イリカイ・ホテルは、ワイキキとアラモアナ・センターのほぼ中間に位置する比較的大きなホテル兼コンドミニアムで、26階建全968室ある。住所は「1777 Ala Moana Boulevard, Honolulu, HI 96815」、直接海岸には繋がっていないが、ほんの100mも歩くと砂浜に出られる。正面玄関はAla Moana Boulevard通りに面し、裏側には道路を隔てて沢山の小型ヨットが係留されているアラワイ・ボート港がある。正面玄関前には公営のTheBusとトロリーのイリカイ・ホテル前停留所がある大変便利なところだ。この施設はホテルとコンドミニアムが併設されているが、普通イリカイ・ホテルと呼ばれている。宿泊代は、1ヶ月以上の長期滞在になると1泊当たり$100前後、数日の短期宿泊だと倍近くになると聞く。 5年前に5泊6日のツアーでホノルルを訪れ、イリカイ・ホテルにコンドミニアムもあるというので、直接コンドミニアムを取り扱っている「MARINA HAWAII VACATIONS」という会社を訪れ交渉したのがきっかけで、それ以来4年間毎年12月に1ヶ月と1週間、つまり5週間のロングスティでお世話になった。それ以前は、毎年ヨーロッパにでかけ20日〜40日の間、列車で移動する旅をしてきた。例えば、長い旅では、スペインからフランスを通ってイギリスのスコットランドのアバディーンまで40日間かけて旅をした。また、あるときはイタリアのローマに入り、シチリア島まで列車で行き、シチリア島から船でナポリに戻り、そこからスイスを通ってドイツのベルリンまで列車で40日かけて移動したこともある。 こうした旅は体力がいることと、結構いろんなヨーロッパ諸国を観光してきたので、歳を考えあまり動かないですむロングスティとしてハワイを選び、出かけはじめて4年が過ぎた。今年のハワイロングスティは先月1月8日に帰国したばかりだ。今年も年末行きたいと思い、11月26日から12月27日までの予約をして帰国した。先月まで泊まっていた部屋は、812号室であったが、今年の年末の部屋は914号室の予約がとれ、その部屋を見せてもらい予約金も支払ってきた。今年も含め、これまでお世話になったイリカイ・ホテルとはどんなところでどんな特徴があるかを簡単に述べる。会社はイリカイ・ホテルの1階にあり日本人スタッフが3人いるようだ。皆さん英語が堪能なので、日本人かどうかわからないこともある。部屋の様子や値段、希望滞在期間とその間の空きがあるかどうかなど、即座に教えてくれる。部屋が空いていれば、中を見せてもくれる。海側、ヨットハーバー側、山側で値段が異なり、また、ハイシーズン、ローシーズンかの時期によっても異なる。12月はホノルルマラソン、クリスマスの時期かと思うのでハイシーズンのようだ。航空運賃もマラソン、正月時期は極端に高くなる。マラソンの後に開催される10km・レース・デー・ウォークに参加したいこととクリスマスを外国で過ごしたいことで。これまで12月にこだわって滞在してきた。 今年はMakikoの誕生日が11月28日、10km・レース・デー・ウォークが12月11日(日)、クリスマスが12月24日、それに毎日の気功体操をするためということで、お祝いと健康増進のためにという名目立てて出かけることにしている。 過去4年間お世話になったイリカイ・ホテルの様子を写真で紹介する。写真中央の星形のような建物がイリカイ・ホテルである。その後ろの方にイリカイ・ホテルより大きいヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパという大きなホテルがある。ここイリカイ・ホテルでは毎日夕方になるとトーチに火を灯す赤い衣装を身につけたおじさんがホテル中庭や周辺にあるトーチに松明のような火のついた棒を持って、裸足であるいて点灯する。玄関正面にはガードマンが常時座っていて、不審者を監視してくれているので安心だ。ガードマンがいないすきにKoichiが座り、しばしの間ガードマン役を演じた。大きなホテルではフラダンスショーが行われるところが多い。イリカイ・ホテルでも金曜日と日曜日の夕方から1時間ほど、フラダンスショーや歌と音楽を演奏する(写真左上から2枚目)。普段は中庭で演奏するのだが、この日はめずらしく雨で建屋内で演奏した。ホテル内にはコンビニエンス・ストア、ハワイアン衣装点、ハワイアン工芸品、レストラン、コーヒーとパンの店がある。クリスマスシーズンになると、中庭はライトアップされ、大きなクリスマスツリーが飾られる。これらの様子は、すでにブログで紹介した。日本人は比較的少なく、寒いカナダあるいはアラスカから来る人が多い。英会話を学習中なので、英会話の実践の場として勇気がいるがとても都合がいい。部屋については次回紹介する。【2016年1月1日】 平成28年2月8日(月) 自宅にて記す |