菱あるいは三ツ矢サイダーのロゴのように3方に部屋が張り出した特殊な形をした建物で、ワイキキ界隈で一番初めに建てたビルだそうだ。海側の部屋からはお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパが見え、イリカイ・ホテルとの間にラグーン(潟)が見える。写真のラグーン上方に左右に細長い陸地が見える。ここで毎週金曜日の夜7時45分から花火が打ち上げられるのは有名である。その花火を観ながらディナーを楽しむクルーズ船もでている。海側の部屋を選べば写真のような景色が見られる。極めてまれだが、虹を見ることもある。ロビーには12月クリスマスシーズンに入ると直ぐにクリスマスツリーが飾られる。また、中庭にも電飾ツリーやトナカイなど動物のデコレーションも飾られる。また、この中庭で規模は小さいが毎週金曜日になるとハワイ音楽の演奏とハワイアンソングが歌われ、それに合わせてダンスをする人達もいる。イリカイ・ホテルの冬場は、欧米人、特にカナダ人、オーストラリア人が多いと聞く。日本人も見受けるが少ない。 イリカイ・ホテルの近くにはコンドミニアムも沢山あるが、こちらは日本のマンションのようで、上述した立派なクリスマスの飾りや週末の音楽サービスはないようだ。イリカイ・ホテルは、ホテルとコンドミニアムが混在しているので、建屋内にレストラン、コンビニ、お土産屋、結婚式用写真屋などがある。店はお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパに比べたら、問題にならないぐらい小規模の店ばかりである。イリカイの直ぐ目の前にABCというコンビニもある。コンビニとレストランが近くにあるので、部屋で料理しない場合は外食、あるいはコンビニでおにぎり、サンドウィッチ、コーヒーなどを買って部屋で食べることも出来るので、生活には不便しない。TheBusに乗って、アラ・モアナ・ショッピング・センター、ドンキホーテ、セーフウエイなどのスーパーへ出かけて食材を買うこともよくある。 イリカイ・ホテルは、ワイキキへは徒歩で約20分、アラ・モアナ・センターへ15分ほどで行ける地の利の良いところにある。オアフ島内を縦横に走っているTheBusのバス停が目の前にあり、非常に便利だ。シニアTheBusパスを持っているので、ホテル前からどこへ行くのもTheBusを利用している。このパスは40ドルで4年間有効なシニアカードを求め、そのカードに使用月の色別けされたシールを1ヶ月6ドルで求め貼ってもらうと、1ヶ月間乗り降り自由で便利なのでそのパスを有効に利用していた。 今後は、しばらくイリカイ・コンドミニアムの部屋やご近所の様子を思い出しながら順次紹介する。【2018年12月14日】 平成31年2月3日(火) 自宅にて記す |