まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
「矢切の渡し」と柴又「寅さん記念館」
 先月末、台風21号、22号が関東地方を襲った。その台風が通過後の10月31日、ロングステイクラブの仲間と荒川を渡る矢切の渡し船に乗り、映画寅さんで有名な柴又帝釈天をお参りするというツアーに参加した。集合場所は、北総線の矢切駅改札口午後1時である。ところが、歩きはじめて矢切の渡し場まで来ると、台風により桟橋は流され、運航停止であった。荒川を渡れないので、やむを得ず歩いて近くの国道六号線に架かる新葛西橋を渡り寅さん記念館がある対岸へ移動する。橋を渡り江戸川土手沿いを歩くと金町浄水場の裏側に出る。しばらく歩くと「山本亭」、その前に「葛飾柴又寅さん記念館」と「山田洋二ミュージアム」がある。ここで、山本亭というのは、地元ゆかりのカメラ部品を製造していた山本工場の創立者である山本栄之助翁の自宅跡地である。和洋折衷の建物と純和風の庭園があってとても美しい。今では葛飾区が取得し一般に公開し、建屋内部で有料の抹茶、善哉などが味わえる。ここで、矢切の渡しから休まずに歩き続けてきたので疲れ、小休止。その後、寅さん記念館に入り寅さんに面会しその後、寅さん映画の制作者山田洋二監督ミュージアムに入る。渥美清演じる寅さんシリーズ映画はなんと48本もあるというから驚く。それを作った山田洋二監督は、「華族はつらいよ」「小さいおうち」「東京家族」「幸福の黄色いハンカチ」「釣りバカ日記」「武士の一分」など100本以上制作したというからさらに驚く。
 
 山本亭、寅さん記念館、山田洋二ミュージアムを見学の後、それほど遠くない柴又帝釈天へ向けて歩く。帝釈天の参道に並ぶ土産物屋、食事処などは寅さん映画の舞台になったところである。帝釈天を背にして参道を抜けると、直ぐに京成金町線の柴又駅に至る。この駅前には寅さんの立派な銅像がある。ここに着いた時は、すでに夕闇が迫り暗くなりはじめ、寅さん銅像をツーショット写真を撮るには光量が足りない。時計を見ると午後五時だ。こうして今日は午後1時に北総線の矢切駅を出発し、午後5時まで4時間ほど歩き、京成線柴又駅に至った。万歩計の数字は、約16,000歩と近頃にない歩数を示す。今日歩いたようにまだ長時間歩ける。元気な証拠だと今回のウオーキングで自信を持つことが出来た。【2017年10月31日】
 
平成28年11月22日  自宅にて記す
 







LSC東北の旅 その3 猊鼻渓(げいびけい)舟下り
 昨日の宿はひがしやま観光ホテルだ。ホテル前に砂鉄川が流れている。8時朝食。朝食の準備はなぜか男性1人で行い大変そうだ。食事はあまりよくない。ホテル前の砂鉄川岸では、景観がよいので外国のテレビクルー5人が絶壁の岩肌を背景にテレビ撮影を行っている。景観の良い渓谷を遡上し下る遊覧船(舟)が運航されている。LSC会員2人が松島へ行くというので帰る。残る15人が9時半発の猊鼻渓遊覧船希望。遊覧船(1,600円)の発着場所は、ホテルから徒歩1分と極めて近い所にある。ここになぜか102歳の“きんさん”・“ぎんさん”姉妹の手形の石碑(平成6年建立)がある。恐らくこの姉妹もここ猊鼻渓を訪れ遊覧船に乗ったのでその記念に建立されたのではないかと推測する。砂鉄川の両岸は100mを越える絶壁が続いていて猊鼻渓(げいびけい)と呼ばれる日本百景に選ばれている渓谷である。ここは一ノ関駅から約30分で行けるJR舟渡線「猊鼻渓駅」で下車し、5分ほどのところである。
 
