まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
花火が見える部屋
 イリカイ・ホテルの様子は前回紹介したので、今度は部屋の中を紹介する。コンドミニアムとホテルの違いは、部屋の中で料理ができるか出来ないかがまず大きな違いかと思う。我々が借りるコンドミニアムは、料理が出来るようにレンジ、電子レンジ、トースター、大型冷蔵庫、食器、コップ、包丁、スプーン、ナイフなどの台所用品を始め、普通に生活するに困らない、家具、台所用品すべてが揃っている。問題は、誰が料理するかであって、我々のところでは出来上がっている食品を求めることが多い。もしくは、外食である。選択は、各階に洗濯室があって、大きな自動洗濯機と乾燥機が2台置いてある。面倒なのは25セントコインが一回の洗濯で10枚($2.5)必要、そして乾燥機に同じく10枚($2.5)、それに自動販売機の洗剤に5枚($1.25)と柔軟剤に5枚($1.25)いる。合わせて25セント銀貨がなんと30枚($7.5)ないと洗濯ができない。
 ホテルと違い、部屋には掃除する人の出入りはない。掃除が必要なら頼めるが頼んだことはない。1ヶ月の滞在だし、自分の部屋であるし掃除機もあることなので我々が床の掃除、あるいはシーツやタオルは上述の自動洗濯機で毎週一回洗濯している。
 
 部屋は広く、ダブルベッドとソハーが置かれた寝室と居間を兼ねたワンベッドルームである。キッチン、シャワー・トイレ・洗面所が一緒になっている部屋、ベランダがある。壁と洋服入れドアの全面が鏡となっているのでとても広く見える。写真に見るように部屋から海とラグーンがよく見える。おまけに毎週金曜の夜7時ごろ打ち上げる花火がベランダ越しに真正面に見える。この花火はお隣のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパがラグーンで打ち上げていると聞く。この金曜の花火が有名になり、今では金曜日になると金曜特別のディナークルーズもあって、沖合に停泊し食事をしながら花火をみているようだ。花火が打ち上げられる少し前に、右側から大型クルーズ船が横切るのが見えるので、そろそろ花火打ち上げの時間だとわかる。左に消えしばらくたち暗くなった頃、先ほどのクルーズ船が左から右へゆっくり戻ってくる。クルーズ船がベランダから見え始めると、そろそろ花火が打ち上がるのでベランダに出る。こうして、毎週金曜日は写真のような打ち上げ花火を見ることができる。昼は海上に浮かぶヨットやサーフィンをしている人たち、週一回だが花火も見えるというなんとも贅沢な部屋に滞在している。海を見ながら仕事し食事ができる環境なので、このイリカイ・ホテルが気に入り、4年目の滞在を先月終えたところだ。
 
 毎年、借りる部屋は異なる。昨年の部屋は持ち主が日本人であったようだが、今年の部屋は外人のようだ。戸棚に残された私物の横文字図書が沢山あったことでわかる。トイレ回りで困ったことがあった。それは、男子が用を足すときに持ち上げる便座が、用足し中に落ちてくる。調整したがうまくいかないので、メカニックにきてもらった。彼も苦労したようだが、便座ごと交換しない限りなおらないといい、写真のような黒のマジッククロスを接着材で止め、なんとか便座は落ちなくしてもらった。毎回面倒だがその都度、便座をマジッククロスで止めて用足ししている。メカニックを要請したのは、あと二回ほどある。そのひとつは、ベランダと部屋との間の大きなガラスドアである。このドア金具の鍵ネジが緩んできた。ドライバーは部屋にはないので、貸して欲しいといったら、直ぐにやってきて絞めてくれ解決。もう1件は、台所のシンクで食器を洗った水が流れなくなった。早速、メカニックをよんだところ、水回りで詰まったときに使うながい金属ロープを回しながら、排水管に入れていったら、直ぐに水は流れるようになった。こうして、トイレの便座、ガラス戸の鍵、シンクの水問題と5週間滞在中に3回も修理のためにメカニックと称する男性にきてもらった。ドライバーを借りにいった時に入った部屋は、まるで東急ハンズの金物売り場のように、工具を始め、修理用部品が沢山壁に要領よく並べてあった。聞くところによると、この修理道具を置いてある部屋は管理会社が所有していて、メカニックと呼ぶ職員も働いているとのこと。考えてみればわかるように、1,000室近くあるイリカイ・ホテルであるから、どこかの部屋で、水漏れがあった、鍵が開かない・閉まらない、電気が点かない、テレビ・WiFi・電話が作動しないなどの苦情が入る可能性は高い。こうした問題に対処するのは、部屋や設備の故障やクレームに対処するためのメカニックという専門職員がいて、直ぐに役立つ工具や修理部品を揃えておく必要はある。さもなければ安心して、我々は長期滞在をすることは出来ない。今回のロングスティでは、運悪く3回もメカニックのお世話になり、直ちに不具合が起きた問題を解決してくれた。
 
