まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
26 ハーバード大学とMITキャンパスツアー
   ボストンは、学校の多い街だ。その中でもハーバード大学とMIT(マサセッチュー 工科大学)はノーベル賞を受賞した研究者が多いことで有名だ。
 
 この両キャンパス ツアーがあることを知り、今日参加した。このツアーは朝9時から正午までの3時間で、見学時間配分はハーバード大学70%、MIT30%とのこと。広いキャンパスなので、車で案内してくれる人がいないとよく分からない。そのツアーがあると知り、予約しておいた。9時にホテルに迎えに来てくれるというので助かる。車での出迎えと案内はボストン案内のベテラン堀江さん。他に親子3人家族も案内をするというので、滞在ホテルまで出向く。こうして客5人を乗せハーバード大学へ向かう。ニューヨークから来た我々2人だが、市内をドライブして人の少なさ、街の綺麗さ、清潔さを感じる。
 
  チャールズ川に沿って西にハーバード大学、東にMITがある。まずはハーバード大学のキャンパスに入る。レンガ作りの建屋が多く、落ち着ける雰囲気だ。土曜日とあって学生が少ないように見受ける。キャンパスには入れるが建屋内に入れないところが多い。キャンパス内に消防署があるくらい大きなキャンパスである。キャンパスの芝生と樹木の緑が綺麗だ。その芝生にリスや鳥たちが走り回っている姿をあちこちに見る。心が和む。Coop生協がありハーバードとネーム入りのお土産があるというので入る。特にチョコレートは、お土産に手ごろなので、入り口近くに並べてある。案内によると、別名ボッタクリチョコと呼ばれているといい、そのチョコでも収益をあげているそうだ。でも、ノーベル賞にあやかって、何個か求める。
 
 MITはハーバード大学から車で5分ぐらいのところにある。キャンパスに入ると、建物はハーバード大学と少し雰囲気が異なり、建屋は普通のビルが多く、何棟かは工場を思わせる雰囲気の建屋がいくつかある。日本の東京工業大学はTITといい、ロボコンが盛んであったころ、国際ロボット コンテストで学生たちがMITと交流していたことを思い出す。MITもハーバード大学同様にキャンパスは広く、緑が多い。キャンパス内でメディア ラボという建屋があった。この中で毎週水曜日に観ているMITメディアラボ所長の伊藤穰一主催のスーパープレゼンテーションが公開されているのだろうかと気になる。
 
  キャンパス見学が終わると丁度昼の時間、キャンパス内のフードコートで自前の昼食。何を注文しても量が多いので、すし弁当を求め2人でシェア、一緒に参加した3人家族と団らんしながらたべる。このご家族はニューヨークに帰るとのこと。我々はホテルまで送ってもらい、2大学見学ツアーは終わる。
 
  ホテルで一休みし、夕食のため昨日行ったリーガルシーフードに行く。今日は、昨日と違うシーフードをリコメンドしてもらうが、あまり口に合わず残して帰る。こうして待望のハーバード大学とMITの2大学を見学出来、有益な1日を過ごすことができた。感謝。【2015/09/19】
 
2015年9月19日 ボストン Milner Hotel にて投稿
 







25 フリーダム トレイル ウオーキング
   ボストンは日本でいうなら京都のような歴史ある街だ。そのボストンの旧市街地を歩いて観光するツアーが「フリーダム トレイル ウォーキング」である。このウオーキングは、ボストンコモンという公園を起点に旧市街地まで建国時代の旧議員会館、教会、墓石、銅像などを訪れノースエンドで終わる2時間ウオーキング ツアーである。ツアー案内は牛濱さんという女性。何人か一緒のツアーかと思ったら、なんと我々2人だけという贅沢なツアーだ。数人のツアーになることもあるそうだが、今日は2人だそうだ。
 