 我々が乗った舟の船頭は後期高齢者の鈴木さん。定員60人と書いてあるが、客は30人だ。水の流れが遅いので船頭は、長い竿を操り流れに逆らって川の瀞(とろ)を上手に上流へと舟を移動していく。両岸は高い絶壁の岩、水中に沢山の大きな鯉が泳いでいるのが見える。そして水面には沢山の水鴨が餌をくれるのを知ってか、舟についてくる。遡上して引き返して下るという行程で、往復約1時間半だ。景観を楽しめる上流の折り返し点(中州)で下船し、渓谷の美を楽しみながら30分ほど自由行動で散策。この地点の紅葉は始まったばかりで、部分的に赤、黄色に色づいた樹々が見られ綺麗だ。舟には多くの台湾からの観光客が乗っている。舟から下りた自由時間に渓谷の中州を散策中、台湾からの観光客にシャッターを押してもらい、とてもよい集合写真が撮れた。
 
 1時間半の猊鼻渓遊覧を楽しんだ後、ホテル送迎車で酒造の歴史を誇る「世嬉の一(せきのいち)酒造」へ立ち寄った。この酒造は、広い敷地の中に蔵、酒の民族文化博物館(有料300円)、蔵元レストラン「せきのいち」、石蔵クラストン(イベントホール)、Cafe徳蔵、酒の直売書せきの市、いわて蔵ビール、蔵(現在閉館)など7つの建物があるので、結構楽しめる。ここの蔵元レストランで昼食。沢山の小盛り蕎麦を食べるわんこ蕎麦は盛岡で有名だ。しかし、ここのレストランでは、蕎麦ではなく小さな“あんこ餅”、“ずんだ餅”、“エビ餅”、“ごま餅”がセットになった食事である。それぞれのお餅が小さな椀に入った郷土料理、それにうす味のお雑煮と冷たい甘酒がワンセットになっていて一人前1270円だ。食後、上述の博物館や土産物店、喫茶店でお茶して、午後、一ノ関駅までひがしやま観光ホテルの送迎バスが送ってくれた。ここで、今回大変お世話になった盛岡在住のLSC会員Oさんに別れを告げ、15:50発の新幹線に乗った。我々夫婦は午後3時に着いた仙台駅で下車し、他の会員達は東京駅に向かった。こうして、2泊3日のLSC東北旅行を無事終えた。仙台で下車したのは、92歳になるMakikoの叔母が仙台市内で元気に住んでいるのでご機嫌伺いに行くためだ。午後5時にデイサービスから帰ってくるというので、その時間帯に会わせて仙台駅からタクシーで自宅まで行く。足が少し悪いというが、92歳とは思われないほど顔や肌が若々しく奇麗だ。夕食弁当をご馳走なり2時間ほど、懐かしい昔の話しをして東横イン仙台西口に戻る。ここに1泊し、翌日26日、10時24分仙台始発に乗り大宮へ向かう。大宮駅11時50分着。池袋駅構内の美味しいカレー屋で昼食を済ませ、特急レッドアロー号に乗り所沢駅、そして各駅電車に乗り換え武蔵藤沢駅、自宅に着いたのは午後2時であった。仙台から4時間半で自宅まで帰れた。【2017年10月26日】
 
【幹事のOさん、Yさんへのお礼】
O様
Y様
 この度の東北の旅では大変お世話になりました。出発した日(23日)の午前6時、台風21号が運悪く埼玉を通過中でどうなるかと心配していました。幸いにして、台風を追うように新幹線が進み、一ノ関で追いついたようなかたちになったようでした。台風は相変わらず移動し続け、先の方に遠ざかりましたので、雨・風は収まり23日の厳美渓では傘をささずに見学が出来ました。その後の行程は、晴天に恵まれ、秋の素晴らしい紅葉をバスの窓から見ることができました。あのような見事な紅葉の景色はこれまで見たことがありませんでしたから、感激しております。初日に宿泊した須川温泉は、とてもよい温泉で気に入り、またいつか訪れたいと思っています。
 翌日の世界遺産の毛越寺、中尊寺、金色堂などの見学もとてもよかったです。さらに猊鼻渓の遊覧は、美しい渓谷の間を船頭さんの歌声を聴きながらゆっくりと移動し、沢山の鴨や鯉にも出会い、またとない舟下りでした。
 以上のようで、この度の旅は私ども夫婦にとって、思い出に残る素晴らしい旅となりました。これも、O様、Y様の周到な準備のお陰と旅行中の心温まる気遣いのお陰かと感謝いたしております。本当に有り難うございました。心よりお礼申し上げます。【2017年10月26日】
 