 写真に示したトイレット・ペーパーは、トイレット・ペーパを保持する金具が珍しいので写真に収めた。ステンレス製の立派な金具で、片端が回転する太めの棒にロール紙を通すだけで簡単にトイレットペーパーがセットできる。ちょっとした珍しいトイレットペーパー用具だ。【2016年1月1日】
 
平成28年2月9日(火) 自宅にて記す







イリカイ・ホテル(コンドミニアム)
 イリカイ・ホテルは、ワイキキとアラモアナ・センターのほぼ中間に位置する比較的大きなホテル兼コンドミニアムで、26階建全968室ある。住所は「1777 Ala Moana Boulevard, Honolulu, HI 96815」、直接海岸には繋がっていないが、ほんの100mも歩くと砂浜に出られる。正面玄関はAla Moana Boulevard通りに面し、裏側には道路を隔てて沢山の小型ヨットが係留されているアラワイ・ボート港がある。正面玄関前には公営のTheBusとトロリーのイリカイ・ホテル前停留所がある大変便利なところだ。この施設はホテルとコンドミニアムが併設されているが、普通イリカイ・ホテルと呼ばれている。宿泊代は、1ヶ月以上の長期滞在になると1泊当たり$100前後、数日の短期宿泊だと倍近くになると聞く。
 
 5年前に5泊6日のツアーでホノルルを訪れ、イリカイ・ホテルにコンドミニアムもあるというので、直接コンドミニアムを取り扱っている「MARINA HAWAII VACATIONS」という会社を訪れ交渉したのがきっかけで、それ以来4年間毎年12月に1ヶ月と1週間、つまり5週間のロングスティでお世話になった。それ以前は、毎年ヨーロッパにでかけ20日〜40日の間、列車で移動する旅をしてきた。例えば、長い旅では、スペインからフランスを通ってイギリスのスコットランドのアバディーンまで40日間かけて旅をした。また、あるときはイタリアのローマに入り、シチリア島まで列車で行き、シチリア島から船でナポリに戻り、そこからスイスを通ってドイツのベルリンまで列車で40日かけて移動したこともある。
 
 こうした旅は体力がいることと、結構いろんなヨーロッパ諸国を観光してきたので、歳を考えあまり動かないですむロングスティとしてハワイを選び、出かけはじめて4年が過ぎた。今年のハワイロングスティは先月1月8日に帰国したばかりだ。今年も年末行きたいと思い、11月26日から12月27日までの予約をして帰国した。先月まで泊まっていた部屋は、812号室であったが、今年の年末の部屋は914号室の予約がとれ、その部屋を見せてもらい予約金も支払ってきた。今年も含め、これまでお世話になったイリカイ・ホテルとはどんなところでどんな特徴があるかを簡単に述べる。会社はイリカイ・ホテルの1階にあり日本人スタッフが3人いるようだ。皆さん英語が堪能なので、日本人かどうかわからないこともある。部屋の様子や値段、希望滞在期間とその間の空きがあるかどうかなど、即座に教えてくれる。部屋が空いていれば、中を見せてもくれる。海側、ヨットハーバー側、山側で値段が異なり、また、ハイシーズン、ローシーズンかの時期によっても異なる。12月はホノルルマラソン、クリスマスの時期かと思うのでハイシーズンのようだ。航空運賃もマラソン、正月時期は極端に高くなる。マラソンの後に開催される10km・レース・デー・ウォークに参加したいこととクリスマスを外国で過ごしたいことで。これまで12月にこだわって滞在してきた。
 
