ハワイに来るのを楽しみにしているひとつに「10km・レース・デー・ウォーク」に参加することがある。
毎年12月の第2日曜日にホノルルマラソンが開催される。このマラソンのランナーがスタートし終わった午前5時25分頃レースデーウォークがスタートする。レースデーウォークというのは、マラソンランナーと同じ42 kmのコースをスタート地点から10 km分だけ歩く。競技ではないので時間計測も順位もない。スタート地点とゴール地点は両者同じである。スタート地点はアラモアナ・ショッピング・センターの海側道路、ゴール地点はカピオラニ公園である。マラソンランナーは我々レースデーウォークのゴール地点(カピオラニ公園)を通りすぎ、さらに東のダイヤモンドヘッド方面へ15 km(往復30 km)走り続ける。往復して戻った地点がレースデーウォークの人たちと同じカピオラニ公園で、ここがマラソンの終点である。
マラソンあるいはレースデーウォークに参加するためには参加料が必要だ。レースデーウォークのアーリーエントリーだと安く6,000円、遅れると7,000円、開催前の3日間現地受付もあるが、この場合ドル支払いとなり一般参加者は$70である。ところが年齢が80を超えると無料となる。ただし、ゼッケンだけでユニフォーム(写真左上)は配布されない。一方、マラソンの参加は高価で、アーリーエントリーで20,000円、遅れて30,000円、現地受付で$325である。
マラソン当日(11月11日(日))の3日前に、マラソン本部が置かれてあるコンベンション・センターへ参加申し込みのために出向いた。広い会場の半分以上が大会を盛り上げるために設けられたショー舞台と椅子が並べられてある。簡単な食事とコーヒーが飲めるテーブルが置かれた簡易喫茶室もある。その他、ランナー用の靴、靴下、帽子などの販売店、それにハワイアンキルト、その他のお土産屋もでている。
参加登録場は、すでに日本で支払いを済ませた人たちが現地で受け取るシャツとゼッケンコーナー、新たに現地受付をするコーナーとに別れている。昨年までは参加登録するのに氏名、住所、年齢、連絡先などを手書きで申込用紙に書いた。ところが今年は、iPadのディスプレイのような装置が導入され、その画面上で登録者の所定情報はキーボードを使い入力する。支払いは現金かカードかと聞いてくる。カードと入力すると、ディスプレイ横に簡単なカード読み取り機も付いているので、カード支払いはその読み取り機にカードをスライドさせるだけで支払いは完了。やや不安であったが、ホテルに帰りパソコンを覗いていたらメールで2人分のレースデーウォーク登録完了案内が届いていた。
こうして、電子的な登録受け付けを済ませゼッケンとレースデーウォークのシャツを受け取った。ゼッケンをもって会場内を移動していたら、無料で撮影してくれる“START”と書かれた撮影場所を発見。そのSTART地点に立ったところをパチリと写真撮影をしてくれた。少々の時間、待っている間に写真右下の写真ができあがり無料でいただいた。【2016年12月9日】
平成28年12月11日(日) ホノルル・マラソンの日、ILIKAI HOTELにて記す