平成29年11月18日(土) 自宅にて記す
 







LSC東北の旅 その2 平泉中尊寺
 須川高原温泉朝9時発のバスで一旦一関駅へ行く。この駅で手荷物をロッカーに預ける。一ノ関の駅前から循環バス「るんるん(150円)」に乗り、世界遺産の平泉中尊寺へ向かうが、途中にある毛越寺に立ち寄る。バス停前の食堂で昼食の蕎麦を注文するが美味しくない。毛越寺(もうつうじ)の入場料500円。大きな池と池周辺の木々がすでに紅葉し始め、その姿が池に映っている景色はまるで絵のようでとても綺麗だ。この池および毛越寺見学には案内がついたので、当地の歴史を詳しく解説してもらえた。
 
 毛越寺見学後、バス“るんるん”にて中尊寺へ移動。中尊寺へ繋がる道端に菊で奇麗に周囲を飾りつけた模型の金色堂が設置されている。バスを下りてから中尊寺まで長くて緩い坂道を歩き少々へたばる。中尊寺を拝礼し、金色堂に移動。金色堂の拝観券800円。経年変化から金色堂を守るため、金色堂は立派な建物の中に収められている。金色堂内は写真撮影禁止だ。金色堂の保護建物の隣には、今の保護建物が建築される以前まで使っていたという昔の木像保護建物が保存されてある。金色堂を見学した後、讃衡蔵(さんこうぞう)という博物館に入る。ここには金色堂にまつわる数々の物品が展示されてある。また、金色堂に関わるビデオも常時放映されてある。中尊寺と金色堂を案内したガイドさんは女性、分かりやすくとてもよい説明をしてくれた。ガイド料は、客が何人いても2,000円だそうだ。名所旧跡をただ漠然として見学するより、ガイドさんに案内してもらうと、見学する対象の説明はもとより、建物や展示物品の時代背景やそのいわれなどの説明も聞けてとてもよい。
 
 中尊寺見学後、再びバス“るんるん”にて平泉駅へ戻る。ここでコインロッカーに預けた荷物を取り出し、猊鼻渓(げいびけい)近くにある東山観光ホテルに向かう。今晩はそこに泊まる。夕方5時到着。ここは温泉ではないので、同時に数人しか入れない小さな湯船につかる。6時宴会開始。畳の上に折りたたみ椅子を並べ、和洋折衷の宴会場が出来上がっている。舞台があるのでコーラス部の合唱があり、珍しくMakikoが舞台にあがりコーラスに参加。初めてLSCの仲間と歌を歌う。この席でコーラス同好会入会に誘われ、月2回火曜日に行われるレッスンに出かけることを承諾したようだ。しかし、11月27日にハワイへ出発し、1月10日に帰国し、2月にチェンマイへ行くことになっているので忙しい。そのため、来年3月から参加することにしたという。宴会場の舞台ではカラオケが始まる。やがて、宿の女将が侍の衣装を身につけ登場、カラオケの曲に合わせて踊るという特別サービスがある。宴会は午後9時終了。皆さん部屋に戻り、部屋で再び飲んだようだ。我々は9時に床に入り早寝。【2017年10月24日】
 







LSC(ロングステイクラブ)東北の旅 その1 厳美渓
   大型台風21号が関東地方を襲い、予報では朝方はまだ大雨・強風注意報が発令されている。9時ごろには関東を通過するとのこと。大宮駅発9時14分発の新幹線特急券を求めてあるので、それに乗りたい。新幹線の一ノ関駅前バス停で、参加者するLSC会員と合流することになっている。会員の多くは東京駅から乗車するが、我々は大宮駅から乗った方が近いと判断し、朝早めの午前6時に家をでて大宮駅に向かう。台風による列車の乱れはなかったのが幸いで、出発時間より1時間早い午前8時に大宮駅に到着。指定された新幹線に乗るまで1時間ほど待合室で時間調整。朝食の弁当を買い9号車のグリーン席でその弁当を食べることにした。グリーン車に乗るとは少々贅沢な気もするが、滅多に夫婦一緒に乗らない新幹線なのでリッチな気分を味わいたくグリーン券をおごった。
 幹事のYさんと他の人達は5号車に乗っている。Yさんがわざわざ9号車まできてくれ挨拶、それに今回の旅の資料を渡してくれる。一ノ関駅で皆さんと合流でき、岩手県のLSC会員Oさんの出迎えを受ける。今回の東北の旅はOさんとYさんが計画されたツアーである。
 
