世界中が注目する米大統領選がほぼ終わり,トランプ候補が勝利した。
新大統領の選挙戦における発言から,日本にも心配の種がいくつかある。その最大は国防に関することだ。在日米軍に関わる経費を更に日本に負担させるか,または軍隊を引き揚げるとする発言を,大統領になれば多少は変わるだろうなどと,希望的観測をするべきではない。必ず実行するだろう。
トランプはまた,日本が核武装することを容認するとも述べた。日本は軍隊を持たず,したがって核兵器を持つこともなく,非核三原則などとお茶を濁してきた。アメリカの核の傘に頼ってのことだ。
しかし,金を出して国防を他国に依存するようなことは,諸々の事情があるとはいえ,したくない。依存しようとする考え方は,責任の放棄だ。日米安全保障条約が対等の立場ではないのは,そもそも対等の機能と能力を有していないからだ。
今からでは遅いかもしれないが,憲法を改正し,法律を整備して,軍隊を保有することを真剣に考える時であると認識すべきだ。
2016.11.9(水) |