シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2016/09/21 23:04:05|映画 か行
君の名は。
 特に大きな宣伝もしていないのに大ヒット。観てみて、その理由がよく分かりました。

 プロットとしては「イルマーレ」かな。「イルマーレ」は、韓国映画では今でも一番好き。切ない、デリケートな感覚がね、素敵なんです。それがこの映画では拡大されて表現されている。

 アニメーションだから、自在に空間を切り取ることができます。それが、映画の構造に大きな影響を与えている。チケット売り場で、売り子のお兄さんが「大変混みあってまして」って言う、その理由が「リピーターの方が多いんです」と言ってらしたのだけど、確かに、も一度見て、映画の構造を確かめたくなるのだろうと思う。

 何回も引き戸が閉じるシーンが出てきます。それを物凄く低い位置からとらえている。その意味、かなり重要ですね。

 この映画を観て感動した方には、ぜひ、「イルマーレ」を観ていただきたいと思います。

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2016/08/28 22:03:00|映画 か行
後妻業の女
 「後妻」っていうのを簡単に変換しちゃうのにビックリです。

 実際にこういう商売があるみたいですよね。オバサンが一人、これで捕まったよね、確か。でも、犯罪にしなければいいわけです。よって、「一匹見かけたら、その30倍はいるんですよ」通り、なんでしょうね。

 最近は「プロ妻」ってのもいるらしい。金持ってて固い仕事してて、とゆー男を結婚相談所で釣り上げて、結婚して、3年くらいしたら離婚して、慰謝料がっぽり、を繰り返すんだとか。戸籍なんか、移動しちゃえば前科は分からなくなる(いや、たどればバレバレなんですけど)し、そこまで調べる男もいないんでしょう。

 男の側の結婚詐欺というのは古典的だけど、女の側もあるわけで、結局一番強いのはカネか、という結論。変形の「ネズミの婿入り」のような。
 にしても、全般的に女は自力で稼ぐ手段もあまりなく、稼げる額も大したことなく、今現在もかーんたんに貧困に突っ込んじゃう、結婚=就職に近い所もあるわけで。自立してないと、コバンザメみたいなこういう商売でしか食べていけなくなる、のか。やっとれん。

 例えば「俺物語!!」みたいなキュンキュン恋バナから20年もたつとこれかい、と思うとがっくりだね。人生暗いわ。つまんねーなー、というか、こういうの、ストレス極大という感じなんだけどね。で、稼いだカネをどう使うか、が映画にはあまり出てこなくて。どうしてたんかねえ?????

 大竹しのぶさんについて。かつて明石家さんまさんが、離婚会見の時、どういうわけか同じ場所でやったというエピソードを披露してて、その時「あの方は大女優でらっしゃるから、涙の出し入れなんか自由自在で」なんて喋ってましたが、この映画を観てさもありなんと思っちゃいました。ということで、芸能人多数出演のTVショッピング、絶対信用しちゃイケマセン。

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P.S 使われてた家が「海街ダイアリー」の家と同じように見えて、それが気になりました。真っ向から対立するようなお話だものね。意図的なものを感じる。 







2016/08/10 22:58:00|映画 さ行
シン・ゴジラ
4DXで鑑賞。終了後、久しぶりに拍手が出ました。

 日本でゴジラ映画をつくるとなると、色々制約が出てくると思うんです。ゴジラの大きさ、その性質、なぜうろうろするのかの理由づけ、どう対処するのか、という政府側の話等。今回は、こんなの青天の霹靂なんですけど、という右往左往から話が始まる。政府の対応が、よれよれからびしっとに変わろうという時に、またひっくり返されたり。その動きはかなりリアルで面白かったですね。そういう、政府側のすったもんだとゴジラの迫力に焦点を絞って作っているから、映画の内容がスッキリしている感があります。
 それにしても、壊れた町の描写、なんか毎年見てる気がする。日本てホントーに災害大国なんですなあ。だから、見ててそういうのにはほとんどショックを受けないんですよ。困る。他の国だとどうなんだろうか?

