まず動く

「動く」と,ものごとが見えてきます。仕事や旅などで動きまわり、そこで経験したことや見聞したことについて述べたいと思っています。ここで、「動く」という意味は身体だけでなく、頭も口もです。  いつまでも元気でありたいと願い、「動き」を実践しています。
 
2020/05/06 6:18:12|思い出
春がきて花は元気に咲き誇るが!
 今日は5月5日、子どもの日というのに「東京 新たに58人感染確認 計4,712人に 新型コロナウイルス」という嬉しくない見出のニュースが入る。それでも、都内の1日の新型コロナウイルス感染者数は、ここ3日連続で100人を下回るとう、やや光が見え始めたかのような気配は感じる。

 3密を守り外出を自粛する緊急事態宣言がでているため、毎日の日課となっている近くの公園での朝のラジオ体操を自粛している。この3密(3つの密)というは、「密閉」(窓なしで換気できない場所)、「密集」(人が集まる場所)、「密接」(会話や運動などすること)から名づけられた言葉である。映画を観たく新宿へ行こうとすれば、移動手段として電車に乗るであろう(密集)。目的の映画館に入れば、そこは(密閉)、映画の帰りにレストランで食事をすれば、そこは(密接)というようなわけで、外出すれば3密を守ることは非常に困難だ。そのため、自宅に籠もり毎日の生活を送っている。

 外出といえば、食料品買い物に行く以外は、ここ1ヶ月間ほとんど自宅にとどまっている。幸いなことに、Makikoは自称パッチワーク愛好家で作品作りに精を出し、花好きでもあるので我が家の狭い庭に沢山の薔薇の手入れで忙しがっている。Koichiは、まだ教壇に立つ身なので、講義の準備(ただし新型コロナウイルスで休校中)と依頼原稿を抱え、毎日PCとにらめっこをしている。それに、講義予定のある看護専門学校からZoomを使う遠隔講義の依頼があり、そのZoomというソフトウエアーの使い方を勉強中だ。このZoomというのは、最近のニュースで観るテレビ会議のようなシステムである。パソコン画面に何十人もの生徒の顔が映しだされるものと聞いている。講義する側の顔や講義で伝えたい教材は、パワーポイントという昔のスライドで画像を写せたようなソフトウエアーを使い図・表や伝えた文章などを映し出し講義ができるとのことだ。そのZoomというソフトウエアーの勉強も行っている。

 最初の勉強会は、大阪や神戸に住むロングステェイクラブの友人と行った。2回、3回目は、千葉県、神奈川県に住むロングステェイクラブの友人3人でテスト交信を行った。4回目は昨日、千葉県、神奈川県、東京、埼玉県に住む友人6人で行い、徐々にZoomを使った会議やトークができるようになりつつある。

 3人で行えば、パソコンのカメラでとらえた3人の顔が、10人で行えば10人の顔が全員のパソコン画面に音声とともに映しだされる。Zoomを使うに当たり、初期設定に苦しんだが、回を重ねるうちに慣れてきて、しばらく会ってない遠方の友人と顔を見ながら話しができた。新型コロナウイルスで落ち込んでいた気持ちが解消できた。【2020年5月5日】
 
自宅にて記す 2020年5月6日(水)







2020/04/17 16:12:01|パッチワーク愛好家
パッチワーク愛好家頑張っています!
  パッチワークの先生につき、教授を受けながら写真左の大作に取り組んでいます。この作品は昨年から取り掛かっているのですが、結構大変なようでいまだに完成していません。1年以上経過しています。この作品は着物生地を活用し、着物オリジナルの模様周辺を1針ずつ縫っています。大木をその中央にはめ込み、その木に花を咲かせるというので手間取っています。左上写真の中央に見える木がそれで、その木に花を咲かせる予定です。左下写真が大木に花を咲かせる予定の木の花びらたちです。
  あまり大変なので一休みすべく、かつてハワイアンキルトに夢中になった頃の作品を取り出し、ほぼ完成に至りました。新型コロナウィルスで外出できなくなったので、パッチワーク教室へ行けず大作は写真のところでストップです。暇を持て余し始めたのでポーチ2個を作りました。それが写真右側下の2つです。
   不要不急の外出が解除されパッチワーク教室が再開されましたら、大作の続きを行う予定です。今年中には花を咲かせる予定だと言っておりますがどうなるでしょうか。【2020年4月17日】
 
