「インディアナ・ジョーンズ」という考古学者さんの大冒険譚は、今まで4作製作されてて、今回で5作目、になります。ハリソン・フォード氏の凄いとこですが、「ハリソン・フォードも年取ったなあ」じゃなく「インディも年取ったなあ」に見せてるんですよ。さすがと言おうか・・・・。
で、舞台設定ですけど、アメリカはちょうどアポロの月面着陸に沸き返ってて、今さら考古学なんか、だーれも興味なし、という時期。インディ教授の講義にも学生は全くやる気なくて、もう引退だなあって時になっちゃってるんです。
そこに、以前インディが名付け親になった、という人が現れるんですが、そこから話が二転三転します。いつものパターンといえばいえるけど、ナチスがらみの悪だくみにお宝が絡んですったもんだ、という感じ。話はパキパキ進んで分かりやすいのは脚本と編集の力でしょうか。結構人が入乱れるので、分かんなくなると困るなあと思ってたんですが、スッスと頭に入ったから。
勿論、前4作みたいなアクションをインディさんがフルでこなす(いや、最初の前置き話では結構なアクションですけど)ことはできないけど、そこを若い役者さん達がうまくカバーして、話が面白いまま転がっていきます。いやあ、楽し〜〜。
いつもと違うのは、お宝は敵に取られちゃうし、敵がそれを使っちゃうとこ。で、どうなるのか?がお楽しみですねー。
しかしまあ、20世紀後半映画を牽引してきたスター俳優さん達が引退したら、どうなっちゃうんでしょうか?いささか不安・・・・。
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