 今年はMakikoの誕生日が11月28日、10km・レース・デー・ウォークが12月11日(日)、クリスマスが12月24日、それに毎日の気功体操をするためということで、お祝いと健康増進のためにという名目立てて出かけることにしている。
 
 過去4年間お世話になったイリカイ・ホテルの様子を写真で紹介する。写真中央の星形のような建物がイリカイ・ホテルである。その後ろの方にイリカイ・ホテルより大きいヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパという大きなホテルがある。ここイリカイ・ホテルでは毎日夕方になるとトーチに火を灯す赤い衣装を身につけたおじさんがホテル中庭や周辺にあるトーチに松明のような火のついた棒を持って、裸足であるいて点灯する。玄関正面にはガードマンが常時座っていて、不審者を監視してくれているので安心だ。ガードマンがいないすきにKoichiが座り、しばしの間ガードマン役を演じた。大きなホテルではフラダンスショーが行われるところが多い。イリカイ・ホテルでも金曜日と日曜日の夕方から1時間ほど、フラダンスショーや歌と音楽を演奏する(写真左上から2枚目)。普段は中庭で演奏するのだが、この日はめずらしく雨で建屋内で演奏した。ホテル内にはコンビニエンス・ストア、ハワイアン衣装点、ハワイアン工芸品、レストラン、コーヒーとパンの店がある。クリスマスシーズンになると、中庭はライトアップされ、大きなクリスマスツリーが飾られる。これらの様子は、すでにブログで紹介した。日本人は比較的少なく、寒いカナダあるいはアラスカから来る人が多い。英会話を学習中なので、英会話の実践の場として勇気がいるがとても都合がいい。部屋については次回紹介する。【2016年1月1日】
 
平成28年2月8日(月) 自宅にて記す







ハワイで気功体操
 2016年1月8日、日本と約20℃の温度差がある暖かいハワイから帰国して、早いもので1週間以上が過ぎた。寒さにやっと慣れてきた今日この頃だ。この間、忙しいことが重なり、投稿を怠り、投稿したい記事がたまり気になっている。大きな旅行をした時には、想い出多い記事をまとめて世界に一冊しかない本(すでに4冊完成)にするようにしているのだが、それも出来ずに今日にいたっている。
 
 ハワイでなにしているのとよく聞かれる。まだ、半分現役で教壇に立ち、たまに原稿も依頼されるので、講義の準備や執筆(パソコンに文字を打ち込む作業)を行っている。今年は新たな教科書を作成するということで、熱心にパソコンの前に座っていることが多かった。何しろ、ベランダからヨットが、観光船が、サーフィンしている人たちの動きが見える海が目の前に広がっているという贅沢な環境で仕事が出来るので、これに味を占めハワイに出かける。
 
 その一方で、帰国してから頑張れるようにと滞在中に体力をつける意味で、毎朝欠かさずに気功体操を行っている。その気功体操の様子を以下に述べる。
 
 毎年12月ホノルルマラソンの本部が設置されるコンベンション・センターがホノルル市内にある。その裏側にアラワイ運河がある。その運河沿いの細長い公園で毎朝7時より8時まで気功体操が行われる。昨年の12月、ハワイでロングスティを始め4年目に入るが、最初の年に参加して以来、滞在中は毎日1日も休まずに通っている大変気入った気功体操である。

  気功は英語でQi Gongというようだが、インターネットで用語を調べると、YouTubeにその動画が投稿されているのでそれを見た。このQi Gongの動画を見るとかなり静かな動きで、我々がアラワイ運河沿い公園で毎朝行っている気功とかなり異なる。我々が行っている気功体操は、ゆったりした動きもあるが、かなり激しい動きのシーンが多い。気功そのものを知らないので、YouTubeの気功と比べることは出来ない。これが気功なのかと疑うほど激しい運動である。現地の人たちが気功(Qi Gong)と呼んでいるので“気功”に“体操”を付け加え、我々夫婦の間で「気功体操」と勝手に名付け、毎朝飽きずに会場へ通い、現地の人たちに混じり運動を行っている。
 
