【D5-2:ウルムチ・国際大バザール】
新疆・ウィグル地区では、陽気な歌舞演奏が楽しませてくれる。トルファンでは見逃してしまったが、ここでは絶対見逃せない、という気持ちを察してくれた駱さんが開場時間までの調節をうまくやってくれ、一人だけでの観覧であるが、かなり前の方の席を予約できた。夕食つきの豪華な観覧であった。
入場ゲートには、本日の出演者だろうか、種々の民族衣装で着飾った綺麗どころが並んで微笑みを入場者に贈っている(写真上1)。一番手前の女性が偶然カメラの方を向いた時に、撮らせてもらおうとしたが、取られたポーズは両腕をクロスさせるポーズ、即ち撮っては駄目ヨ!、というサインだった。しかし、1対1で会話をした気分であり、思わず鼻の下を長くしてしまった。
夕食は、新疆・ウィグル地区の全ての料理、果物、ビール、アイスクリームなど、なんでもあり、バイキングで食べ放題である。シシカバブ、ビール、ポロ、スイカを小皿に盛って自分の席まで持ってきて、食べながら歌舞を見ることにした。人気のある料理や。アイスクリームのところは長蛇の列で、あっと言う間に無くなってしまう。
朝青龍の様に、体格が良く、モンゴル人に似た観客が多く、ひっきり無しに料理を持ってくる。凄い食欲である(写真上2)。中国人の胃袋の大きさを思い知らされた。ちなみにトイレは会場内になく、腕に蛍光マークをつけてもらい、会場を出て隣接した所にあるマクドナルドのトイレを使わせてもらうのだった。会場にもどった時、腕にライトを当て、蛍光マークが浮かびあがればOKで再入場させてもらえる。
歌舞が始まる前に親切な中国人が席を替わってくれ、更に正面、前列に近づくことが出来写真を撮りやすくなった。
最初の出し物は歌舞というより曲芸、空中綱渡り”達瓦孜”である(写真上3)。そして、カラフルな民族衣装を着飾った踊り手が、時に静かに、時に激しく身体を上下、左右にくねらせる。コザック風の舞、ペルシャ風の舞、韃靼風の舞(写真上4)、モンゴル人による透明感溢れる歌唱と続き、最後に全出演者と観客が舞台にあがり共に踊る。
そして、最後はどこの民族も同じである。出演者とのツー・ショットで終了する。大変都合よいことに、駱さんが、丁度迎えに来ていてくれて、ツー・ショットのカメラマン役を引き受けてくれた(申し出てくれた)。このツー・ショット写真は混乱を避けるため開示しない。
上空を見上げると、幻想的な近代的イスラム寺院、”大バザール清真寺”の塔の青白い灯火が、天を漂う魂の様に揺らめく姿が目に入る。時計は北京時間で既に22:45をまわっている。すぐ側まで来てくれていた張さんの車にのり、ホテルに戻った時は24:00近くになっていた。