槐(えんじゅ)の気持ち

仏教伝来の頃に渡来。 中国では昔から尊貴の木としてあがめられており、学問のシンボルとされた。また止血・鎮痛や血圧降下剤ルチンの製造原料ともなる このサイトのキーワードは仏教、中国、私物語、健康つくり、先端科学技術、超音波、旅行など
 
2007/10/06 22:27:23|旅日記
中国 新疆・ウィグル地区の旅(シルクロードの旅)-59 完-
【最終章:五彩湾の岩石】
この章で、「新疆・ウィグルの旅−シルクロードの旅 旅日記」は完了です。今回の旅で予想を大きく超えて色々なすばらしい体験をしたのは五彩湾観光でした。これぞ、
 for the nature, by the nature, of the nature
といった風光明媚な風景を見ただけでなく、自分でその表層に足を乗せ、踏みしめ、次へ次へと、張さんらについていきました。より高いところへと登れば、より素晴らしい景色が見れる。そんな気分になったのは何十年ぶりであったでしょうか。
 
60才では、15歳以上も若いかれらの先陣をきるというのはさすがに不可能でしたが、このように年甲斐もなく汗をかきながら、頚椎椎間板ヘルニアのことも忘れて、へっぴり腰ではありますが、五彩湾に数ある丘(小山)を登ってゆく姿を第三者的にながめていた天(神)がいたら、この男はもう少し頑張らせても良いのではないかと言ってくれたかも知れません。
 
小山群の中で最も高いと思われる小山のてっぺんから見た景色(写真1)は天界から下界を見下ろしたようなものに見えました。天界がどの様なものか、いまだ知りませんが、きっとこの様なところもあるのでしょう。
 
そんな想いをいつまでも思い出す記念に、足元にゴロゴロと転がっている小石を拾い持ち帰らせてもらうことにしました。人によってはただの石ころでしょうが、この石ころは今回の旅の象徴になるに違いありません。(写真上2
 
これで「新疆・ウィグルの旅−シルクロードの旅 旅日記」は完了ですが、今回の旅は駱さんに去年11月に巡りあったのがきっかけで、ご主人の張さんがウルムチ出身で、帰郷するタイミングと合ったという運の良さがあったものと思います。
 
最後に、この場を借りて、世話になった駱さん、張さん、張さんの弟夫婦の皆さん、張さんの友人の胡さん、唐さん、ガイドの李さん、グランベールさん、運転手の庫さん、ムハマットさんへお礼を申し上げます。有難うございました。またいつかお会いできればと思います。そして家内には「中国のトイレ事情は以前一緒に敦煌に行った時に比べて格段に良くなっている。だから今度こそは一緒に行こう。」という言葉で〆させてもらいます。
 
次の旅は、シルクロードの残り、クチャ、ホータンか、雲南省か、九賽江か、チベットか。
    【完】







2007/10/06 20:52:43|旅日記
中国 新疆・ウィグル地区の旅(シルクロードの旅)-58-

【追補:みやげ】
「新疆・ウィグル地区の旅−シルクロードの旅」も最終章間近となりました。この章では購入した土産物の写真とその説明について紹介させていただきます。
 
先ず、会社の同僚、親しい友人、家族、実父(93歳)、姉弟に購入したのが、干し葡萄をはじめとしたドライ・フルーツ。これをトルファンの昼食を摂った葡萄溝というところで、200g入りの袋を満杯にして10袋ほど購入しました。写真上1は購入した店の店先に陳列されたドライフルーツの山です。同じ干し葡萄でも、色、大きさが異なり、中に漢方薬まがいのものもあり、値段もまちまちでした。いろいろ取り揃え合計で200元程度だったかな(記憶は曖昧)。
 
最初の観光地で、嵩張る品を買ってしまったので、これで小型のスーツ・ケースの内部の多くを占有してしまい、そのあとの土産物の購買意欲が大きく減退したのは良かったのか悪かったのか。食料品の土産はこれで打ち止めにしました。
 
手工芸品のみやげは最初からカシュガルの職人街で、と決めていたので、絵葉書、観光案内書、CD、自分で旅の間使う麦藁帽子の後継の帽子、家内への土産は別として、トルファン、ウルムチでは購入しませんでした。
 
カシュガルの職人街で購入したのは、先ず銅製の手工芸品のやかん(写真上2)で模様、色付けとも見映えが良く、多くの同類の商品からこれを選んだ。帰国後実用性があるかどうか確認のため熱湯をいれてみたが、凄い匂いがして、実用性は無視されていることが分かりました。
 
同じくカシュガルの職人街で購入したのがウィグル人等の少数民族が被る帽子、白地。白地に線の入った縞模様の帽子、そして今回購入した彩色豊か帽子があったが、飾りとして使うことが分かっていたので、もっとも色鮮やかと思えた帽子を購入しました(写真上3)。
 
そして、更にこれなら実用に耐えるだろう思い、スプーンを10本ほど購入した。これも銅製と思われる色をしており、スプーンの把持部に彩色が施されている(写真上4)。この彩色の色だしをどの様にやっているのかが興味のあるところで、イスラム寺院のタイルの彩色と共通したところがないかというのも興味があるところです。
 
