車では普及しているアイドリングストップが,PCXにも装備されている。車と違うのは,スイッチによってそれを恒常的にキャンセルができる点だ。車でも一応キャンセルできるものの,エンジン始動の度にスイッチを操作しなくてはならない。その点PCXは好ましい。
PCXのアイドリングストップは,車輛が停止してから3秒後に作動し,ヘッドライトが減光する。次にスロットルを開けるとエンジン始動し,ヘッドライトが明るくなる。これなら大方の一時停止や踏切でエンジン停止,再始動することがない。
車の場合,エンジン停止後にブレーキを離すとエンジンが始動してしまう。パーキングブレーキを使うことが前提ではなく,停止中ずっとブレーキペダルを踏んでいなくてはならない。実際赤信号で止まっている車の多くが,ストップランプを光らせたままだ。全くおかしなシステムだ。他人の車とはいえ,エンジンスタート音が繰り返し聞こえてくるのは,あまり良い気分ではない。
なおPCXは通常のセルスターターではなく,直結のACGスターター(発電機がセルモーターとして働く)を装備しており,非常に静かに始動できる点もアイドリングストップ機構に貢献している。
ただし私は,試しにアイドリングストップモードにすることはあっても,通常使わず,アイドリングモードのままにしている。
2020.1.7(火)