   朝夕は冷え始めた今日この頃だが、日中はまだ真夏並みに暑い。その暑いさなか、フリーダム トレイルのマーク線(地面に植え込まれたレンガの線)に沿って歩き出す。出発点はボストン コモン、そこを13時半に出発し北西へ向け、蛇行して引かれたトレイルライン上を歩く。このラインに沿って歩くと、ボストン マラソンの起点、ボストン マラソンで優勝した瀬古選手の名が刻まれた記念碑、レンガ造りの 古い教会、議員会館、建国時代に活躍した人たちの銅像や墓、全米最初の小学校の跡地、ベンジャミン フランクリンの両親の墓などの説明を聞きながら進む。元大統領ジョン・F・ケネディが通った教会もある。
 
  今日のツアー集合場所が分からなくて歩き回ったお陰で、今日の歩数はなんと20,880歩でやけにたくさん歩いた。ホテルに帰りついた時にはくたくたでMakikoと会話する元気もない。その元気を取り戻すため、近くにあるリーガル シーフードのロブスターを食べに行こうと出かけた。特大のロブスターは55ドルと高いようだが、2人でシェアすることにし1匹、それにクラムチャウダーを2人分注文。ロブスターにはベークドポテトと野菜、それにパンがつく。そのため、美味しいベークドポテトを残すほど十分にお腹は満たされた。最後にコーヒーを飲み、20,000歩も歩いた疲れを癒した。【2015/09/18】
 
2015年9月19日 ボストン Milner Hotelにて投稿







24 最後の訪問地ボストン入り
   いつもなら8時、9時に寝る。昨日は夜遊びをして12時ごろ寝た。今日は、ニューヨークからボストンへAMTRAKで移動する日なので、新たな緊張感を覚える。ホテルNew York Innは、水回り、部屋の狭さ、質の悪いベッド、開け閉ての悪いドアなどで最低のホテルだ。次の宿泊地のボストンのホテルを期待し、9時にNew York Innをチェックアウトしタクシーを拾う。ニューヨークのタクシー ドライバーは、愛想がなく不機嫌で不愉快だ。それに昔、日本で神風タクシーと言われていたことがあるが、そのような極めて乱暴な運転ぶりで乗っていて怖い。チップ込み10ドルでペンステーションに着く。
 
 ボストンまでのビジネスクラスの切符は、すでにフィラデルフィアで買ってある。この列車が今回の旅の最後のAMTRAKということでビシネスクラスにした。駅には赤いシャツを身につけた赤帽(red cap)がいて、5ドルで重い荷物を車内の席まで運んでくれる。そのサービスをこれまで二回利用し助かっているので今回も利用した。ビジネスクラスといっても席が決まっているわけではない。広い席で好きな所に座ってよい。検札が来て、チケットを確認すると、席の上部にカードをおき、これで初めて座席が確保できたことになる。
 
  ボストンに着き、タクシーを待つが来ない。30分ほど待ってやっと乗れた。ニューヨークでは頻繁に来て待たずに乗れたのだがボストンではそうはいかない。ボストンのMilner Hotelに着いたのは午後4時。落ち着いたところで、夕食を食べに外にでる。近くにフードコートがあったので入り、エビ入り焼きそばとコカコーラで夕食をすませる。2人分で13ドルと安い。
 
 Milner Hotelはヨーロッパ風のプチホテル、道路に面した小綺麗で広い部屋。ニューヨークで泊まったNew York Innより格段に良い。だが、道路を走る車の騒音、隣にロースクールがあり、そこの学生が騒ぐあるいは大声をあげる、ドラムや楽器などで大きな音をたて騒がしい。こうした理由で道路と反対の裏側で騒音の少ない部屋に変更を申し出た。明日、ツアーに出る前に荷物を整理しておけという。荷物を整理し寝る。【2015/09/17】
 
2015年9月18日  ボストン Milner Hotelにて投稿







23 ゴスペル鑑賞付きハーレムツアー
   今日の観光は「ゴスペル鑑賞付きハーレム観光ツアー〈午前/英語ガイド/昼食付き〉」。ホテルNew York Innから2ブロックほどペンステーション方面へ向かって歩くと、今日のツアー集合場所「ハーレムスピリチャル社」がある。ここで、英語ツアーとフランス語ツアーバス2台が待機。9時、英語ツアーバスに乗り、ハーレム街へ向かう。ジャズが盛んだった頃、名を挙げたカウントベーシーやアームストロングが活躍したアポロシアターにバスは停車し、写真を撮る時間を設けてくれた。ルイアームストロングの名盤が劇場前の路面にはめ込まれてある。普通、ニューヨークの市内観光バスは、セントラル パー南端で引き返す。セントラル パークはW59th St.で始まり、南端のW110th St.まで続く細長い公園である。さらに南にはW116th St. にコロンビア大学、W125th St. にアポロシアター、そしてW138th St. にニューヨーク市立大学 シティーカレッジなどがある。
 
