007 50周年記念作品。何と長いシリーズだろう!!で、毎回「ボンドガールは誰?」等々、なにかと話題になるのも凄いと思う。この映画のシリーズに特徴的な、前フリのエピソードから主題歌に入る、これもなんともかっこいいですよねえ。この映画の主題歌はアカデミー賞を受賞している、当然だ。カッコ良過ぎ!!それについてる映像がまたいいんですよ。誰がああいうのをデザインするんだろうか?
この作品、究極の宣伝は、やっぱロンドン五輪ですわねえ。ダニエル・クレイグさん、役得過ぎだぜ!そうですよねえ、ジェームズ・ボンドはイギリスの諜報員だから、女王陛下のエスコートはもちろんするよね、しかし会場に空からやって来るとは!!なるほどスカイフォールだ、と思ってあの演出は大喜びで観てました。
この作品も、基本的には主人公は絶対死なないし、最後はなんとかなる(ならないのもあったけど)ということで、先読みができるアクション映画なんだけど、他の同タイプの映画とは全然格が違う感じがする。ダニエル・クレイグが主演になってからは、ボンドの陰影が強くなって、大人っぽいなあ、子供が観る映画じゃないな、と。こういうセンスは、イギリス映画ならでは、でしょうか。
この作品のボンドガールは誰でしょう?観た人みんなが「M」だ!、と言う。確かに。M役のジュディ・デンチ、かなり好きなので、今回でMを降板、となるのは残念でしょうがないんですけど・・・・・・。次のMはレイフ・ファインズ、M役はイギリスの名優が演じるんですね、こいういうのもこの映画の格を高めてると思う。
自己紹介がいつも「Bond, James Bond」で、変装とか一切しないスパイ、どこか時代がかってるけど、古びない、これは「ルパン三世」の峰不二子にも通じる所があると思う。このシリーズ、続きますように!!
公式サイトロンドン五輪の「スカイフォール」