【08年12月27日】 冬休み初日、まだ女房は仕事なので大掃除もなく、外出する事に。特にあてもないので、冬場の練習コース、さわらびの湯へ往復ルートを行くこととした。先日HIGE-G氏から、「もう少し、サドルを高く、後ろに下げ、3時の時に膝が前に出ない様にした方が回せますよ」 とフォームについてアドバイスを得ていたので、出発前に、サドルを2cmUP、後ろに1cmずらしの調整を加え出発。そういえば、この自転車を買うとき、ショップの人に「楽〜に乗れればいいから」 とポジション出しをしてもらって以来、一度もポジションをいじった事がなかった。少しでも良いポジションを得る努力をしなかったのは、自転車乗りとしての自覚不足かもしれないと少し反省。乗りだし、少し全傾したため、手に体重が乗る気がしたが、う〜ん、少し回しやすいかもしれない。但し、いままでは、信号待ちでシートに尻をおいたまま待てたが、このポジションではしっかり、サドルから下りないと駄目。無精者にはちょっとめんどくさい。このポジションでも3時で膝は若干前にあるが、今日はここのまま走ることにする。飯能を過ぎ、しばらくいくと、竹寺、右折8kmと書いてある。名前は聞いた事があるが、行ったこと無いので、「ちょっと寄っていくか」 と気楽に右折。穏やかな登りでちょうど良い感じ、これはいいコースだと、余裕で写真を撮りながら走って行くと、だんだん道が細くなり、薄暗い道に成ってくる。この季節、日向と日陰の温度差は激しい。日陰では、道路の継ぎ目に凍りが張っている、「知らずに下りてきたら、転ぶな」 と思いながら慎重に進むと、なにやら路面が白い。霜? いや、民家の屋根も白い。 雪か??? どうしようかとしばし思案するもあとちょっとなので進む事とする。 幸い、雪はその後、全く残っていなかったが、道はどんどん傾斜を増してくる。「またやってしまった。」 峠は今年はおしまいとおもっていたのに、また山に登っている。10%はあろうかという林道をへろへろと登る。登りのおかげで寒さはないが、厳しい登りを続けると、『竹寺、500m』 ほっとするのもつかの間、ここからが厳しかった。15〜20%あるんじゃないのと思わせる傾斜。500mと判っていなければ、とっとと帰る道だった。ようやくのぼり切り、自転車を止め、へろへろと頂上の本堂に、竹寺は神仏混合の寺で、牛頭明王を奉っている。本殿からは、新宿の高層ビル街がクッキリと見え、すばらしい展望だった。これがあるから、山登りはやめられない。 しばし休憩し、慎重に下る。下りは激寒、雪、氷雪部を慎重に通過し帰路に。本日の走行は53km。 追記:家について自転車を見ると、ツール缶の蓋がない。サドル調整した時しっかり閉めなかった様子。しかたなく、アウトレット入間のWsROADで、新しいのを購入。思わぬ出費。 |