【D7-1:カシュガル・カラクリ湖@】
南北に伸びる解放路と東西に伸びる人民路の交差点からみて解放北路を更に北に行くとカシュガル空港方面へ、解放南路を更に南に行くとホータン方面へ、人民東路を東にゆくと、南疆鉄路の終着駅、中国最西端の駅カシュガル駅に至り、人民西路を更に西に行くとカラコルム・ハイウェー方面へ行く。
カラクリ湖はカラコルム・ハイウェー方面へ200km足らずの、コングル山(標高7719m)とムスタガタ山(7546m)との間の標高3600mのところにある湖である。狭心症で冠動脈にステントを留置させているわが身にとって高山病が気になり、携帯用酸素ボンベ「酸素マニア」(純度99.5%の酸素12リットルを内容積60ccの耐圧ボンベに圧縮して詰め込んだ130g程度のもの、(株)オーツー・サプライズ販売)の携行だけでなく,更に200元で酸素ガスでパンパンに膨らませた枕大のビニール袋をガイドのグランベールさんに依頼して準備した。
そして、嵩張るそれを腹がかえにしてムハマットさん運転の車に乗り込んだ。助手席に駱さん、日本語の話せる現地ガイド、グランベールさんと自分が後部座席に乗り込んだ。
カシュガルの郊外になるほど,風景は顕著に変化し、山の形、色、樹木の種類、高さが変わって行く。民家もレンガつくりの住居や葡萄を干す高床の倉庫が目につき、それらも次第に数が少なくなってゆく。天気が良いとは言えないが、観光バス(?)に追いついたり、追い越されたりする。そして通行左手(=東側)に、えんじ色に染まった山並とその麓を滔滔と流れる川が目に入った(写真上1)。景色が良いので写真を撮るのに良いと言われているところに停車し、崑崙山脈の冠雪した峰々を背景に写真を撮った(写真上2右:駱さん)。
車の中でグさんに教えを受けた峰々のロケーションをメモした(以下の通り);
カシュガル近傍には7つの峰や高原、砂漠がある。北から天山、タクラマカン砂漠を挟み、その西の果ての峰が天山山脈と最近接する崑崙山脈、その南西にヒンズー・クシ、南にカラコルム、更に、その南にパミール高原がある。コングル山もムスタガタ山も共に崑崙山脈にある。したがって、その両峰の間にあるカラクリ湖も崑崙山脈にある、ということになる。帰ったら確認してみよう。
この道は三蔵法師一行が天竺からの帰りに通った道で、彼らは高山病にかかった形跡があるらしい。(陳瞬臣著:「天竺への道」)
その後、北京時間10:40頃、通りがかった市場で車を降り、市場風景を写真に納める(写真上3)。そして、相変わらず奇妙な色の山々や川の流れに付き合いながら車は南下する(写真上4)