ライアン・ゴズリングさんの一人芝居的お話。ちょっとミステリー風な味付けをしつつ、宇宙で主人公が悪戦苦闘します。
起きたら宇宙船にいて、どこかよく分からん、なんで乗ってるのかも分からない、かなり怖いシチュエーションから話が始まります。そこから、主人公が断片的に思い出す過去の話と、一方宇宙で展開されるお話がクロスしつつ進む、こちらも頭を切り替えつつ観るのが必要。
で、このお話はヒーロー話とはちょっと違う感じがするんです。つまりは、主人公の「居場所探し」的な話で、それを宇宙を舞台にして、と。このテーマとなるとかなり贅沢な舞台で、だから、あんまり役者さんを増やせなかったんかなあ、とか考えてしまった。
宇宙船の状況が結構リアル。主人公が宇宙船の中で立ち歩けるって?と思う訳ですが、これは遠心力を使って「疑似重力」にしとるのだ、とちゃんと説明が付きます。だから、回転が止まっちゃうといきなり無重力状態に〜〜〜、というのが、筋が通ってるなあ、と。
でねえ、この映画の話の根本に疑義ありなんだよなあ・・・・・・。なんとかいう微生物が凄いエネルギーを生み出せる、という事だそうで、それなら、まあ、苦労はするかもしれないけど、太陽の代わりっぽい奴はなんかつくれそうじゃね?とか思ったり。あと、解決策としての「天敵」なんですけど、大体こういう作戦はうまくいかないんだよなあ〜〜〜。だって、天敵が生存するためには獲物がそれなりにいないとまずいから、獲物を全滅させるほど食べまくる、という事は絶対に起きない。どうしても、どこかで「バランス」が生まれてしまう訳で。
その辺がどうも納得いかんなあ、と思いつつ観てました。異星人の住んでいる空間の大気組成や、他のクルーの死亡原因とか、細かい?は結構あって、SFとしては、ちょっと弱いかも。その辺は原作に書いてあるのかなあ。
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