セグウエイ(Segway)とは、電動の立ち乗り二輪車。テレビで警察官がセグウエイに乗ってパトロールしている姿を見たことがある。機会があったらいつか乗ってみたいと思っていたところ、その機会がやってきた。
今回のアメリカ旅行中の観光は、主にネット予約専門のVELTRAという観光旅行会社を利用して予約をとっている。インターネットでワシントンDC、ニューヨーク、ボストンなど訪れる都市の観光案内を調べていたら、セグウエイツアーがワシントンDCにあることがわかった。ホアイトハウス、リンカンメモリアルなど、市の中心部をセグウエイに乗って2時間ほど観光するというもので、ツアー代金は💲65である。このツアーの申し込みは、Makikoに内緒で行った。というのは、もしもあらかじめセグウエイに乗ることを伝えると反対することがわかっていたからだ。案の定、現地まで来て10分ほどの練習をしただけで、セグウエイに乗ってツアーに参加するのは怖いので、ツアー会社内で我々がツアーしている2時間待つと言いだした。
以上のようで、ツアー客は若いアメリカ人カップル2人と私の3人、それに案内役の若い男性4人で、10分ほどの練習の後、路上を走り出した。運転操作は極めて簡単。正しく起立した状態を基準にして、爪先あるいは踵方向に重心をわずかに移動させるだけで前進もしくはバックができる。T字型のハンドルステッキを左右にわずかに押すと左あるいは右に回転する。重心を前に移しながらステッキを左に押すと前進しながら左方向に進む。正しく起立した状態でステッキを左に押すと、その位置で左回りに回転する。以上のように、前進は重心を前に、回転はステッキを左右どちらかに押すだけで走行と回転のコントロールはできる。
ツアー会社はポトマック川に近い市の西側にあってジョージワシントン大学に近い。ここから、東に走りホアイトハウス、北に行ってワシントンモニュメント、、西に移動してリンカンメモリアルへ走行する。ここリンカンメモリアル広場で、セグウエイを降り案内人が機械の見守りをするからリンカンメモリアル内を見学するようにという。一昨日、市内観光の折に見学しているので見学はパスするというと、リンカンメモリアル前の広場でセグウエイに乗っていてもよいという。見学にでかけたカップルが戻ってくるまでセグウエイを乗りまわし、遊ばせてもらえた。
このリンカンメモリアル広場を最後に、北に向かって走りMakikoが待つツアー会社へ向かう。2時間待ったMakikoは、その間会社の待合室で本を読んでいたという。セグウエイに乗りたくないので本を持ってきたのではないかと疑う?もう少し練習すれば乗れたと思うが、本人がノウと言うのでし方がない。
客用セグウエイの最大速度は、時速21qに調整してあるという。案内人用の最大速度は、客用の倍くらいだというから相当のスピードがでる。リンカンメモリアル広場で高速を出したところ、普通に走る自転車並みに風を切って走り快適であった。機会があれば、何度でも乗りたい。【2015/09/04】
平成27年9月4日 Washigton Court Hotel にて投稿