 一ノ関駅前からバスで厳美渓(げんびけい)に向かう。小雨であるが直ぐにも晴れそうな気配だ。厳美溪に着き蕎麦の昼食を予定していたようだが、あいにく蕎麦屋が休み。しかたがなく、開店している川の袂のお団子やで、お汁粉、団子、などで腹ごしらえをする。この食堂で旅行荷物を預ってもらい、近所の渓谷を散策する。川の対岸から団子を運ぶ空中団子というシステムがあり、そのシステムがニュースにとりあげられ当地が有名になったそうだ。水しぶきを上げて流れる急流を眺め、近くにあるガラスの作品を並べたガラス通りを通り抜けるとガラス専門の土産物屋に行き当たる。買わないつもりで内部を覗く。ガラス細工とはいえ、結構いろいろ珍しい作品が並べられてあるのに驚く。
 午後3時、須川高原温泉に到着。ここは海抜1200mと標高が高く寒い。バスから眺める途中の山間の景色は、すでに始まった紅葉でとても綺麗だ。バスに揺られ、素晴らしい紅葉の山間を見ながらの移動だ。ただし、雨模様で湿度が高く外は寒いので、バス内側の窓ガラスに水滴がつき外が見えにくい。それでも、次から次に変わる黄色、赤色に染まった山間の景色に思わず、わ〜綺麗!と歓声が何回も響き渡る。紅葉の山間をドライブすること1時間少々で須川高原温泉宿玄関前に到着。バスはここが終点だ。この場所は岩手県、秋田県、宮城県三県が交差する地点のようだ。
 
 温泉は内風呂、歩いて2分の外風呂、さらに5分歩いたところに有料(チケットを宿で受け取ると無料)の温泉(栗駒山荘)がある。到着後すぐに内風呂に入る。白く濁っているが、とてもよい温泉だ。翌日朝6時、外風呂に入る。プールのように広い温泉風呂だ。濃い霧のため2m先は全く見えない。誰かが入って来たことは音でその気配は分かる。しかし、濃い霧におおわれた湯船なので、誰が入ってきたかは皆目分からない。湯から出ようとして接近したところAさんであることがわかる。それほどに濃い霧で寒い朝だ。一寸先がわからないような湯船につかった。
 
 栗駒山荘(高原温泉)は、有料であるが観光でやってきた一般客も温泉に入れるし宿泊もできる。ここの露天風呂からは、栗駒山の絶景が見えるビューポイントだ。山荘の中には土産物屋がある。この土産物屋は秋田県である。我々の宿は岩手県である。ほん5分歩いただけで、岩手県から秋田県に行ける地点に我々はいる。今日の夕食は宴会形式の和食。飲めない我々夫婦はウーロン茶。LSC会員手品同好会メンバーによる手品の披露、コーラス同好会の歌声披露がある。午後9時終了。寝る。【2017年10月23日】
 
 







