シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2022/09/19 0:02:53|映画 は行
ブレット・トレイン
 コーラが似合う映画、じゃないかなと思って、何年かぶりにコーラ飲みつつ観る。その通りでした。新幹線、だと思うんだけど、なんかよー分らん高速列車の中でトラブルが続きます。「こんなの日本じゃない」なーんてケチ付けるのはサイテー、野暮ってもんでしょ。ひたすら面白かった。しゃれてます。

 で、この物語は言ってみれば「伏線回収」話です。伏線もかなり分かりやすく張ってるので、マンガを見てるみたいでした。人の見わけもつきやすい。真田広之さんがつくづくかっこいいアクションを披露しています。

 それにしても、日本って、世界から嫌われてないんだなあ・・・・・・。異国情緒があって、知られてて、どこ持ってっても文句言われない、こういう国と認識されてるから、ハリウッド映画が日本を舞台にしたがるんでしょうね。それって、かなり凄い事なんじゃないかと思うのね。

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2022/09/02 23:55:02|映画 あ行
異動辞令は音楽隊!
 阿部寛さん、凄いわ〜〜〜。とてもドラム初心者だったとは思えない・・・・。

 予告編で、この映画を観た気分になっちゃいがちですけど、実は、このお話にはもう一捻りあります。だから、本編を観たほうが得じゃないかな。

 こういう音楽もの、吹奏楽だと有名なのは、イギリス映画の「ブラス!」ですが、あたしゃ、この映画が嫌いなんだ。だって、吹いてないもん。そんなの、音楽をちょっとでもやってる人間が観たら即分かりますって。そういう噓が大嫌いなもんで、実際に役者さん達が演奏してるのがはっきり分かる、だけで、こっちの方が格上だと思っちゃうんですよ。しかし、どの楽器も難しい、特にドラムはリズムがちょっとでも狂うともろ分かりなので、本当にすごいなあと思います。

 映画で使われている音楽もなかなかいいんですが、特にラスト。「茶色の小瓶」ですが、これは「グレン・ミラー物語」の切ないラストシーンを飾ってる曲ですよね。しゃれたオマージュだと思ってうれしくなっちゃいました。

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P.S 主人公はパワハラって告発されて、音楽隊に飛ばされる、という話の発端ですが、このエピソードが、どう見ても「太陽に吠えろ」風なんです。成程、と思うのは我々くらいの世代って(阿部さんもそうだと思うけど)、ああいう暴力だのパワハラだのっていうのをテレビで刷り込まれてるんだよ。だから、あんまり違和感がない、わけ。非常に怖い事だと思いました。日本人が死刑制度に賛成なのも、多分、時代劇で「打ち首・獄門!」なんてのを聞き慣れてるというのがあるんじゃないかしら。これって、とんでもない刑罰の筈なんすけどねえ、ああもサクッと言われちゃう、それも毎週となると、悪い奴はそれでいいのだ!って思考に刷り込まれるところがあったんじゃないかなあ。ちょっと考えた方がいいでしょうね、こういうの。変な所で、思いもかけないことを刷り込まれてる可能性をね。







2022/08/28 23:45:28|映画 は行
バイオレンスアクション
 橋本環奈ちゃんの魅力爆発〜〜〜!!って感じなんですけど、どうして客がいないんじゃ??

 という事で、話は単純で、そのくせどこか説明不足なんですけど、とにかく環奈ちゃんのアクションを楽しみましょう!原作は読んでない、というか、表紙しか見てないんですが、環奈ちゃんしか、主人公は無理じゃないかな、と。

 ヤクザの親分役の佐藤二朗さんが怪演しています。高橋克典さんが子分だもんで、どう上下関係を見せるんだろうと思ったんですが、巧い。高橋さんだって、十分親分ヅラだし、そこをどうするか、がね。二人の掛け合いが面白かった。
 
 で、ヤクザ組織ってこんな感じだよねえ、という変なリアルがありました。

 主人公が学んでる簿記ですが、いいところを狙ってるなあと。簿記がいらない企業なんか存在しないもの、手堅い、と、3級に落っこちた私は思うのでした。

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2022/08/12 0:10:53|映画 さ行
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
 旧3部作は最初の奴しか観てないんですが、新3部作は、結局全作見てしまいました。クリス・プラットが好きなもんで。だけじゃなく、このシリーズは、恐竜、というか、動物を自分の考えと近い捉え方をしているから。

 で、旧新3部作のキャストがほぼほぼ勢ぞろいして色々やるんですが・・・・・。どうも、メインのテーマは「結局一番怖いのは人間じゃんか」みたいなんですよ。恐竜を一方では困った存在としたり、一方では金儲けの手段に使ったり。闇市や違法繁殖所のシーンなんか、日本の爬虫類闇市場や悪徳ブリーダーの現場とそっくりだもんで、あーあ、まあ、こうなるわなあ、と。

 ちなみに、日本って、希少爬虫類の闇市場としてでかいマーケットができてます。欲しがる奴がいるから、持ち込むバカが現れるわけで。よく来るんですけどね、当院に。具合が悪いって。だから、野生動物を飼うな!!っつうんだけど、連れてくる方はまだかなりマシな方で、ほっぽりっ放しという輩も多数。飼う動物がどんなとこに住んでるのかも知らずに飼おうってんだから太い根性だよ、と思うんですけどね。

 ということで、ブルーとマーティンみたいな、付かず離れずの独立した関係が野生動物と相対するときは必要だし、重要なんです。

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2022/08/10 23:10:02|映画 た行
トップガン マーヴェリック
 6月公開で未だ上映中。興行成績10億円突破!なんて発破をかけられたら、行っちゃいます。驚いたが、人多し。でかいスクリーンで堪能致しました。

 成程、リピーターが多いのがよく分かる内容でした。脚本がいいんでしょうけど、それをきちんと体現できるのも役者さんあってこそ。トム・クルーズさんて、凄いなあ。。。。。

 でねえ、爆撃機の飛行シーンはめっちゃリアルでうっひゃ〜〜〜って感じなんですが、うーむ、どっかで見たような・・・・。あー入間市民はある意味見慣れてるんですよ。つまり、ブルーインパルス。あの方たちがやって見せてる展覧飛行(って言うの?)とデジャヴなんですわ。インパルスの曲芸飛行では呑気にハートに矢、なんてやってますけど、出てくる急上昇だの低空飛行だの編隊飛行だの、ひっくり返る奴とか、全部実戦、というか、空中戦用のものかい、という事と、インパルスのパイロットの皆様は、空自のトップガンってことか、とも。

 だから、ブルーインパルスの曲芸飛行を実戦で絶対に使う事のないよう、政治家も国民も全力を尽くさにゃ、と思うのね。

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P.S トム・クルーズさんて、いつまでうまい事女を口説けるんだよ〜〜〜。ああいう「捨てられた子犬」みたいな目つきをする男は要注意。トムみたいな人じゃないです、絶対。