今期引き込まれてたドラマ。いやーよかったっす。
テレ東のドラマBzシリーズは今まで見たことなかったんですが、今回は企業倒産等々、もう明日は我が身というお話なので、多少参考になるかなあと思って見始めたんですが、あっという間に引き込まれちゃいました。
中小企業って、本当に後ろ盾がないんですよ。大企業だと、関わる企業・従業員等々影響が甚大だから、下手をすると国まで関与して、なんとかならんかとしようとするんだけど、中小零細については「あーじゃ、しょうがないですね」でオシマイ。不公平だと思うけど、中小零細は、根性で自力でどうにかしなくちゃならない。それで自殺という手を使う人も後を絶たないわけ。
それを何とかするために経営者と一緒に尽力する、弁護士活動を描いたドラマです。反町隆史さんが主演。この方初めて見るんですが、やっぱかっこいいわあ〜〜。
ただ、このドラマの良さは、勿論そこじゃないです。一番感心したのは「顔ハラ」じゃなかったこと。只今流行りの池井戸ドラマ、悪人面が悪い奴って、時代劇ならいざ知らず、現代劇でそれやるのは絶対よくない、と思って、やんなっちゃったんですよね。見る気失くした。それ、
小林よしのりの漫画と同じ手口じゃない。 小林よしのり、奴の漫画って、気に入った奴をよさげに描いて、気に入らん人を悪人面に描く、印象操作も甚だしい。それで大嫌いになったんだ。
たかが漫画家のくせして偉そうにするなっつの。
このドラマは、全くそういうことがなかったです。債権者の銀行の方等々、なんとかならんかと尽力してくださる方も多い。現実はそうでしょ。そこがちゃんと描かれてた。
あと、このドラマでは、こうやって再建できますよ、という道筋を分かりやすく解説してくれたんです。これはありがたかったです。万一の時(というか、零細は百一くらいなんだ)こうすればなんとかなるかも、という手法が見えるような解説をドラマでやってくれたのを見たのは、初めてかも。
例えば、DV被害に遭ってる人が、どうすれば逃げられるのか、きちんとドラマで解説してくれれば、助かる人って多いと思うんですけどね。以前、病院に逃げてきた人には教えまくったんだけど。
役者さんたちのアンサンブルも最高でしたね。大好きな小池栄子さん、コミカルな橋爪功さん等々、上手い!!!と唸ってしまう〜〜。深刻な話題になりがちなんだけど、楽しかったです。続編も期待!!!
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