シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2015/09/30 22:46:03|映画 か行
ガールズ・ステップ
 「進撃の巨人」より数段よし!!!

 この映画は観て損は絶対しないと思います。特に女子・あるいは元女子軍団にはグイグイ来る映画じゃないでしょうか。男子はどうか?でも、女子ってこんなしょーもないことでうじうじしてるんだ、という、女軍団への理解の一助となると思う。

 自分的には、ジミーズ全員が自分に見えた。うわ〜〜〜〜びっくり

 思いっきり青春ムービーですが、今まで観てきたのと違う点は、一人一人が結構重い現実をしょってる、という事。しかし、それ、確かにあると思う。中学時代、暗くて目立たなかった子が、卒業後偶然見かけた時はホステスの格好をしてたこともあった・・・・・・。ビックリしたけど、知らん顔して声かけちゃいましたけど。今思うと、色々あったんだろうな、中学の頃から。で、10代だと、そういう事にきっちり対処して解決する、ことができないんですよね。そういうしんどさも思い出しちゃって。

 そんな色んなこと(しかもほぼ忘れてた)をポンポン思い出しちゃう、ということはこの映画のリアリティがいいんだと思う。

 それから、この映画は、神奈川県藤沢のご当地映画でもあります。この界隈の皆さんは観ててロケの場所がどこか、ピンと来る人が多いんじゃないかな。自分的には、家から海がすぐ見えるところに暮らすってどんな感じかなあ、と。家からすぐ見えるのは電柱、という土地ばかりに住んでるから〜〜。

 主役の5人ですが、ダンスはきっちりやらないと、すぐアラが見えちゃう。相当練習したんだと思います。一生懸命さが伝わってきて、ジーンとしちゃいました。

 で、出てくるクズ男ですが。ああいう風に事を荒立てるといいんですよ。奴の勤め先で大立回りをすれば、当然社内に伝わるし、上司には問い質されるし。その先は、地方に飛ばされて左遷じゃ。まともな大人は、その程度の対応は普通にやります。だから、ティーンの皆さん、辛いことがあったら事を荒立てるのだ!!必ず対処する大人が出てくるから。大人は解決のための手段をある程度提示できる場合が多いから、相談して下さ〜い。
 







2015/09/30 11:45:05|映画 さ行
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
 この映画、なぜかやたら評判が悪いようなんですよ。なぜなのか、よく分からないなあ、と思って観に行ったわけです。後編だけ観るのもヘンだし。原作は知りません。が、図柄のビジュアル・イメージは強烈ですよね、あちこちに転がってるし。ので、なんとなく分かってた事前知識は「巨人に喰われる話」という感じか。

 確かにその通りでした。

 映画としてはどうか?かなり面白いと思います。この映画に使われてるCGというか特撮技術が古くて新しいもので、それについての興味が一番でしたけど、本当に巨人の動きがリアルなんですね。これは確か、文楽の人形遣いの手法を使ったそうなんですが。
 お話も、何も知らない人間がとりあえずついていけるレベルできちんと説明されてましたし。それと、とにかくアクションが忙しい。基本的には逃げるばかりなんですが。この部隊がやろうとしている作戦が失敗したら、もう人類はオシマイ、ということらしいんだけど、その割に(で、訓練も受けてたらしいのに)部隊の皆さんが今一つへなちょこなのが、不思議だったんですけども。

  この夏未見の「ジュラシック・ワールド」と同じパターンではありそうな・・・・。でっかい奴に喰われるか、反撃するか。

 困ったのは、画面がとにかく暗いこと。夜のシーンが多いせいもあると思うけど、とにかく暗くてなんだかよく分からない。TVの小さい画面とかだと、何が何だか分からなくなるかも・・・・・・。

 こういう映画を観てて感じるのは、日本の漫画文化って凄いなあ・・・・・。もうなんでもあり、だけじゃなくて、それを表現するビジュアルも極めて高度で、自由度が高い。漫画が原作、という映画はかなり増えてますが、その位優れている作品が多いんでしょう。って言うか、よくこんなのを原作者は思いついたなあ、と感心しちゃいました。
 後編も公開されてます。こりゃ観に行かないと。「キル・ビル」なんかは後編なんかどーでもよくなっちゃったんですけども。

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2015/09/23 0:19:48|映画 か行
キングスマン
 ちっとも笑えないコメディー。
 なんでR15+なんだろうと思ってたんですが、強烈な毒気で、まいりましたあ〜〜。

 まあ、予告編とは大分違います。前半はモタモタしてて、なーんだ、予告編に騙された、という空気が場内に漂ってましたが。自分も途中退席しようかなと思ったくらい。

 後半から、がぜん面白くなりました。

 サミュエル・L・ジャクソン。悪役としてのキレが抜群!!!さすが、名優だと思います。この手の映画、悪役は相当の悪でないとイカン、けど、あくが強すぎると主役を食っちゃう、その辺のさじ加減が難しいと思うんですが、絶妙な塩梅で、観てて楽しかったです。