2017/10/30 20:32:10|その他
LSCのヴィラ本栖 滞在記
2017年10月13日(金)
 LSC(ロングステェイクラブ)のお誘い旅行で、ヴィラ本栖へ2泊3日で出かけた。ヴィラ本栖は、本栖湖近くにある中央区所有の保養施設である。区民以外の人でも宿泊ができるというので、LSCのメンバーで出かけることになった。富士山麓にある本栖湖を最終目標地としカーナビをセット。朝8時半、高齢者運転標識を車の前後に貼り付け自宅を出発した。まずは談合坂を目指し圏央道、中央道を走る。午後1時、ヴィラ本栖に直接集合なので、富士山を眺めながらのんびり走れると4時間の余裕を見て自宅を出発。普段は付けない高齢者運転標識を付け、のんびり走る予定である。高齢者運転標識は、枯れ葉マーク、紅葉マーク、落ち葉マーク、シルバーマークなどと通称で呼ばれているので、正式名が「高齢者運転標識」であることを忘れ、改めてその名を思い出した。
 入間から圏央道、そして八王子から中央道を走り、談合坂SAでトイレ休憩。休憩所内のコーヒー店でエスプレッソダブルを注文したところ、どうゆうわけか若い店員が「かっこいいですね」といきなりいう。今時、エスプレッソを注文する人は少ないのであろうか。それとも年寄りがエスプレッソを注文したので、そう言ったのであろうか?
 時速80 kmで雨降る中を走り、富士急ハイランドのジェットコースターを横目に見ながら河口湖インターチェンジを下り、本栖湖を目指す。途中、自殺者が多いといわれる青木ヶ原を通り本栖湖を右手に見ながら、ヴィラ本栖(モトス)に到着。4時間半余裕を見てきたので、1時間も早くに着いた。予定では樹々に囲まれた宿のまわりを散策し、富士山を見ながら本栖湖周辺をドライブする計画であった。それが雨で、残念だが富士山は全く見えない。時計は11時。雨が激しく降り、外へ出ることができない。食堂が開き始めたので、はやい昼食をとるべくレストランに入る。Makikoカレー、Koichiエビピラフを食べ、コーヒーを注文。エビピラフ、カレーライス共に980円、コーヒー320円。立派なホテルにしては食事が安くておいしい。今日の昼食代は会費に含まれていないので現金で支払う。ホテル代は、1人1泊2食付きで12,000円。今回のLSC会員参加者は合計27人とのこと。
 12時半、東京から送迎の大型バスで会員の皆さん到着。我々夫婦は初日の13日は10畳の和室、14日はツインベッドの洋室とのこと。和室は10畳で広々として悪くない。ただし、日頃ベッドに寝ているので、畳み部屋で寝るとトイレに起きるときの立ち上がりに辛い思いをする。洋室が少ないので希望通りに予約できず、1日目はやむを得ず和室、2日目は洋室となった。持ってきたペットボトルの水3本、部屋へ持ち込む。
 
 14時、コーラス同好会のコーラスが披露されるので、ロビーに集合の知らせあり。コーラス部の合唱(2段目左)、全員で合唱する曲もあり、それなりにコーラスを楽しんだ。その後、夕食まで自由行動なのでまずは温泉に入り、部屋に戻り5時半まで昼寝。温泉は広くて気持ちがいい。天気が良ければ風呂から富士山が見えるそうだ。夕食は6時からで和食フルコース(写真上段中・右)。同じテーブルに新会員のAさんご夫婦(お2人とも飲めない)、Sさんのご主人(日本酒)、Nさん(ビール)、Koichi/Makiko(ジンジャーエル)、Sさん奥様 (13日1泊のみ)が座る。食事は、うわさの通りでとてもよい食事だ。
 
2017年10月14日(土)
 今日も朝から雨だ。早起きが習慣なので4時に起きる。風呂は午前6時からなので、持参したiPad Proがまだ不慣れなので、参考書を6時まで読み風呂に入る。朝食は8時からで洋食(スクランブルエッグ、ソーセージ、パン)。午前中は自由行動、車で本栖湖周辺をドライブ(写真3段右)するが、小雨は降り、人は誰もいないし、車もすれ違いなく寂しい。森林地帯なので、物騒な気もする。雲が垂れ込み、見えるはずの富士山は全く見えない。本栖湖を半周してUターン。昼食は、全員テンプラ蕎麦。
 昼食後まもなく、Sさんの奥様が用事あるというので、ひとりで送迎バスに乗り帰る。この時、もう1日滞在する残る26人全員が大型バスに乗ったSさんを見送る(最下段右の写真)。大勢の人たちがSさんを見送るので、バス内の客は、Sさんは有名女優かそれともビックな有名人と思われているかも知れないなどと大笑い。
 
