シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2023/02/11 18:10:00|映画 その他
RRR
 観たくてたまらなくて、アイポットでやってたんか〜〜い!ってことで観てきました。客多し。年齢層も性別も幅広い。こりゃあいい映画だぞ〜〜〜!の期待に違わぬ。

 いやあ〜〜、画面に飲み込まれる感覚は、本当に久しぶりです。とにかく迫力がたまらない!!もうね、今や、あれだけの群衆シーンを撮れるのはインドだけだと思うけど、それにしても、あの激しさよ。

 でね、観てて思う事。やっぱ、南蛮人は信用ならん。なにかというと、ヒトラーがやったことは云々、というけれど、あんた方、人の事言えるんかい?となってしまうのだよね。他国を略奪して、やりたい放題やって、というのは当時のヨーロッパ人(特に男)にとってはフツーの事で、ヒトラーって人物は、そういうのの集大成をやったってだけなんじゃないかなあ。

 となると、かつて日本がキリスト教を弾圧して、南蛮人を追い出した、のは、かなり良い政策だったんじゃないか、とすら思うのよ。



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2023/02/03 23:52:47|映画 やらわ行
レジェンド&バタフライ
 1月は全く映画館に行けず。昨年1年分の会計データがぶっ飛んだ、のが原因です。これをぜーんぶ打ち直して決算まで持っていくのに、丸々1ヶ月、ようやく解放されまして、まずはこの映画。去年から、かなり話題になってましたね。

 織田信長さんて、日本史上最大の有名人と言っていいと思う。何回大河ドラマで取り上げられたか・・・・。今期もやってますもんね。日本人なら、彼の人生の大まかな流れも、エピソードも知ってるわけで、しかし、その正室たる濃姫については、ほぼ0。これも不思議な話だと思う。そこにうんと肉付けして、それを綾瀬はるかさんが見事に体現しています。

 一方のキムタクですが、というか、信長の最大の謎は、なんといっても本能寺の変。これも超有名な話ではあるけど、理由がよく分からん、というのが最大のミステリーとされてますね。大河ドラマでも色々理由付けされて描かれてますけど、なんかどれもピンときてなくて。この映画で提示された理由が、実は一番腑に落ちたんです。な〜〜〜るほど、そういう事だったかもしれない。

 で、信長と濃姫の関係は、なんとなく「ホットロード」風でした。

 この映画で感心したのは、音楽が少なかったこと。いくらでも壮大な音楽をくっつけて盛り上げられるでしょ、そうしてないから、役者さん達の演技や美術にかなり注意を向けて観れた。安土城、残ってたら大変なものだったでしょうにね…。

 それにしても、キムタク(というか、木村さんはキムタクに見えなかったぞ〜〜)の父親が本田博太郎氏って、なんかスゴイ配役だったな・・・・。

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2022/12/31 21:03:05|その他
今年のまとめ
 11月以降全然観ていないんですが、その理由は「難聴」。低音感音性難聴でしたっけ?音が割れて聞こえるだけじゃなくて、とにかく聞き取りづらくて映画館で楽しめそうもなくて・・・・。

 ということで、今年は「ブラックパンサー」&「ジュラシックワールド」という所でしょうか。邦画はあまり観てなくて・・・、残念。「バイオレンス・アクション」って、結構面白かったけどなあ・・。ああ、「ドライブ・マイ・カー」って今年の映画ですか、なんか、今年はすごく長く感じますね・・・・。

 そういや、映画の感想(というよりしょうもない批判)をYOUTUBEなんかでしゃべるの、やめた方がいいと思うんですけどねえ、と紅白で環奈ちゃんを見つつ思うのだ。環奈ちゃん、可愛いよねえ。

 という事で、来年もよろしくお願いいたします。
 







2022/11/19 0:09:42|映画 は行
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
 楽しい映画ではないです。マーベル物でこういうのは初めてかもしれない。

 前の映画で主演されたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったのは確かに衝撃だったけども、その喪失が映画の核になっています。俳優陣もスタッフも、その喪失感を抱えて映画を作ってたんだ、という事がよく分かります。

 もちろん敵が出てこないと話が転がらないから、敵は出てきます(しかも、やたら強くて、なんかヤな奴なんだ)。しかし、基本的には「喪失とどう折り合いをつけるのか」という所が登場人物各々について語られる、というのがつくづくアメリカ映画としては珍しい、というか、それがおそらく現実でもそうだったに違いない、と思うので、観ていて辛いものがありました。

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2022/11/03 22:16:10|映画 は行
バグダッド・カフェ
 これ、いい映画ですねえ・・・・・。

 アメリカの砂漠の真ん中の映画といえば、「パリ・テキサス」なんかそうですよね。テキサス州パリってところがあって、という映画。本当にあるんですよ、砂漠の真ん中に。

 そんな場所でも、何やかやで人は住んでる。アメリカの広さってバカバカしくてさ、以前行った時「次の角を左」って次の角になかなか着かない。徒歩圏って発想がなさげだ。。。と思いましたけども。

 そんな砂漠の真ん中で、くたびれたモーテルをやってる人がいて。そこにたどり着いたドイツ人のおばさんとあれこれあって、というお話。なんだろう、生活もルーツもなんもかんも違う・言葉もあまり通じない人達がちょっとずつ距離を詰めていくのが気持ちいいんです。

 「コーリング・ユー」というテーマ曲が超有名ですけど、ずうっと電話の事かと思ってたんですよ。そうじゃありませんでした。そうか、そう来たか〜〜〜。一方で、バッハの平均律が何回も。めっちゃ難しい曲なんですけどね。

 ということで、GYAOでタダ観して悪いなあ。。

 最初のシーン、「スモーク」の相方映画「ブルー・イン・ザ・フェイス」を思い出しちゃいました。「ラスベガスに行くの!!で、ショービジネスの世界でめくるめく生活をするの!!」「お前がラスベガスでショービジネス?」「だから〜〜ショービジネス周辺よ!!」って言い合い、面白かったよなあ。