シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2013/12/06 23:34:02|映画 その他
REDリターンズ
 スカッとする映画を観たかったんですが。で、これ。あんまりスカッとしなかった。

 うーん、どっちかにしてほしかったなあ・・・・・。つまり、いい年したおっさん&おばさんの恋バナがらみの大ゲンカ、か、ドタバタアクションか。どっちもちょっとハンパなんですよ。

 ブルース・ウイリスさんは、アクションから抜け出せないのかなあ?おまけにイ・ビョンホンって、こないだのG・Iジョーと同じ顔合わせじゃないすか、お二人とも、デジャヴ感なかったのかしら?

 おっさん&おばさんのしょうもないケンカ話の傑作は「ラブリー・オールド・メン」。ジャック・レモン&ウオルター・マッソーがすごーく楽しそうに、仲が超悪い二人のおっちゃんを演じてましたよね。
 この映画の俳優陣も相当な人達なんだけどなあ・・・・・・・・。どうもなあ・・・・・・。

 というわけで、ここんとこ、洋画が今一つです。しかーし次にそそられてるのがまたしょうもなさそうな「47ローニン」ということで、なんとかしてスカッとする映画を探そう。

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PS.これ、困るなあと感じること。「トゥルー・ライズ」でも思ったんだけど、アメリカ人って、核兵器について根本的に認識が間違ってませんか?遠くで爆発したんだから大丈夫、なわけないじゃん。こんなレベルの認識だから、核兵器持っててへっちゃらなのかねえ?







2013/11/22 23:18:26|映画 か行
清須会議
 そうですねえ・・・・・・、ハズレ。
 冒頭、音楽がうるさい、煩わしいな、と思った時点でちょっとまずいかな?と思ったんですが・・・・・。

 今年はコメディが不作だなあ・・・・・。

 以前観た「笑の大学」はめちゃくちゃ面白かったんだけど・・・・・・・。なにがいけないんだろう?

 登場人物が多過ぎること。適材適所過ぎること。「この人なら、こんな感じの人物だろう」に一々当てはまるのはどうかと思う。
 人数については。「笑の大学」なんか、ほぼ2人芝居状態で、そのセリフの応酬が面白かったんですよ。それがどうも成り立ちにくいんだ、人が多すぎて。

画面が妙に暗くて見づらい、というのも問題だったかも。

 でねえ、どうしてこの人出てきたの?みたいな人も。西田敏行さんとか。多分10秒くらいじゃないでしょうか、出演時間。意味があったのか?

以前西田さんが出た、三谷喜劇でよーく覚えているのはNHKの「川いつか海へ」の競作ドラマ。今考えると凄い豪華キャストだった。西田さんと渡辺謙だもん!!この二人が爆笑芝居をやってくれて、あれは楽しかったんですけども。

というわけで、残念です。

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2013/10/28 23:34:01|映画 さ行
そして父になる
 なんか、感動した。

 20年近く前の話だが。親が1室持ってるマンション。管理組合の集金を幹部が使い込みしたんじゃないか、という事件が起きて、当時ちょうど回り持ちの管理組合長かなんかになってた父親が弁護士さんと一緒に右往左往していたんだけど。その弁護士さんのお嬢さんがエジプトで起きたテロ事件の犠牲になった、と聞いてビックリした覚えがある。確かに連日新聞で報道はされていたが、それに巻き込まれた人が身近にいる、というのは何とも言えない感じがして。
 その後、遺族の方々がエジプトに赴いて、その記念写真なるものが新聞に載った。同じ場所に同じ時間帯にたまたまいた、その結果、全く今まで知り合いでも何でもない人達が同じ問題に向き合うのはどんな感じがするものなのか、テロの現場でもあるピラミッドの前の「記念写真」に見入って考えてしまった。その写真は頭に刷り込まれてしまったようで、時々思い出してしまう。

 そういう事件に向き合わなければならなくなった2つの家族の話です。映画の最初は、家族間の格差みたいな説教臭い話なのかな、と思ったんだけど、全然違いました。

 観ながら考える。野々宮さんに凄く共感するんだ。そうだよね、そうそう!って。野々宮さんみたいな男の人って今でも多そうだよね。自分の父親みたいなこんな自堕落な奴になってたまるか!と思いつつ、物事に対する対応が結局同じ。クソまじめで気持ちのこわばりがほどけない。自分もそうだもの。このあたりは、現実にそういう事を経験していないと分かりにくいかもしれないが。

 で、一方では、自分の仕事から断言できるのね。血縁なんか大したことじゃないって。動物って、血縁もくそもないけど、皆さん大切にしちゃう。子供だってそうさ、きっと。

 この映画を観て、改めて、自分に子供はいないけど、それでよかった、と思う。なんか絶対に野々宮さんみたいになりそうだな、と思って。子供を直接育てるのに向いてないんですよ。その代わりと言ってはなんだが、子供を育ててる方の味方にはなれる。仕事を通じて、ささやかながらそれを続けているつもりなんですけどね。
 
