地震の被害は大きかった。揺れによる直接被害,津波による被害,後々まで引きずることとなる原発メルトダウン等々。
関東地方では直接被害は少なかったが,それでも都心では地震発生時道路は波打ち,ビルの壁タイルは剥がれ,街灯が落ちた。物流の滞りによる品物の不足は記憶に新しい。
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15年を経て,被害は徐々に復旧している。復旧していないのは,原発関係だ。
原子力に関わる者の資質や能力について過去何回か掲載してきた。報道をみる限り,危険なモノを扱う人間を根本から育てる必要性について,認識している人材がいるようには思えない。
原子力は優れたエネルギー源であり,また兵器としても破壊力の点で高い能力を有する。扱い方によっては危険なモノであるが,それを扱う人間によって危険が顕在化もするし,最小限に抑えることもできる。必要なのは資質や能力を有する人間の育成だ。
しかし,原子力村の中だけで事が進められている内は,到底実現できないだろう。今回の最大の教訓はそこにあるのだが,そこに気付けないまま或いは気付く気がないままの15年だったのだから。
2026.3.11(水) |