シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2018/06/27 22:16:35|映画 さ行
ジュラシックワールド
 今更ですけど、アイポットで4DXで上映と聞いたのと、注目俳優クリス・プラットの出世作だし、シリーズの次の映画のテーマがそれなりに変わってきているようなので、その前に予習ということで。

 このシリーズは1作目がとにかくすごかった。確か車で観にいったのだが、帰り道、横からいきなりティラノザウルスが飛び出してくるんじゃないか、とついつい余計なことを考えてしまうくらい真に迫ってて。ティラノザウルスがドカドカ追っかけてくるシーンとか、ラプトル君たちが悪知恵を働かすシーンとか、まあ、たっぷりハラハラさせられましたね。
 でも、2作目以降は結局見ていない。恐竜どもの描き方が「ケンカ好きの馬鹿」的で、やだなあと思って。「ジョーズ」もそうですけど、スピルバーグが映画のネタに動物を使う場合って、結局プロット止まりで、動物に対して無礼だと感じるわけ。理由もないのに人間を襲う生き物は人間だけです。動物は、まず理由なしでは、何かすることはないんですよね。そもそも、人間を初めて見て、則「食える」っていう風には思わないと思うんですよ。

 さて、この作品では、どうでしょうか?へえ〜〜と思ったのは、主人公がラプトル君たちを躾けてるので。それも、最新のクリッカートレーニング法を使っているのかあ。クリッカートレーニングはトカゲだってしつけることができるので、成程とは思いましたけど。

 しかーし、やっぱり変な連中がいて、そいつらが変な恐竜もどきみたいなのをこしらえちゃって、大騒動になる。で、そいつに追い回される、というのはいつものスピルバーグパニックの定番。「激突!」から変わってないんだけど、それでものせられちゃうのは、うまいんですよね、やり方が。
 最後は、「ゴジラ対メカゴジラ」みたいでした。なんだかなあ。。。。

 大体、ティラノザウルスって、そんなに狂暴か?ないない、ありえない。

 これは、獣医だから分かる。ティラノザウルスは「死体食い」なんですよ。なぜか?当時、地球はめちゃくちゃ暑かった。だから、あれだけのガタイの草食恐竜をホイホイ食わせるだけの植物が繁茂しまくってたわけ。で、あのガタイの生き物が死んだらどうなります?もう周囲5qは立ち入り禁止になる。臭いのなんの、その死臭をかいで、現場に急行して、食べまくって環境浄化をしてたのがティラノザウルスだったんです。その証拠は彼らの体格にある。異常に鼻腔がでかくて、口がでかくて、後ろ足がでかい。すべて死体の現場をいち早く知って急行するため。戦う必要なんかないから、前足は退化と。奴らの成長スピードは超速かった。一々草食獣とケンカして、なんて非効率なことやってたら、飢え死にするのはティラノザウルス側だったでしょう。

 だからさ、どうも観ててしらけちゃうんですよ。ティラノザウルスがこの映画を観たら、失笑するかもねえ。それか怒っちゃうかも。自分らにはもっとインテリジェンスがあるよ、と言うんじゃないでしょうか。

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2018/06/16 21:38:04|映画 ま行
万引き家族
 タイムリーな映画。タイムリーな受賞。パルムドールを取らなければ、このテーマの映画にここまで人が来ることはなかったでしょう。見た人は、多分全員、この間アパートで反省文を書かされて亡くなった女の子を想起したはずです。では、じゃあ、こういう子どもをどうすればいいんでしょうか?その答えは映画には描かれていない。我々がどうにかしなくちゃならんのだ。

 ぼろ屋があって、そこにごちゃごちゃ人が何人も暮らしてる。暮らしぶりは、最底辺とすぐ分かる、んだけど、この人達の関係って結局なんなのか、が、実は終盤までよく見えないんです。それが、ミステリーっぽい味付けになっていて、最後まで観る側を引き付け続ける。脚本が秀逸だと思います。

 で、その人達が生活物資を手に入れる方法が「万引き」なんだけど、よくある従来の映画でのこういう話って「プロ」的な話になったり、生活のためやむなく的な、こっちが同情せざるを得ない味付けをしたりするでしょ。それが一切ない。その突き放しぶり、今までの是枝作品とはテイストが全く違う。

 こういう共同体的な暮らしって、意外と多いんじゃないかな、と思う。結婚という契約があれば、他人同士が暮らしても(結婚だって、結局は他人同士の同居という事だから)特段あれこれ言われないけど、契約の有無なんぞ、はたからじゃ分からないしねえ。で、その隙間に子供が落っこちてしまうと、もう、どうすることもできない訳で。じゃあどうやって介入すればいいのだ?

 こないだ女の子が亡くなったアパートには献花が絶えないという。花なんか送ったってもう遅いよ、と私なんぞは思うのだ。特に男性陣、なんでもいいからアクションを起こすべきなんじゃあないの?