 午後は富士花鳥園を見学するので全員13時に玄関集合。入場料はシニアで団体ということで795円(大人個人で1,100円、団体で990円、シニア団体で795円)。大きな温室状の建物の中は種類の異なる大小様々なフクロー(写真2段目中)とミミズクが沢山飼われている。そのほかここで見られる鳥と動物たちは、インコ、ぺんぎん、タカであって、珍しい大型フクローを間近に見ることができる。
 また、極大輪の球根ベコニアが沢山見られる。時には直径が30センチを越す大輪八重のベコニアが見られるそうで、この花が当園自慢だそうだ。タカやハヤブサのバードショーも園内で行われ、狭い園内だが、身近にタカの飛ぶ様子を見ることもできた(写真2段目右)。富士花鳥園まではホテル専用バスが無料で運んでくれる。1時間ほど園内を見学し、再びホテルバスが出迎えに来てくれる。
 
 ホテルに戻り、2時間ほど昼寝。6時から夕食なので、5時半に目覚め、ロビーに行く。食堂では左横にAさんご夫婦、前にHさん、Makikoの前にKさん着席。今日の夕食は西洋料理。魚、牛ステーキほかでフルコースだ。おいしい夕食を頂きながら、しばしの間歓談する。7時研修室に集合し、マジック同好会の手品(最下段左・中))、続いて動画編集同好会の成果発表、会員が日頃撮った静止画、動画写真をムービーに仕上げ、大画面に写す。その動画を鑑賞。
  全ての催し物が午後9時に終了し、その後は任意でカラオケ組、マージャン組、けん玉組、お喋り組に分かれる。それぞれの部屋へ移動。おしゃべり組は部屋にて語らい合う。けん玉終了後に マッサージ機が空いていたので、Kさん、Makiko、Koichiの3人は、マッサージを試す。結構なマッサージ機が10台ほどあるので20分ほど機械にお任せし、心地よく身体各部を揉みほぐしてもらう。部屋に戻り11時に寝る。
 
  2017年10月15日(日)
 午前5時起床、この施設では全室WiFiが使えない。ネットを使わずiPadのソフトPagesで日記を書く。初めてiPadでマックのWordと言われるソフトウエアー(Pages)を使い作文。キーボードはiPad用であるから小型だ。そのため指の移動が少なくて済むし、文字変換も慣れてくると使いやすい。文字だけ打つなら、このiPadの方が普通のキーボードより使いやすいような気もしてきた。
 外は今日も雨。朝6時から風呂に入れるので朝風呂に入る。すでに早起きの客2人が入っている。晴れていたら富士山が湯船から見えたかも知れない。3日連続の雨で滅入ってしまう。和食の朝食を済ませ、10時までに玄関ロビーに荷物を出すようにと指示がある。我々は自家用車なので、そうそうに車に荷物を積み込む。富士山麓に3日間いたが、雨のため、誠に残念であるが富士山の姿を1度も見ずに帰ることになった。
 送迎用の大型バス1台(東京から)、小型バス1台(河口湖から)、乗用車2台(東京から1台、埼玉から1台)で、参加者合計27人がここヴィラ本栖にやってきた。帰路は、12時の昼食を終え、4人乗った乗用車1台がまず帰る。続いて12時50分発の大型バス東京行きで16人(1人昨日帰る)が、続いて4人がホテル専用の中型バスで河口湖まで行くバスで帰る。最後に我々夫婦2人が全員見送ったあとホテルをでた。
 3日間ヴィラ本栖に滞在した。中1日、雨の降る中をヴィラ本栖(もとす)を出発し本栖湖周辺をドライブ。美しいはずの周辺の景色は全く見えず、ただ木立の中をドライブするだけで、つまらないので湖半周で引き返す。雨が終日降るので滞在中の時間は、ホテル内でコーラス、手品、けん玉(3段目中)、麻雀をやった。麻雀を除くと、小学校の学芸会を思い出すような楽しいひとときを過ごした。動画編集同好会では、思い出の海外旅行を編修した動画を鑑賞、それに会員同士での雑談と温泉、食事を楽しみ、普段はあまり話しをしない会員と親しく話しが出来、とてもよい親睦になった。これからも長い間お付き合いするのに役に立つ旅となった。【2017年10月23日〜25】
 
平成29年10月30日(月) 自宅に記す