好天に誘われて有間ダムに行ってきた。そこで見たのは,ちょっと信じられない個体。
何と新車の最終型XLR250Rだ。生産終了したのが1994年だから,もう32年になるが,3月に納車されたばかりで,まだ走行600Km余。知り合いの単車屋にバラしてあったものを再組立てしたとのこと。それにしてもよく残っていたものだ。
冷間時と温間時のアイドル回転がかなり違うとのことで,私の経験からすれば,3〜4千Km乗らないと,アイドルは安定しない。また始動性が非常に悪いとのことで,これにはコツがある。
まずは,チョークを使わないこと。代わりに加速ポンプを3回程度作動させて生燃料を送り込んでおく。また,温間時にアイドルを1,200rpm程度に下げてしまうと,冷間時の始動直後に回転が続かない。温間時にアイドルを下げた場合は,次の始動に備えてアイドルを上げておくこと。どの程度上げるかは,厳密でなくてもかまわない。
まあ,3〜4千Kmまでのことで,少々面倒ではあるが,キャブの出来がその程度なので仕方がない。それにその距離を超えれば不思議とマトモに機能する。
そのような,現代車にはないコツが必要な面もあるが,コツを掴んでしまえば全く問題ではないばかりか,オフ車はバッテリーレスのこの時代のモノが最高だ。何といってもバッテリー上がりで1mも走らないということがないし,燃料ポンプアウトでどうしようもないということもない。
久々の有間ダムで,良いものを見せてもらった。
2026.5.7(木) |