  当地では道路表記にSt.、Av. を使っている。ニューヨークで我々が泊まったホテルNew York Innの前の通りは8th Av. で、直ぐ近くの通りはW47th St.という具合にAv.、St.を使う。このAv.(アヴェニュー)とSt.(ストリート)番号を覚えておけば目的の家や建物を間違いなく探し当てることができる。ニューヨークで上記したSt.(Street)とAv.(Avenue)数値を覚えると、特定の家や建物を訪れるときに便利だ。地図でニューヨークにSt.とAv.がどれほどあるか調べたら東西のSt.はW220th St.もあり、南北のAv.はわずか11Av.までしかないことが確認できた。

   ハーレム街を一回りして、この地で有名だというシルビヤというレストランでリムボーン、フライドチキン、魚の揚げ物、スピニッチ、ポテトサラダ、デザート、コーヒーの昼食。はるかに日本のレストランの方が美味しい。昼食は、オプションで申し込んだので、参加者は12人と少ない。国籍は、オーストラリア、フランス、ドイツ、ギアナ、アルゼンチンなどでインターナショナルだ。雰囲気は写真のようで、片言の英語で会話。結構楽しかった。
 
  明日9月16日(水) はボストンへ移動。ニューヨーク最後の夜、今夜はどうするとかとMakikoと相談の結果、近くの劇場で「マチルダ」という子供主体のミュージカルがやっているのでそれを観ようと決め劇場へ出かける。タイムス スケアで当日入場券が安く手に入ることを知っていたので、ミュージカル専門の女性売り子に話しかけ安い二階席を紹介してもらう。近くの入場券専門のオフィスに案内され、1人56ドルと安い二階席券を買う。ところが支払う時点で86ドルの請求書で驚く。この席は劇場で買うと100ドル以上するという。信じて支払いを済ませ領収書を見ると、税金と手数料で30ドルが上乗せされている。100ドル以下なので、しようがないと思い劇場へ行く。
 
   毎度のことだが、舞台俳優の早く口についていけない。これが理解したくて英語のヒアリング、英会話を未だにやっている。子供たちの演技力、音楽は上手だし、なんといっても彼らの挙動が可愛い!10時半終了。子供好きのMakikoは言葉は分からないが楽しかったの繰り返し、見てよかったと何度もいう。
  ホテルに着く。隣のピザ屋で一休みし部屋へもどろうと、ピザとコーヒーを注文。部屋へ戻ると11時半。そのまま寝込む。【2015/09/16】
 
2015年9月17日  ニューヨーク  ペンステーションにて投稿







22 フィラデルフィアツアー 2
   フィラデルフィアから90qの位置にあるアーミッシュツアー終えフィラデルフィアに戻ったのは午後3時。ツアーにはフィラデルフィア歴史地区の見学も含む。5時発のニューヨーク行きにはまだ時間があるので、それまで自由の鐘とその周辺の歴史地区をツアーガイドの尾勢さんが案内してくれる。自由の鐘は有名なので分かるが、その周辺の建物は不明だ。全米最初の銀行であるとか独立記念博物館など不明な個所を説明してくれるのでツアーはありがたい。
 
   アーミッシュとフィラデルフィア歴史地区の観光を終え、フィラデルフィアの30th St. Stationまで送って頂きツアーを終了。午後5時。AMTRAKに乗って、ニューヨークへ。ニューヨークに着き、近くの日本食堂で鍋焼きうどんと餃子の夕食だ。2人で45ドル、久しぶりの海老天付きのうどんと餃子。美味い!【2015/09/15】

2015年9月17日  ボストン Milner Hotelにて投稿