| 平成30年8月4日〜15日まで12日間、横浜から写真に示す「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船し、東北秋田で竿燈祭り、青森でねぶた祭り、境港(鳥取県)でゲゲの鬼太郎で有名な漫画家水木しげる博物館、韓国釜山で焼き肉、高知でよさこい祭り、徳島で阿波踊りを見学し、再び横浜に戻るという船旅をした。今回は、我々夫婦の他にロングステェイクラブの会員が9名乗船したので、毎夕の食事が一緒にでき、家族のような雰囲気で食事しながら懇談を楽しむことができた。 「ダイヤモンド・プリンセス」は、2004年に日本の三菱重工業長崎造船所で作られた115,875トンとかなり大きな客船である。 船の諸元は以下の通りである。 ◼乗客定員:2,606人 ◼総トン数:115,875トン ◼全長:290m ◼全幅:37.5m ◼航海速力:22ノット(41km/h)
食事するためのレストランは、5階にサボイ・ダイニング、ヴィバルディ・ダイニング、6階にサンタフェ・ダイニング、パシフィックムーン・ダイニング、インターナショナル・ダイニング、7階にサバティー二、海寿司などと名前の付いたレストランがいくつもある。7階のレストランは有料だが、他のレストランはワインやエスプレッソ・コーヒーのような特定の飲み物が有料だが、その他多くの料理、飲み物類は乗船料の中に含まれ無料である。夕食は高級レストランのようにウエイターが注文にきて、内容がよく分からない洋式メニューから、スターターだとかメインに書かれた料理を注文する。美味しければ、お変わりができるのでありがたい。
14階にはホライゾンコート(ブッフェレストラン)があり、ここでは夜遅くまで軽食をとることが出来、普通のコーヒー、紅茶、ミルク、洋菓子を自由に飲んだり、食べたりすることが出来る。その他にも無料のアイスクリーム・バー、ピザ、ホットドック、ハンバーガーがあり、自由に注文しそれらを客室内へ持ち込むことができる。
船内では普通には普段着で過ごしてよいが、終日航海(クルーズイング)するような日が3回あり、その中で夜の服装(ドレスコード)がフォーマルである日が2回ほどあった。そのため結婚式に参列するときのような服を持参し、ネクタイの締め方を忘れかけていたため苦労したことがあった。着飾ってレストランに行くことは、結婚式以外にこれまであまりなかったので気恥ずかしい思いであった。しかし、正装して美しく着飾った女性達と食事をとるのも良いものだと改めて感じた。
船内の設備には、無料のプール、ジャクジー、フィットネス、有料の大浴場($15)、ドライ・スチームサウナがある。船首近くの6階と7階にかけて「princess Theater」という1,000人ぐらい入れるかと思われる大きな劇場がある。ここで乗船後直ぐに、安全のために救命胴衣の使い方や避難方法の説明があった。その他では、ミュージカル、音楽会、独唱会、マジックショー、ダンスなどプロの演奏やパフォーマンスが毎晩のように催された。
上記した各種のレストランや設備が沢山あり、それらの設備を有効に使い切れずに瞬く間に12日間のクルーズイングを終えた。ハワイで4島を1週間で回るクルーズを行ったことがあったので、今回で二度目のクルーズである。
写真1:「ダイヤモンド・プリンセス」号 写真2:クルーズコース
2018年8月21日 自宅にて記す |