シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2015/12/06 23:10:03|映画 あ行
俺物語!!
 今日は007とこれを観た。久しぶりに2本立てだったわけですが。

 こっちが上だったんだよなあ〜〜。あれまあ!

 原作は少女マンガだそうで。一昔前の少女マンガの逆パターンと言えるのでは?昔のパターンだと、めっちゃ可愛い(けど性格ブスだったりする)子と並の容姿の主人公がいて、あれこれあって、主人公が勝つ、パターン。この映画は、めっちゃかっこいい男の子と、その友達のごつごつ君があれこれあって、というお話。

 いいですね〜〜青春ですね〜〜、って感じで、観ていてキュンキュンするわけ。ああ、こういうすれ違い、あるあるって。デートムービーとしては最高なのではないでしょうか。映画が終わった後、自分の前を歩いていたカップルが「良かったね〜」なーんて話してるのを聞いて、いいなあ、としみじみしちゃいました。

 でね、優男で優柔不断風に見えてた砂川君、存外男らしいとこがあるのだ。こういう友情、いいですねえ〜〜。

 で、主人公の男の子、いいよ。この映画、その辺の普通男子の皆さんに観ていただきたいんですが、描かれてることは割と本当で、女って、惚れてると、なんでも良く見えちゃうんですよ。だからねえ、卑屈にならず、普通に自信持ってればいいんじゃないか、と。あとね、こういう立ち位置でいる男ってかなりかっこよくて、そういうのをきちんと見ている女っているんですよ。人を好きになるってこんな感じだよね、というのがよく分かる映画。現実世界って、好きになるのはいいけど、DVだのストーカーだのばかりじゃない、ちょっとこういう映画を観て勉強するべきじゃないかと思っちゃいました。

公式サイト
 







2015/12/06 22:40:25|映画 その他
007 スペクター
 11月は全く映画を観れず。「エール」とかいい映画が来てたのに〜〜〜!!

 しかし、引き続きいい映画がたんと来てます。ということで、まずはこれ!!

 相変わらずというか、いつものゴージャスな007映画。で、今回はボンド以外のメンバーが結構活躍します。Mだとか、Qだとか、なんとマネーペニーまで!今回からM役のレイフ・ファインズさん、こういうのやりたかったんじゃないでしょうか。せっかく007のレギュラーになったんだし、それっぽいアクションもやってみたい〜〜、って言ったんじゃないかなあ?
 で、前任者ジュディ・デンチも出てくるし。ちょっとビックリ。

ボンドガールもゴージャス2人組。モニカ・ベルッチさんはもっと出すべきじゃないかと思うんですけどね・・・・・・。

 雰囲気的には、これでダニエル・クレイグ版のボンドはお終いになっちゃいそうな。クレイグ版のボンド、結構好きなんだけど。

 毎回エンドクレジットを見つつ次はどういう007にするんだろう?って心配になるんですけど、それを吹き飛ばす内容の映画を送り続けるって、かなり大変だと思う。今回もさすがのクオリティでした。

 公式サイト







2015/10/11 20:50:46|映画 さ行
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
 というわけで後編。内容は「穴を塞ぐ話」でした。

 なんというかね、「風の谷のナウシカ」とガンダムとウルトラマンを足して3で割ったような・・・・・・。

 特撮というか、SFXは凄いんですけど、話がこういう感じだから、顰蹙を買ってしまうんでしょうね。

 しょうがない、原作はまだ連載中だし。映画の中で安易な結末を付けるわけにもいかないしなあ。というか、なんだかまだ続きがありそうな、思わせぶりなんですよ。続きを作るのかなあ・・・・?

 あとね、個人的には、出てる俳優さんがね、あまり好きじゃない人ばっかしなんすよ。それもあって、どうも感情移入できないんです。なんだか変な映画になってしまった・・・・・・。

公式サイト

 







2015/09/30 22:46:03|映画 か行
ガールズ・ステップ
 「進撃の巨人」より数段よし!!!

