阪神淡路大震災や東日本大震災において,交通遮断状態で単車が活躍した例を聞くが,被害状況を写真で見ていると,セローでも走破困難なように思っていた。
まあ,報道は最も被害が大きな場所をクローズアップしているから,そう感ずるのだろう。警視庁はセローの改造バージョンであるXT250Pを,被害状況偵察目的に導入しているものの,本当に役立つのかという疑問があった。
しかし2004年に発生した新潟県中越大地震についてまとめた小千谷市の『おぢやのそなえ』という資料を読んでいると,案外役立つのだと認識を新たにした。
資料によれば,当該地震発生後,ボランティアが多数集まった。その中には単車で向かった人もいた。で,彼らを活用してバイク隊を編成し,周辺部の偵察に当たったところ,効果が大きかった。ただボランティアは地理に疎いため,現地の人による案内も必要だった。
単車による偵察が相当役立ったであろうことは,爾後消防団の各分団に単車が配備され,バイク隊が編成されたことからも伺われる。写真は,小千谷市の資料による。
2018.3.21(水)
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