【最終章:五彩湾の岩石】
この章で、「新疆・ウィグルの旅−シルクロードの旅 旅日記」は完了です。今回の旅で予想を大きく超えて色々なすばらしい体験をしたのは五彩湾観光でした。これぞ、
for the nature, by the nature, of the nature
といった風光明媚な風景を見ただけでなく、自分でその表層に足を乗せ、踏みしめ、次へ次へと、張さんらについていきました。より高いところへと登れば、より素晴らしい景色が見れる。そんな気分になったのは何十年ぶりであったでしょうか。
60才では、15歳以上も若いかれらの先陣をきるというのはさすがに不可能でしたが、このように年甲斐もなく汗をかきながら、頚椎椎間板ヘルニアのことも忘れて、へっぴり腰ではありますが、五彩湾に数ある丘(小山)を登ってゆく姿を第三者的にながめていた天(神)がいたら、この男はもう少し頑張らせても良いのではないかと言ってくれたかも知れません。
小山群の中で最も高いと思われる小山のてっぺんから見た景色(写真1)は天界から下界を見下ろしたようなものに見えました。天界がどの様なものか、いまだ知りませんが、きっとこの様なところもあるのでしょう。
そんな想いをいつまでも思い出す記念に、足元にゴロゴロと転がっている小石を拾い持ち帰らせてもらうことにしました。人によってはただの石ころでしょうが、この石ころは今回の旅の象徴になるに違いありません。(写真上2)
これで「新疆・ウィグルの旅−シルクロードの旅 旅日記」は完了ですが、今回の旅は駱さんに去年11月に巡りあったのがきっかけで、ご主人の張さんがウルムチ出身で、帰郷するタイミングと合ったという運の良さがあったものと思います。
最後に、この場を借りて、世話になった駱さん、張さん、張さんの弟夫婦の皆さん、張さんの友人の胡さん、唐さん、ガイドの李さん、グランベールさん、運転手の庫さん、ムハマットさんへお礼を申し上げます。有難うございました。またいつかお会いできればと思います。そして家内には「中国のトイレ事情は以前一緒に敦煌に行った時に比べて格段に良くなっている。だから今度こそは一緒に行こう。」という言葉で〆させてもらいます。
次の旅は、シルクロードの残り、クチャ、ホータンか、雲南省か、九賽江か、チベットか。
【完】