 毎朝、日の出前の暗いうちに家をでる。この気功体操を終えるとかなり消耗するが、なんともいえない心地良さを感じる。それは、手足の指から頭、首、上肢、腰、下肢など身体部位すべてをまんべんなく動かしているような気がするからなのかもしれない。ホテルに戻ると8時半ごろだ。朝食を済ませると疲れで眠気を抑えきれず朝寝をする。
 
 最上段左の写真と最下段中央の中央が先生(Master)、他の人たちは毎朝集まる常連で、たまに通りがかりにこの気功体操に加わる飛び入りの人もいる。毎朝通ううちに現地の人たちと挨拶を交わすようになり、いつの間にか楽しい会話もできるような友達ができた。今回は、写真にみるように各自が食ベもの、飲み物、サラダ、果物などをもちより、気功体操終了後に簡単な持ち寄り食事会を開いてくれた。
 
 この気功体操は、リーダー、世話役、幹事、役員など係の人はだれもいない。朝7時になると、どこからともなく現地の人が集まり、やがてMasterといわれる先生がやって来る。先生が号令を出すわけでもなく先生自らが手足を動かし始める。それを真似するかのように、参加者も手足を動かす。背伸びする、しゃがむ、手を上がる、手を振る、手をねじる、上体を反る、上体をひねる、足を組み前屈する、頭を前後左右に振る、曲げるなどして身体すべての部位の筋肉、関節を使い、身体部位をくまなく動かす。そのため、終わってからの疲労感は身体全体に及び、なんともいえない心地よさと疲労感を覚える。というわけで、気功体操が終わると午前中は朝寝するという習慣になった。
 
 この体操のお陰で、帰国後に残る1年のうちの11ヶ月間の健康が維持されるような気がしてならない。今年の活動も昨年同様、元旦の気功体操で始まった。【2016年1月1日】
 
平成28年1月25日(月) 自宅にて記す







ホノルル「木曜午餐会」の講演
 木曜午餐会が毎週午後12時半〜1時半までマキキ聖域キリスト教会で開催される。この教会の外形は、高知城天守とそっくりで1932年に建てられたプロテスタント教会。「一生青春、一生勉強」という信念のもと、木曜午餐会が創立されたのは1918年(大正7年)で、歴史のある午餐会である。その午餐会の講演は99年間も続いているというから素晴らしい。在ホノルル日本総領事館の第9代、諸井六郎総領事の発案によるものだそうで、毎週木曜日に開催されていたので木曜午餐会という。この木曜午餐会は、日米対戦中も細々ではあるが「一生青春、一生勉強」という思いの火を一時たりとも消すことなく今日まで続いているという。その講演会にホノルル到着後2日目の12月3日(木)に参加した。
 年会費$20だが、非会員は参加の都度$2支払う。参加には会員資格はとくにないようで、誰でもが聴講可能。会員になれば毎週木曜日の講演を年会費わずか$20で聴講できる。我々夫婦は1ヶ月しかホノルルに滞在しないので、4回分の会費で済むので非会員として参加した。
 
 木曜午餐会のことは、ハワイシニアライフ協会会員になったお陰で、受け取ったHISLEA便りで知った。参加初日、12月の木曜午餐会の講演予定、講師、演題が以下の通りであることがわかった。
・12月3日 「賢い医者ノ選び方 その3」 寺久保 篤志博士(心臓内科医)
・12月10日 「人間の身体の細胞 〜どこから来て、どんな働きをしているのか、そして一体何ができるのか」柳町隆造博士(ハワイ大学名誉教授)
・12月17日 「肌で感じた中国」 丸山浩一 主席領事
・12月24日 「クリスマスを楽しむ」 エノック山田氏(キリスト福音伝道者)
・12月31日 大晦日のため休講です。
 
 我々みたいに短期であるが、講演会があることを知り参加した人もいる。聴講している多くの皆さんはハワイ滞在が長いお年寄りのように見受ける。講演は、ハワイ大学の現役の先生、退職した元教授、領事館関係者、教会員あるいは教会関係者、その道の専門家などにお願いしているようだ。
 講演する先生方はとても分かりやすく話され、聞いてためになり、感動する話しが多い。
 
