シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2025/12/30 23:07:05|映画 は行
ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行
 年末ってことでしっぽりと。恋愛映画の佳作だと思います。

 「どこでもドア」みたいなドアを開けると〜〜〜、っていうのは、どっかで見た設定だなあと思いましたが、実力ある役者さんお二人が、がっちりと物語をつくっていきます。
 そのドアがある場所に二人を連れて行くのが古〜〜いレンタカー。ナビが超古い。。。。で、勝手にしゃべり出すし。そういうファンタジックな味付けが不自然にならないのは、脚本と役者さんの力でしょう。

 音楽を久石譲さんが担当しています。とても合っていると思います。あと、雨が印象的。雨ってハードボイルドによく出てくるけど、恋愛ものでは珍しいんじゃないかな。監督さんのセンスを感じます。

 それにしても。うーむ、恋愛って、アメリカでもかなり難しくなっているのかなあ・・・・・・。どうすりゃ「恋愛」に持ち込めるのか、なんかその先って大丈夫なのか、お互いにビクビク、これは日本でも同じですけど。

 で、結構冷めて観てしまう自分にがっかり。あーあ、なんか、恋愛っていうけど、結局「欲」じゃん、って冷静になってしまうんだよなあ。困ったなあ。

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2025/12/14 20:49:11|映画 さ行
シャドウズ・エッジ
 レオン・カーフェイが怖すぎる〜〜〜〜。

 という事で、いつものジャッキー警察映画とは大違い。ジャッキー・チェン様が凄腕だけど、一人で何でも解決するような人ではない、元刑事を演じています。役者に徹しておられるから、役者としてのジャッキーをがっつり見れる。おそらく監督さんの思惑通りに全員が全力で取り組んだ映画なんじゃないかと思います。「ライド・オン」を撮った方だけれど、今回は脚本も。それがめっちゃ練れてて、息つく暇なし。凄い監督さんだとおもう・・・・・。

 レオン・カーフェイって、「ラ・マン」のお兄さんだったよねえ・・・・。もう、怖いったらない。目が笑わないんだよ〜〜。その辺がもう、超一流の役者さんですよね。とんでもないアクションを彼もやってますが、よくまあやれたものよ・・・・・。凄過ぎる!!

 どうも続編がありっぽいんです。ぜひぜひ作ってほしい!!!



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2025/09/21 23:58:00|映画 は行
ベートーヴェン捏造
 廚二病真っただ中の頃、ベートーヴェンさんの大ファンになってたわたくし、音楽室にある絵が欲しくてしょうがなくて、新宿花園神社蚤の市でエッチング(?)を見つけて大喜び、買って帰って、額装して(確か、額の方が高かった・・・・)、未だに持ってるし。んで、ヴァイオリンを練習する部屋に飾ってるから、殊にご本人の作品を練習してる時はコワイ・・・なんか、眉間の皺が増えてるんじゃね?と。。。。

 ただし、子供の頃に吹き込まれた「ベートーヴェン」像が、実はぜーん然違う、らしい、というのは長じて知った、で、別にがっかりはしなかったんですよね。有難いことに、その頃は「偉人伝なんて、完璧な人なんかいるわけないし」という、それなりにマトモな客観性が多少は身についてたってことでしょうか。

 で、日本人に刺さった「不屈の人ベートーヴェン」をでっちあげたシンドラー氏のお話。あえて言うなら「同担拒否の夢男子」の暴走話です。
 まあね、こういう事は普通にどこでも起きてるよなあ、と思う。なんなら、今なんか本人がSNSとかで創作してますもんね。
 
 でもねえ、彼の音楽を実際に弾いてみると、本当に不屈の人だ、と思う。今ならいくらでも補助アイテムがあるけど、当時は五線紙&ピアノ位しかない、耳が悪い、そんなんで、ああも隙なく構築されて、且つ美しい曲をつくれるって、凄いなあ。。。。。。やっぱり、ベートーヴェンさん、大好き!!!

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2025/09/10 21:14:01|映画 は行
ベスト・キッド レジェンズ
 王道のお話で、安心して観てられます。だけど、それが面白いんだよねえ。

 チェン様は脇に下がって、今回は一見地味風な男の子が主人公。北京でカンフーをやってたんだけど、N・Yに移り住んで、そこで色々あって、という話。

 で、このお話は、ちょっとひと捻りあって、おじさんが主人公の男の子から「習う」というのがあるんです。借金を草ボクシングで勝って返したる!!という一発逆転狙いで、下の世代から「習う」というのが面白い。

 そういうエピソードから、チェン様演ずるカンフーの師匠のハンさんと、あー懐かしい!!かつての「ベウトキッド」シリーズの主人公、ダニエル氏が出てきて〜〜、と話が続きます。

 大人がしっかりしてて、それが気持ちいい。習ったり教えたり応援したり、あと、ライバル道場(これも定番)のあんちゃん周りの取り巻きが襲い掛かったのを、軽くお二人がなぎ倒す!このバッタバッタ感がいいわあ〜〜〜。こういう大人がいると、若いもんがのびのび力を発揮できる。脇の人達も含めて気持ちのいい人間関係をみせてもらって、今までの作品にない広がりが出てて楽しかったですね。

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2025/07/13 18:23:05|映画 は行
ババンババンバンバンパイア
 圧倒的なくだらなさ〜〜〜〜!!出ました、松竹脱力系映画!!

 吉沢亮君て、ひょっとして大俳優なの?

 松竹映画ってことこで、まず笑ってしまった。な〜〜るほど、東宝に協力するからさあ、ちょっと吉沢君貸してよ、こっちも映画撮るから、いや、軽〜〜〜い奴だから、ね、ね??というのが見えるんですが。。。。

 松竹脱力系映画といえば「まだ俺は本気出してないだけ」ですが(あれも面白かったよのう)、これも傑作だと思います。「まだ俺は〜〜」で主演だった堤さんが、なぜかこの映画にも出演されてて、その配役にも笑ってしまった〜〜。

 お約束風のシチュエーションコメディーなんですが、吉沢君のぶっ飛んだ演技で大笑い〜〜、若い役者陣も、引っ張られて、いい味出してます。いつも思うけど、笑わせるのはかなり難しいから、凄いなあ、と。
 あと、実は、この映画、ちょこっとミュージカル風の味付けをしてるんです。これがハマってます。ホント、面白いわあ。

「国宝」と全然違うけど、これも映画だよなあ、と思います。とにかく楽しいから、観て損なし!!

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森蘭丸氏の「え?!」がうけたぜ〜〜。







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