全く期待してなかったんですけどね。いやあオドロキ!!そうでもなかった、というか、相当面白いです。
話はぶっ飛んでます。前作の登場人物の大半をお話のほぼ初っ端で吹っ飛ばしちゃって退場させちゃう、乱暴な・・・・。
で、孤立無援になった主人公のお兄ちゃんがたどり着くのがアメリカのケンタッキー。そこのウイスキー醸造所が実は実は〜〜、となってるんですけど、そこでもまた話が二転三転します。その辺、前作より、全然テンポ感がいんですね。あっち行ったりこっち行ったり、なんか世界がやたら狭く感じるぞ。そのあたりは007に似てますね。
悪い奴が麻薬組織なんだけど、その女ボスが売りさばいてる麻薬にちょっと仕掛けをして、あちこちで大騒動になる、それをどうやって食い止めるか、という話に一応なってはいるんですけどね・・・・・。
なんとなく皮肉だなあと思うのは。麻薬って、アメリカでは撲滅を諦め始めてる。合法的に麻薬を使っていいですよ、とする州が増えてきちゃって。ぎゅうぎゅう締め付けても埒があかないから、発想を転換しつつあるわけ。この映画、キングスマンと同様の仕事をしてるアメリカの「ステイツマン」という組織は酒を売りさばいて資金源にしているらしい。となると、麻薬を撲滅できても、アル中は増えるじゃないか〜〜。納得いかないんですけど。
なんかね、日本でも、マスコミは「酒造り」についての記事が甘いですよね。酒=アル中製造機なんだがな。一生懸命作って、という、なんだかクラフトマンシップ的なものを強調した記事づくりになってるでしょ。これ、おかしいよ。そういう食品はもっと他にもいっぱいあるのにさ、醤油だの味噌だのは取り上げないじゃない、なぜですかね?
えーとこの映画のビックリ!について。なーんと、エルトン・ジョン御代がご本人役で出演されております!!だけじゃなく、熱唱&熱演、なんと、アクションまで披露しておりやす。結構大笑いです。この映画のコメディは前作よりうんと切れ味がいいです。ので、割と長めなんだけど、あまり長さを感じなかった。あと、まーた「カントリー・ロード」が出てきました。この歌は、アメリカ人にとって、日本の「故郷」みたいな歌なんでしょうか?
で最後はお兄ちゃんがご結婚、めでたしめでたし、という、なんか昔話のラストみたいになりました。エルトン・ジョンさん、最後まで出てくるし。いかれぶりがこの映画のNo.1かも〜〜。あと、ハル・ベリー。なんで彼女、いつまでもお綺麗なの?分からん〜〜。
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