 で、ちょっとキューブリック監督へのオマージュがありましたね。「博士の異常な愛情」。これ、戦争映画で唯一認めてる奴ですが、そっくりのシーンが出てきます。そうね、今は、別に核兵器なんか使わなくても人間をバッタバッタ片付ける方法なんかなんぼも出てきそうですもん、そういう意味でもこの映画は毒気たっぷりなんです。その辺を楽しめるかどうか、客を選びそうです。もしかすると、新しいタイプのスパイものとして定着するかも。ただ、この毒気を抜かれちゃうとどうでしょうか・・・・・。その辺が難しいかな。

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2015/08/29 23:43:00|その他
大丈夫、愛だ
 WOWOWでやってた韓国ドラマ。主人公のヘスちゃんが精神科医で、彼女の仕事に対する姿勢が凄く共感できたので、ついつい一生懸命見てしまった。
 今まで、韓国ドラマって、全話見たことがないんです。どうもね、やれ陰謀だあ、策略だあ、とか、どろどろ人間関係とかカネの話ばっかりで、あー面白くない、はっきりしろよ〜〜〜〜!!ってなっちゃって。このドラマはしかし全然違いました。誰もが自分の問題とがっぷり四つで向き合う感じが、気持ちいいです。で、それがコメディーだ、というのが凄い。

 このドラマ、コメディーであり、恋愛ものであり、病気ものでもあり、サスペンスもある。それをうまくミックスさせて作っている脚本が秀逸なんですが、特にびっくりしたのが、統合失調症等々の精神疾患を真正面から描いている点。日本のドラマに今までこういうのありましたっけ?このドラマ、NHKでやるべきですよ。

 統合失調症がありふれた病気だ、というのは、2013年6月の入間市報に出てた「国保の財政状況」に関する報告を読んでも理解できる。一番保険が使われている入院事案になってる疾患は、癌でもなく、糖尿病でもなく、実は統合失調症なんですよね。なのに全くその病気が表に出てこないのは、要するにその病気=やばい、かんべんしてよ、という周囲の空気のせいでしょうね。差別だ偏見だ、そういうのやめましょう、と言うのは簡単ですけど、実行なんぞされたためしなし、というのが日本の社会の現状でして。

 しかし統合失調症って、どういう病気なのさ?が理解しづらいなあ、と思っていたので、このドラマを見て、その一端がよく分かってよかったです。

 見ていて思ったのは。夏の定番の「幽霊を見た!!」って奴。それも一種の幻視の可能性が大いにあるだろうなあ、と。ただ、別段その人の生活が脅かされるレベルのものじゃないから、病気というカテゴリーに入ってこないだけ、じゃないかな。その位その辺にこの疾患は転がってるんじゃないか、と。

 もう一つ。このドラマの通奏低音はDVなんですが、この手の暴力は、韓国でもかなり深刻なんだなと。韓国の場合、儒教の影響で「親は敬うもんだ」というのが子供世代に対して相当な重圧になっているのも感じ取れて、あーお互い大変だよね、と思っちゃいました。日本の場合は、そういう圧力は「世間様」なんだけどさ。世間様という人間はいないよ。と思うのに。

 ドラマの中で、「大丈夫」という言葉が繰り返し出てきます。勿論韓国語で話されてるんですけど、お互いを思いやる言葉で語られる韓国語の響きはとても柔らかくて、美しいものだ、と思いました。

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2013年6月1日広報いるま
 







2015/08/25 0:05:17|映画 ま行
ミッションインポッシブル ローグネイション
 面白い〜〜んだけど、大忙しです。登場人物が絞られてるから何とかついていけましたが・・・・・。

 トム・クルーズというか、イーサン・ハントさん、このシリーズでは何回も死んでるのに、うまいこと生き返るんですなあ。今回もご多分に漏れず。今回はCIAに追われてるくせに、いつの間にかスパイグッズをあれこれかき集めてるし。どうやって?とか、そういう細かいことは気にする暇もなくお話が突っ走ります!!話がどんどんデカくなるのもなかなか・・・・・・。

 このシリーズはなんだかんだで全部観てるかもしれないんですが(よく覚えていない)スパイグッズというか何とかしなくちゃいけないものがどんどん変化するんですね。今回はデジタルデータで、その手のデータの特徴が生かされてるあたりが面白かったです。

 映画に出てくるオペラは「トゥーランドット」。「誰も寝てはならぬ」は超有名曲ですね〜〜。この旋律がアレンジされて、映画の中にちょこちょこ出てきます。オペラの舞台装置やら、曲の進行やらが重要アイテムで、しゃれてるなあ、と感心しました。

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「誰も寝てはならぬ」