 この映画は観て損は絶対しないと思います。特に女子・あるいは元女子軍団にはグイグイ来る映画じゃないでしょうか。男子はどうか?でも、女子ってこんなしょーもないことでうじうじしてるんだ、という、女軍団への理解の一助となると思う。

 自分的には、ジミーズ全員が自分に見えた。うわ〜〜〜〜びっくり

 思いっきり青春ムービーですが、今まで観てきたのと違う点は、一人一人が結構重い現実をしょってる、という事。しかし、それ、確かにあると思う。中学時代、暗くて目立たなかった子が、卒業後偶然見かけた時はホステスの格好をしてたこともあった・・・・・・。ビックリしたけど、知らん顔して声かけちゃいましたけど。今思うと、色々あったんだろうな、中学の頃から。で、10代だと、そういう事にきっちり対処して解決する、ことができないんですよね。そういうしんどさも思い出しちゃって。

 そんな色んなこと(しかもほぼ忘れてた)をポンポン思い出しちゃう、ということはこの映画のリアリティがいいんだと思う。

 それから、この映画は、神奈川県藤沢のご当地映画でもあります。この界隈の皆さんは観ててロケの場所がどこか、ピンと来る人が多いんじゃないかな。自分的には、家から海がすぐ見えるところに暮らすってどんな感じかなあ、と。家からすぐ見えるのは電柱、という土地ばかりに住んでるから〜〜。

 主役の5人ですが、ダンスはきっちりやらないと、すぐアラが見えちゃう。相当練習したんだと思います。一生懸命さが伝わってきて、ジーンとしちゃいました。

 で、出てくるクズ男ですが。ああいう風に事を荒立てるといいんですよ。奴の勤め先で大立回りをすれば、当然社内に伝わるし、上司には問い質されるし。その先は、地方に飛ばされて左遷じゃ。まともな大人は、その程度の対応は普通にやります。だから、ティーンの皆さん、辛いことがあったら事を荒立てるのだ!!必ず対処する大人が出てくるから。大人は解決のための手段をある程度提示できる場合が多いから、相談して下さ〜い。
 







2015/09/30 11:45:05|映画 さ行
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
 この映画、なぜかやたら評判が悪いようなんですよ。なぜなのか、よく分からないなあ、と思って観に行ったわけです。後編だけ観るのもヘンだし。原作は知りません。が、図柄のビジュアル・イメージは強烈ですよね、あちこちに転がってるし。ので、なんとなく分かってた事前知識は「巨人に喰われる話」という感じか。

 確かにその通りでした。

 映画としてはどうか?かなり面白いと思います。この映画に使われてるCGというか特撮技術が古くて新しいもので、それについての興味が一番でしたけど、本当に巨人の動きがリアルなんですね。これは確か、文楽の人形遣いの手法を使ったそうなんですが。
 お話も、何も知らない人間がとりあえずついていけるレベルできちんと説明されてましたし。それと、とにかくアクションが忙しい。基本的には逃げるばかりなんですが。この部隊がやろうとしている作戦が失敗したら、もう人類はオシマイ、ということらしいんだけど、その割に(で、訓練も受けてたらしいのに)部隊の皆さんが今一つへなちょこなのが、不思議だったんですけども。

  この夏未見の「ジュラシック・ワールド」と同じパターンではありそうな・・・・。でっかい奴に喰われるか、反撃するか。

 困ったのは、画面がとにかく暗いこと。夜のシーンが多いせいもあると思うけど、とにかく暗くてなんだかよく分からない。TVの小さい画面とかだと、何が何だか分からなくなるかも・・・・・・。

 こういう映画を観てて感じるのは、日本の漫画文化って凄いなあ・・・・・。もうなんでもあり、だけじゃなくて、それを表現するビジュアルも極めて高度で、自由度が高い。漫画が原作、という映画はかなり増えてますが、その位優れている作品が多いんでしょう。って言うか、よくこんなのを原作者は思いついたなあ、と感心しちゃいました。
 後編も公開されてます。こりゃ観に行かないと。「キル・ビル」なんかは後編なんかどーでもよくなっちゃったんですけども。

公式サイト