令和2年4月17日   自宅にて記す
 







2020/03/29 16:55:39|思い出
咲いた咲いた桜が咲いた!富士山も見えた!
 今日(2020年3月25日)は、前回狭山湖を訪れてからまだ4日しか経っていない。その4日前の桜は、もう少しで咲きそうな気配であった。そこで、4日たった今日朝8時、桜が満開になっていることを期待し同じ狭山湖、おなじ桜と富士山を見にでかけた。七分咲きぐらいで満開まであと数日必要かと思われる咲きっぷりだ。
 狭山湖畔での前回の朝食は洋食、といってもパンとジャムとジュースだ。今日の朝食は和食、といってもここへ来る途中のコンビニで買った鮭のおにぎりと納豆巻き、それにお茶である。冷たい風が少々強かったが見事に晴れ渡った狭山湖畔へ20分ほどのドライブで到着。桜もさることながら富士山も良く見える。遠方にも関わらずこんなにくっきり見えた富士山の姿を見るのは初めてだ。案の定、湖畔は冷たい風が吹き寒い、そのためか訪れる人はほとんどいない。富士山の写真を撮りに来たアマチュア写真家2人と出会ったくらいで、誰とも会わない。狭山湖公園貸し切りのようで気分よく、屋根があるベンチで朝食を済ませる。七分咲き桜のトンネルから富士山がくっきりと見え、桜と富士山のコンビネーションよく、ここを目指してやってきて本当に良かった。
 
 ところで、自宅から富士山までの距離がどのくらいか気になったのでグーグルマップで調べた。その結果、富士山頂と自宅までの直線距離は79 kmであることを知った。ついでに我が家から狭山湖までの距離を調べたらわずか3 kmであることもわかった。グーグルマップでこんなに簡単に2点間の直線距離がわかるとは、これまで知らなかった。この距離測定の方法を知ったのも本記事のブログ投稿のお陰である。感謝。【2020年3月21日】
 
2020年3月29日 自宅にて記す







2020/03/21 13:51:09|思い出
狭山湖、咲いた・咲いた桜が咲いた〜かな〜〜〜
 前回投稿は昨年の8月24日かと思う。それから半月ほど過ぎた。投稿する記事は沢山あったが、多用で今日に至った。興味深い記事があったら投稿予定ですので、どうぞ今後ともご一読いただければ幸いです。

 今日(2020年3月21日)は久しぶりに晴天に恵まれたので、習慣になっている近くの公園で行う朝6時半のラジオ体操を終えてから、帰り道にある食卓のパン屋「ロコパン」で美味しいパンを3個買って帰った。午前7時半、自宅で待機していたMakikoと共に狭山湖畔の駐車場へ向かう。約20分のドライブで狭山湖畔に着く。ここの駐車場は一時間100円、普通散歩して帰るだけなら、1時間以内で帰ることができる。今日は狭山湖公園内で朝食をとるつもりで来ているので2時間を予定して駐車場に入れた。
 3連休真ん中の日なので混むかと思ったが、時間は8時前であったせいか、駐車場はガラガラで人の姿はない。駐車場から5分ほどで誰もいない堰堤(えんてい)に着く。この堰堤の両端に管理者がいない休憩所がある。この場所は、簡易屋根の下にベンチとテーブルが並べられ自由に利用できる。堰堤を歩き終えたところの休憩所に陣取り朝食のパン、珈琲、ジャム瓶をテーブルに並べる。土曜日は早朝しか開いていない上述したロコパンのパンで朝食をとる。晴天で澄み切ったおいしい空気を吸いながら、しかも誰もいない湖畔の休憩所でとる朝食は格別だ。自宅と異なり、ピクニックに来たような気分だ。
 ここは、我が家から車を使うと20分ほどで着くので、春・秋の季候の良いときによく出かけている。前回訪れたのは令和2年元旦の朝、やはり8時ごろ出かけ、雪に覆われた美しい富士山を湖畔からじっくりと堪能してきた。今日は、その富士山が見えるかと期待して来たのだが、晴天だがやや靄(もや)がかかり、富士山は薄い影のようになっていて見え、残念であった。
いつもだと富士山と小鳥たちの撮影のためにやってくる素人写真家がいるのだが見あたらず、今日は、我々夫婦2人だけで珍しく誰もいない。新型コロナウイルスの影響かそれとも朝早いからなのだろうか。
 桜は少々早いようで、一分咲きというところだろうか。来週になると、もう少し見事に花が開花することが期待されるので、来週も土曜日に来きたい。土曜日にこだわるのは、ロコパン屋は火曜日〜金曜日は朝8時開店、土曜日の朝は6時半に開くからである。ラジオ体操が終わると7時、ロコパン屋でパンを買って帰り、家に戻りMakikoを誘い狭山湖畔へ着くと、太陽が昇り丁度気持ちの良い太陽の光を浴びることができる時間帯に狭山湖に着く。今日は、写真のパン3個560円で求め、自家製の珈琲、それにジャムを持ってきているので、それなりに戸外で美味しい朝食を食べることができた。
 来週土曜の朝も桜見物に狭山湖は出向く予定でいる。次回のタイトルは「咲いた・咲いた桜が咲いた!」となることを期待している。【2020年3月21日】
2020年3月21日 自宅にて記す







