といってもまだ20数年前のことだ。あることを切っ掛けに,この場所には思い出ができた。ここでは,埼玉県道262号と八高線が立体交差している。
ある日,職場仲間と二台で秩父方面に出かけた。その途中,彼の単車のミッションが切り替え不可となってしまった。3速あたりで動かなくなったと記憶している。車種を忘れてしまったが,AS1かCS1のどちらか。
彼は半クラを使って何とか走っていたのだが,写真の場所は急カーブで見通しが悪く,どうしても速度を落とさなくてはならない。しかもカーブの直後に登り坂となる。
そこで先行していた私が,写真右側の両方向が見える場所に位置し,危険がないことを確認して手信号で連絡し,通過したことがある。
ここを通る度にそのことを思い出す。車種がどちらだったか本人に聞けばわかりそうなものだが,残念ながらもう随分前に他界した。それだけにこのカーブが彼との最後の思い出となっている。
2025.5.14(水)
PS ちょっと驚いたこと。それは写真の場所を通過した後,彼の単車仲間の所に寄り,そこにあった同車種or類似車のミッションから部品を外して載せ替え,そのまま帰宅したこと。整備の腕前はかなり高く,当たり前のようにこなしていた。
私も彼が再生したCL50に乗っていたことがある。 |