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2018/05/23 21:45:01|映画 な行
のみとり侍
 これは面白いですよ〜〜。後味もスッキリ、楽しかったわ〜〜〜。

 大人の艶笑喜劇。一流の役者さんたちが一流の芝居でそれを見せてくれます。で、その中に映画らしいスパイスも効いてる。
 感心したんですけど、映画中に今までのコメディー時代劇のエッセンスがちょこっちょこっと出てきてるんです。気が付いたのは「猫侍」と「超高速!参勤交代」。あー、監督さん、あのシーンを拝借したなあ?とニヤニヤ。主人公の心のうちがべらべら語られるのは、まさに「猫侍」の手法だし。ホンット面白い。音楽もいい。隙がないんです。

 こないだまで「娼年」なる映画やってましたね。未見ですが。同じような男娼のお話なんですけど、こっちのほうが多分断然センスいい、んじゃないかしら。自分も大笑いしてたんだけど、女性陣の笑い声が多かったですねえ。どっちかというと、男性陣に観ていただきたい映画ではある。

ところで、「蚤とり業」なる仕事、実際江戸時代にはあったそうなんですけど、分かるよ〜〜。というのはね、日本の犬猫が蚤やらダニやらから解放されるようになったのは、ほんのこの10年くらいの話なんです。それまでは、ノミダニ退治に全く決め手がなくて、本当に困り果てていた。いわゆる「蚤とり首輪」なんか、すぐ耐性ができて全然効かなくなっちゃうし。それが、画期的な薬が開発されて、猫のノミアレルギーなんか、家猫では全然見かけなくなったわけ。これはねえ、実に喜ばしくて、嬉しい事です。

 ということで、ノミ&ダニ取り付け薬・ノミ&ダニ取り飲み薬等々、今はよりどりみどりなんで、ぜひ、動物病院に来てくださいね〜〜。これは処方薬なんですよ〜〜。

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P.S 世に「へたくそ!」と言いたい女の人はきっと山のよう〜〜にいるでしょうね。男性陣には、心して観ていただきたく。みーんな優しいから言わないだけなんだよ〜〜。寝屋でえばる奴なんざ論外。これからは、こういう輩は即効で離婚されると思うよ。







2018/04/11 21:53:00|映画 やらわ行
レッド・スパロー
 諜報活動の内幕が生々しい、かつ変形のアメリカ礼賛映画。ジェニファー・ローレンスが「ソルト」のアンジェリーナ・ジョリー並み、それ以上かな?くらい体を張ってます。ずうっとピリピリした緊張感があって、疲れました・・・・。

 敵役の一人がプーチンさんそっくりで、ふーん、アメリカ人って、プーチンさんをこんな目に遭わせたいのかあ、と思ってしまった。そのくらい、アメリカとロシアは相変わらず角突き合わせたい、ってことか。なんだかなあ。

 でもねえ、こんなんやらされてたら、普通人格崩壊しますよ。ので、ますますなんだかな、と思っちゃうんですよ。そこまでして守りたい「国」ってなんなんでしょうね?今なんか、仮想通貨みたく国なんぞカンケーないっす、というシステムがどんどん出来上がってきてるし〜〜。「国」も一種のシステムにすぎないわけだから。だから、こういうアメリカが一番なんだぞ〜〜みたいな話ってちょっと幼稚っぽく思えちゃうところもあるんですわ。

 びっくりしたんですが、海外にはプリペイドケータイの自販機があるみたいです。へえ〜〜。それで世界中に電話できるらしい。へえ〜〜。

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2018/04/04 21:49:00|映画 か行
グレイテスト・ショーマン
 ヒュー・ジャックマンさんて、何でもできるんですねえ・・・。と呆気にとられる、本格ミュージカル映画。「シカゴ」以来かなあ、こういう、いろんな人がダイナミックに歌い踊る映画を観たのは。「美女と野獣」はCGだったし、「ラ・ラ・ランド」はミュージカルとはちょと違ってたし。

 お話の筋はもう、よくある話、と思う。一生懸命仕事しました。そしたら、家族から見放されました。やっぱ、家族のきずなが1番ですね〜、そーですかー。主人公の人生についての映画と思うとぜーんぜんつまらないですよ。

 ここで、また、「異形の人達」が出てくる。最初、主人公のバーナムさんは、そういう人達を集めて一種の「見世物小屋」的な興行をしようとしてたんだと思います。ところが、その人達のショーは「見世物」を大きく超えるレベルに成長してしまった。で、それがそれまで世間に全くかえりみてもらえなかった人達に、大きな自信と誇りを与えることになる。主題歌の「This is Me」が高らかに歌われる、このシーンはジーンとしちゃいました。

 この映画、予告編がまずい。予告編で、ほぼ映画ダイジェストやっちゃってるんだもの。これじゃあ、観にいく意味が1ランク落ちちゃう。「アナ雪」の時みたいに、1曲どーんとぶちかます形の予告編でもよかったんじゃないですかね。

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This is Me