落語も楽しめるLSC(ロングステェイクラブ)
 半世紀以上前の子供の頃、父親に連れられエノケン、ロッパ、金語楼という当時の3大喜劇俳優・落語家が出演している映画を浅草で見た記憶がある。父親は、ラジオを前にして浪曲、落語、漫才を熱心に聴いていることが多かった。聞くともなく聞いているうちに、古今亭志ん生、柳家小さん、古今亭志ん朝、立川談志、三遊亭円楽、三遊亭圓歌、橘家円蔵、桂文治、桂歌丸など落語家の名前をいつの間にか覚え、話術の面白さが子供ながら少しずつ分かってきた。

   ラジオからテレビの時代に移り、落語家や漫才師の語りと演技が目で見られるようになると落語・漫才がますます好きになった。といって特定芸人を好きになり落語・漫才の演目、内容に詳しいということではない。ラジオで落語・漫才を聞き、テレビで面白くて可笑しい芸を鑑賞するのは楽しく大好きである。その落語・演芸の本物が見られるのが演芸場である。都内には国立演芸場、浅草演芸ホール、鈴本演芸場、新宿末広亭、池袋演芸場などいくつか演芸場がある。我々LSC(ロングステェイクラブ)会員が演芸を楽しむ場所は、主に国立演芸場である。

   なぜ国立演芸場かというと、この演芸場は東京地下鉄永田駅近くにあり、交通の便が良いからである。さらに、他の演芸場に比べて通常2,200円(出演者・演目により若干異なります)と安い。その上、有りがたいことに65歳以上のシニアには割引があって、大人1人2,200円のところを1,400円で入場出来るのである。ただし、チケット購入時に本人の年齢が証明できる運転免許証、マイナンバー、パスポートなどによる厳しい身分証明が必要である。この安い値段で3時間もの長い間、思いっきり笑ってくつろげる楽しい場が国立演芸場の寄席である。
LSCの会員は、旅行好きな人がほとんどかと思う。その旅行以外でもいろんな経験を持ち、各種の趣味を持つ会員が大勢いる。たとえば、映画、演劇、落語・漫才に興味を持っている方もいる。本来なら海外でロングステェイを楽しむためのクラブであるが、一年中ロングステェイで暮らすわけにもいかない。その合間で「お値打ちランチを食べる会」、「麻雀同好会」、「ダーツ同好会」、「観劇同好会【落語鑑賞】」などいろいろ同好会があるので、好きな同好会に参加し人生をエンジョイしている。

   ここでは、観劇同好会【落語鑑賞】について述べる。我々夫婦は、令和元年5月、6月、7月、8月の観劇同好会【落語鑑賞】に参加し、中席の落語・演芸を楽しんだ。国立演芸場のチケットは、世話役がまとめて確保して頂けるが、個人で日程を合わせて電話で直接予約してもよい。電話予約は、予約番号を知らせてもらえるので、その番号を当日国立演芸場へ行った時に、予約番号を伝え身分証明書を提示すると1,400円のシニア割引チケットをその場で発行してくれる。このとき空席があれば、演芸場受付にあるコンピュータ画面に表示される座席一覧から好きな席を確保できる。
  最近落語を鑑賞した月は5月(真打ち:三遊亭圓歌)、6月(真打ち:古今亭寿輔)、7月(真打ち:柳亭市馬)、8月(真打ち:三遊亭円楽)である。「落語家・三遊亭円楽(69)の脳に腫瘍が見つかったため、8月上旬まで療養すると19日、所属事務所が発表した」というニュースが流れた。そのため、8月18日の落語鑑賞で円楽の落語を聴くのはひょっとすると無理かと思われた。しかし、18日直前に高座にのぼっていたので、8月の真打ち三遊亭円楽の落語を聞くことができた。TVの笑点で観る円楽と国立演芸場の高座にのぼった円楽の違いをみることができた。
 
 昔の寄席の高座には、照明用に蝋燭が立っていて、寄席が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って消すこと)ことをしたために「芯打ち」といわれたそうだ。縁起を担いで、字を「芯」から「真」に換え、「真打ち」となったといわれている。真打ち、つまり5月〜8月までの最後の出演者の落語を聴いた。いずれも、面白く、お腹を抱えて笑える話しを楽しんだ。真打ちの話は、本当に面白い。
 
   最近は、鑑賞し終えた日の帰りがけに、翌月の落語鑑賞をLSC会員の参加者同士が話し合いその場で日程を決め、チケットを購入して帰るようになった。それは、当日鑑賞した寄席が面白く、また、聴きにきたくなる気持ちになるので、良い席を早めに確保して帰ろうという機運が高まったからである。9月の寄席が楽しみだ。【2019年8月18日】

写真上左:国立演芸場正面入り口
写真上右:国立演芸場内の緞帳
写真中左:歴代の落語名人の写真
写真中右:ものまねの江戸家子猫
写真下左:さだまさしからの回復祝いの花
写真下右:病気回復し高座に出演した三遊亭円楽

平成31年8月24日(土) 自宅にて記す