・寺久保篤志先生(心臓内科医):今日はテーマと異なり、心臓のことは何でもお聞きくださいという質問コーナーですと前置きあり。ステント何本まで入れられるかとの質問に対し、17本入れたという記録はあるがこれはお勧めしないとのこと。
・柳町隆造先生(1928年生まれ/ハワイ大学名誉教授):とても87歳には思えない若々しさである。細胞は生き残るために絶えず変わる/そのため絶えず食べ続ける/過去→現在→未来ですべての細胞は変わる/科学者は子供だ/細胞が変わるからよい/阿倍首相が何人もいたらどうなる/クローンの話し/ナイフは人を殺すが手術で人を助ける/物は使いようだ/1番はOK、2番はだめ/子供が足りない、クローンで増やせば?どうなる未来
 
・丸山浩一(ハワイ総領事館主席領事):中国に長年滞在/中国滞在中のエピソードの紹介
・エノック山田氏(キリスト福音伝道者):日が沈むと1日が始まる。夕方からその日は始まり、翌日日が沈むまでが1日/BC:before century、AD:Anno Domini ラテン語/ある人が教会関係者「教会でクリスマスのお祝いをする」と言った、するとそれを聴いた人が「教会でもクリスマスをやるのか」と言った。笑い話/オーストリア818年の話し。クリスマス前夜、讃美歌を歌うときオルガンが急に故障した。ヨセス・モーアはギターで[きよしこの夜]の歌を歌った。[きよしこの夜]はオルガンが故障したので生まれたという/セント・ニコラス→サンタクロース。クリスマスとサンタクロースは無関係/コカコーラがクリスマスキャンペーンを行い、サンタクロースを広めた/受けるより与えよ/聖書は分からないことだらけ
 
 隣に座ったIさんが講演終了後に、オバマツアーに行かないかと誘ってくれた。オバマ米大統領が高校を卒業した学校「Punahou School」(165年前に創設されたキリスト教主義の学校)が近くにあり、大統領が当時おばあさんと暮らしていたコンドミニアムもあるので、そこを見て回った。その後、ハワイ王朝が決定されたという谷・ヌアヌパリ展望台(Nuuanu Pali Lookoutなどを見学させてもらう。この谷は、風邪が強い場所として有名、訪れたときも強烈な風邪でおまけに小雨で曇り空、長くいることが出来ない。Iさんおにぎりを持ってきているので、よく来る美しい公園で食べようと提案するが、その公園のベンチが濡れていて座れない。しょうがないので車の中で食べ、帰路につく。上記のツアーが出来たのも、木曜午餐会に参加したからである。Iさんに感謝。【平成27年12月17日】
 
平成28年1月7日(木) イリカイ・ホテルに記す







近所で咲いている花
 今年もイリカイ・ホテルで正月を迎えた。相変わらず朝5時半に起き、まだ暗いうちの6時半にホテルを出て気功体操をするためにアラワイ運河沿いの公園に向かう。気功体操をやるために集まる現地の人たちは少ない日で約20人、多い日には約50人も集まる。なぜかこの気功体操が気に入り、当地に来て34日経つが1日も休んだことはない。皆勤賞ものだ。頭、胴体、腰、手・足、手足の先まで捻ったり、曲げたり、反ったりと身体のすべての筋肉を動かす体操なので、終わると気だるく心地よい疲労感に襲われる。部屋に帰ると直ぐに横になり、一寝入りする。起きるとすっきり、元の体に戻っている。こうして、毎朝の気功体操のお陰で、次回訪れるまでの11ヶ月を元気で健康的に過ごせるのではないかと思うようになった。この気功体操を行う習慣がMakikoともども過去4年間も続いていることからもそう思えてならない。
 上記気功体操を行う公園まで行くのにおおよそ20分かかる。往復する道のりで見かける花々が綺麗なので携帯デジカメで撮り、まとめたら30種(写真)ちかくある。ハワイでも12月、1月は寒い時期ではあるが、最低気温が20℃前後、最高気温が26℃前後なので花はいつも咲いているといえる。【2016年1月4日】
 
平成28年1月4日(月) イリカイ・ホテルにて記す