 野々宮さんのとても偉い点は、そうしたご自分の欠陥を不器用ながら埋めようとなさるところ。これが、この映画の題名でもあり、テーマでもあると思います。それを10年続けたら、ヘンなお父ちゃんになれるよ!!とエールを送りたい。つくづく思うんです、物事は慣れだって。自分は全く親から褒められたことがない、から、褒め言葉がいつも喉に詰まってた。けど、一日100回言うぞ!!と決めたら、簡単に口に出せるようになりました。結局慣れだな、と、その経験から断言できるんです。

 この映画に出てくるピアノ曲。ブルグミュラーの曲は、ピアノをある程度まで習ったことのある人なら誰でも知っていると思う。こういう使われ方をするとは!!ゴルドベルク変奏曲も、グリーグの抒情小曲集もですが。使われ方が素晴らしいと思います。

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2013/10/11 17:11:00|映画 やらわ行
許されざる者
 オリジナルは観ていないんです。従ってストーリーも知らない、という状況で観たんですが。ストーリーを知っていて観たら、違う感想になるのかな。

 この映画は「間」が怖い。普通、映画に引き込まれる=次から次へ事件が起きて息つく暇なし、という手法が鉄板だと思う。「ドラエモン」も「ターミネーター」も、その辺は同じですよね。
 けど、この映画、とにかく間が怖い。二人が黙る、次に何が起きる?どうなる?という緊張感。途中で見たくなくなりそうになった位。こういう映画は初めて観る。その緊張感にずうっと晒されて、苦しくなりました。
 こうした間をつくれるのは、やはり役者さんの存在感*演出という事でしょうか。音楽が最低限というのも凄い。

 映画としての格が最上級クラスだと思います。映画にふさわしい風景、よくこういう場所を見つけたなあ、と、何回も驚いてました。役者さん達が一人一人きっちり生きている。これも凄い。どこにも無駄がない。遊びがなさ過ぎて、これもしんどい。子供の観る映画ではないな、と。

 元が西部劇、それを翻案した方法もぴったりはまってます。広々した荒野・開拓・馬・異民族、全部確かに北海道がふさわしい。ぜひ大画面で観るべし!!大画面じゃないと、あの風景を真に味わえないと思います。

 こうなるとオリジナルも観た方がいいか?いやあ、ちょっとしんどいので、しばらくして根性が入ったらにしよう。

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2013/10/06 23:17:00|映画 さ行
謝罪の王様
 クドカンのドラマ、一生懸命見たのは「タイガー&ドラゴン」。これは面白かった、けど、もしかすると、要するに元ネタの落語が面白かった、のかなあ?「あまちゃん」は見てないし。しかし、クドカンがらみの役者さん達はかなり好きな人が多いんです。阿部サダヲ、かなり面白い人だと思ってる。ポスト西田敏行かなあ?とか思っちゃって。で、この映画。

 上手いと思います。あちこちプロットが飛ぶように見えるんだけど、巧みに組み合わさって最後は大団円!となるあたり、上手いなあ〜〜〜、と。うーん、けど、笑いのツボが自分とはずれていた。残念!!です。

 笑いのツボって難しいなあ・・・・・・・。テーマが「謝罪」だからかなあ?

 おじさん達の謝罪って下手くそだなあって思う事が多いんですが(これは現実の話ね、ニュースとかでしょっちゅうやってる奴)、今までで一番、これは上手い、こじれそうもないな、と思ったのはジャパネットタカタの高田社長。大体ちゃんと謝られると、基本忘れちゃいますよね。それを外すから、いつまでたっても被害者側が覚えてるわけで。そこらへんの話が、この映画では一番リアルで、どうにも笑えなくなっちゃったんですよ。

 にしても、「東京謝罪センター」ってありそう。「土下座」で検索してる人、マジでいっぱいいるかも!!

 そうそう、謝罪会見でいつも不思議に思う事。こないだもみずほ銀行の副頭取(だったか?なんで頭取じゃなかったんだろう)の謝罪会見で、頭を下げると途端にフラッシュの雨あられ!!!ってなる。でも、その写真が新聞に載る事って滅多にない。なのにどうして撮影するのかなあ?


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PS.この映画、最後になぜかどこかの歌手グループのPVが延々と続くんですけど。これ、何のため?見てて、阿部サダヲが一緒に歌って踊るんかなあ、と期待してたのに、結局最後までなにもなくてガッカリ。出演者の皆さんが歌って踊って、なら分かるんだけど。PVを出してる意味がちっとも分かりませんでした。これは明らかに映画の格を落としていると思います。