 しかし、避難の映像は見ごたえがありました。確かにこうなるだろうな、という。おそらく手持ちカメラで撮影しているので、画像がぶれる、のに座席が連動するので、怖いんですよ・・・・・。

 後は、伊福部昭さんの定番のゴジラ音楽なんですが、これが映画の中で浮き上がらないのは巧い!!の一言。これがないと、やっぱり日本発ゴジラとは言えないもんなあ・・・・・。

 この映画、エヴァンゲリオンとのどうこう、という話があるそうなんですが、全くエヴァの話は知らないので、チンプンカンプン。まあ、知らないから楽しめない、ということはないので。

 後は、役者さんの滑舌か。石川さとみさん、英語は上手いと思います。ので、日本語の練習をもちっとお願いします。全体的にセリフが聞き取りづらくて往生しましたので。

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2016/07/17 0:11:38|映画 その他
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
 この映画の公開を延期させた悲しい事故から半年、予告編は大変面白い、というか下らね〜〜〜!!と言わしめそうな感じだったんですけど。

 うん、ホントーに下らなかったです。

 長瀬君にお願い。鬼コスプレが似合い過ぎてます。それで紅白に出てもらえませんでしょうか?和製キッスって感じで。その他に出てた錚々たるプレーヤーの皆様(CharさんとかRollyとかゴンゾーとか)も引き連れてってことでお願いします。どうもロックにはやっぱり地獄がお似合いなんでしょうか?

 ということで、ストーリーはハチャメチャで、「地下鉄のザジ」みたい、あとはなんかギターを弾きまくって、というお話でした。

 しかしなあ、死ぬことをテーマにしたがるっていうのはなぜなんだろう?要するに、死ぬことを全然リアルに感じてないからでしょうかね、多死社会とかいってるのにね。で、そういうのがわたしゃ何となく不愉快なんですよ。

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2016/05/22 23:24:00|映画 た行
殿、利息でござる!
 面白かったです。要するにNPO法人設立&クラウドファンディングのお話だなあ、と。なんでそう思ったかというと、自分がNPO法人設立に動いてた時期があったもんで。

 NPO法人の設立にはある程度の出資金と10人の賛同者(=社員、と呼ぶそうな)が必要なんですけど、これがねえ・・・・・。趣旨に賛同する人はまあ、見つかりますね。けど、そこからのハードルが高いのなんの、という事なんです。出資まではねえ。。。。とか、賛同はするけど、参加してどうこうってのはちょっと・・・・・だの。10人って集まらないんですよ・・・・・・。

 映画の中で、10人集めるのに四苦八苦してるのを見てて、身につまされました。結局10人までは集まらなかったんだよ、ねえ・・・・?群像劇なんですが、最近、映画の中で誰が誰やらよく分からなくなること多し。まずいなあ〜〜〜。

 カネ&人集めが大変だから、じゃあ、一人でやるか。今の自分の状況がほぼそうなんですが、この映画には、そういう人も出てきます。で、やりきれなかった。それを引き継ぐ形になっちゃった、というのが(別の人が同じ事を考え付いた、という事なんですが)面白い所だと。

 社会貢献なんて簡単に言いますけど、そうするには絶対にカネ&人が必要。カネが集まると不正も発生しやすくなるということで、この話、何年にも渡るお話だということになってるんですが、その間、集めた銭をどうしてたか、が不思議でした。盗まれる可能性も十分過ぎるくらいあったような気もするし、誰かが使いこむ可能性だってありがち。どうやって管理してたのかなあ?今みたく銀行もないし、ましてや貸金庫もないしなあ。。。。。。実話というから、うーむ、こういう事の掘り起こしは、NHKのドキュメントが得意そうですけど。非常に興味ありますね。