 







2007/10/06 19:28:34|旅日記
中国 新疆・ウィグル地区の旅(シルクロードの旅)-57-

【追補:新疆ウィグル地区に咲く花達A】
とは言うもののカシュガルの香妃墓に咲いていたハイビスカスだけは名前も良く知っているし、日本の何処にもあるが、載せてしまいました。また上から3枚目はポプラでだれでも
良く知っている樹ですが、その花は初めてみました。写真は樹のてっぺん近くに白い花をつけているのが分かります。
 
ポプラといえば日本では北海道大学のポプラ並木が有名で、他にあまり見かけません。
それに比べて中国では北京でも新疆・ウィグル地区でも見られ、特にカシュガル香妃墓で見たポプラはイスラム寺院の建物と寄り添うように大きく育っていて、青空を背景に映えていました。
 
写真を撮影した場所は、
 写真上1 カシュガルエイティーガール寺院
 写真上2 トルファン高昌故城
 写真上3 ゼベクリク千仏洞
 写真上4 天池
 
これらの他、カシュガル香妃墓の薔薇(園)などがあった。
 
また、新疆・ウィグル地区は果物の宝庫であり、これらが熟す実があり、実がなる前は花であるので、スイカ、瓜、葡萄、イチジク、ザクロ、桃、李の花も季節を選んでこの地に来れば見れるわけです。桃、李の花が一面に咲いている光景は推測もできません。







2007/10/06 18:45:36|旅日記
中国 新疆・ウィグル地区の旅(シルクロードの旅)-56-

【追補:新疆ウィグルの花達@】
朝日新聞刊「週刊シルクロード紀行」には毎回”シルクロードの植物たち”というコラムがあります。No.1敦煌1ではタマリスク、No.2敦煌2では天山雲杉、No.3トルファンでは蜜刺薔薇、No.4楼蘭では胡楊、No.5ホータンではキダチマオウ、No.6ウルムチ イーニンでは稲、No.7クチャではハロキシロンNo.8カシュガルでは葡萄、といった具合です。
 
これらは「植物」というジャンルでくくっていますが、これでは範囲が広すぎて、きりがないだろう、ということで、「花」に限定しました。花の咲く時期と今回の旅した時期が一致していて初めて写真に撮れるということになるので、かなり限定されるはずです。
 
また、日本で普通に見ることのできる花、例えば百日紅、百日草、ハイビスカスなどというのもあり、写真も撮ってきましたが、そういうのは除外することにしました。そうすると自然に見たことの無い花ばかりということになり、花の名前も知らないということになります。
 
そういう花達に遭遇できればと思い、目を光らせていたのですが、花の姿が目に入ったと思ったら車の中からだったり、撮ってみたらピンボケであったりで、多くは写真に残すことは出来ませんでした。おまけに花の名前が分からないのが殆どではありますが、この「旅日記」に記録しておいて、これを見てどなたからか花の名前を教えていただくことを期待したいと思います。これを撮影した観光地の名前だけ記載しておきます。
左上:高昌古城、左下、右上、右下::天地
 
尚、前記ハロキシロンは乾燥と塩分に耐性のある植物とのこと。この植物は五彩湾に至る草原で沢山見たような気がする。
 
またタマリスクも道路脇に胡楊などと共に植樹されているのを見かけました。これらの植物もハロキシロン同様乾燥と塩分に耐性があるとのことでした。
 
 







2007/10/06 0:58:40|旅日記
中国 新疆・ウィグル地区の旅(シルクロードの旅)-55-
【D9-1:ウルムチ→北京→成田→自宅】
7/28(土)朝、駱さん、張さんにウルムチ空港まで送ってもらい、予定通り、北京時間9:40発北京行き便(中国国際航空CA1296)に乗り、帰りは何のトラブルも薄氷を踏む思いもせず北京空港国内線から国際線への搭乗もスムーズに終え、北京空港を離陸する瞬間がやってきた。
 
7/20に北京空港にいた時の混沌とした気分とは正反対の、充足した気持ちで一杯である。飛行機が離陸して、夕闇が深まるにつれて空は青から赤、赤から黒へと色が変わってゆく。
 
長い間夢であったシルクロードの旅を終え、なんともいえない充足感を感じている。その充足感がさめないうちに、「旅日記」にまとめることを決め、また次の夢を持つ機動力にすることを自分の胸に誓った。
 
成田着が予定より1時間ほど遅くなったため、自宅の最寄の駅に辿り着く電車の最終便に間に合わず、結局そこからは駅の数で、13も池袋よりの駅が停車駅になる最終列車にのり、その駅まで車で迎えに来てもらい、結局自宅に着いたのは夜が白み始めた朝4:00過ぎであった。迎えに来た家内、息子、犬に感謝。
 
この様にして8泊10日の旅は終わりました。この後は、追補として「みやげもの」、「新疆
ウィグル地区の花たち」という2題を「旅日記の追補」として記録しておくことにします。