【09年2月22日】 今日は会社のちゃり馬鹿連合のTOREK、BIANCKI氏とシロクマパンに行こうかとの話しを週末にしていたので、その気になっていたのだが、昨日の夜ドタキャンのメールが、どうせ女房に『日曜くらいは、子供の面倒みてよね!!!』 とでも言われてしょぼついたのだろう、情けないやつらだ。だいたいいけないならもっと早く行って来い、などと昨晩から腹を立てて就寝。 それで一人でシロクマパンにいくのもしゃくなので久々に奥多摩方面に出発、年末に来たときは所々雪が残っていたが、この所の陽気で雪などどこもなく快調に進む、青梅あたりからGIANTのクロスバイクの若者がリュックをしょって走っている、普通のコートを着ているし、ヘルメットもかぶっていないのでジモティー(地元の人)の通勤かなと思っていたが、御岳を過ぎてもまだ走っている、ペースがほとんど同じなのでとうとう古里まで一緒だった。私はここのセブンイレブンで休憩して帰るので停車するとGIANT君も停車。一服して肉まんを食べていると、GIANT君が 『いい自転車ですね〜!』 と話しかけてくる。 『僕のはクロスバイクなんですけどロードバイクはやはり違うんでしょうか?』 「いや、大した差はないでしょう」 などと答えてしばし会話。 『まだ自転車を買って二ヶ月で今日は奥多摩湖まで行くつもりなんです、いまどの辺ですかね〜』 地図を見せて聞いてくる。 「ここは古里で奥多摩駅まであと7km位、奥多摩湖までは更に7km位、だんだん勾配がきつくなるし、トンネルもあるから気をつけてね。」 などとベテラン風の会話をしている自分がこそばゆい、私だって自転車乗って、1年半、ロード乗りとしてはまだ1年未満の新参者なのである。 『今度友人と千葉の方に2日位かけて行くんですけど、なんかそろえとかないといけないものって有りますか?』 もう完全にベテランに教えをこう目線である、きらきらした目がまぶしい。 「ヘルメットとパンク修理キットは買った方が良いよ」などと答えてすっかり気分がよくなってしまった。きっとこのちゃり馬鹿入門君も1年後にはピチパチウェアを身にまとい豪快に奥多摩湖まで駆け上がるように成るのだろ。若いというのは羨ましい。非常に気持ちの良い青年であった。どこかのちゃり馬鹿達とはえらい違いだ。 GIANT君と別れ吉野街道を下る。青梅街道を上がってきた時もそうだったが、更に吉野街道では梅が目立つ、さすがに青梅というだけある。紅梅、白梅、桃梅、至る所で咲いている、ただし、まだ満開とは行かないようで吉川英治記念館、梅郷あたりの人出もそれほどでは無かった、来週あたりが一番の見頃だと思う。それでも春の予兆を感じさせてくれる。所々で写真を撮りつつ快調に飛ばして帰宅、気分もすっかり良くなっていた、考えて見れば私も昨日奥様のお供で名栗に昼飯を食いに行ってるし、小さな子供のいるTOREK、,BIANCKI氏を攻めるのも可愛そうな気がしてきた。こう思えるのもGIANT君のおかげか。本日の走行距離は46.3km。 |