【D4-7:ウルムチ・天池から五彩湾へA】
五彩湾観光は、当初自分が希望した観光地には入っていなかった。ところが、ウルムチ出身の張さんも訪れたことがなく、また写真をとることが趣味である彼にとって、五彩湾の
夕景は垂涎の出る被写体で、見逃すことは出来ない。自分も写真を撮ることが好きだと駱さんに以前から表明しているので、是非一緒に行かないかと誘われ同行することになったわけである。当初天池一日、五彩湾一日と計画したが、私がウルムチに着く時刻が深夜であること、夕刻近くに五彩湾に着くようにするため、天池と五彩湾をセットにしたコースになったわけである。
ウルムチ、天地、五彩湾は倒立した三角形の三点A,B,Cにあり、下の頂点Aがウルムチ、上の右側の頂点Bが天池、そして上の左側の頂点Cが五彩湾である。辺ABの長さ
は110km、辺ACの長さが160km。そして、このセッション「天池から五彩湾へ」は辺BC
の移動途中の光景を綴ったものである。Aではそれまでの国道に別れを告げ、地形がダイナミックに変化し、走行する道路は舗装されていず、砂埃を舞い上げ、凹凸の激しい道
を耐久レースの様な感覚で目的地にたどりつこうとする過程である。
国道からそれる直前では、トルファンで見たような縦縞に風食された小高い山がみえた。山とその周囲に緑は全く認められず、その色はダーク・グレーであった(写真上1)。
そして、少しゆくと分岐点に差し掛かり、ここにあったガソリンスタンドで給油。給油の間、車から降りまわりをみると色鮮やかな小高い丘が目にはいった。茶色というよりピンクというべきかも知れない。(写真上2)ここで北京時間で、19:17、ウルムチ時間でも17:17で夕刻に近い。
国道からすでに逸れた道に入りこんでいるが、次に見えた有彩色の小高い山、これも橙色と言って良い鮮やかな色である。(写真上3)
そして更に進むと珍しい光景に出くわした。やや草原がかったところで、野生の馬が一頭だけ、草原に戯れている姿が目に入った(写真上4)。この時北京時間で19:00。天池からすでに3時間、五彩湾真近のところまで来た。