昨年2017年11月27日ホノルル入りして以来43日間ホノルルに滞在した。2018年1月9日に帰国するために、再び43日前に来たダニエル・K・イノウエ(Daniel K. Inouye)国際空港に来ている。空港に早く着いたので、ラウンジで休憩し空港に出入りする飛行機を眺め出発時間が来るのを待った。 6年間にわたり毎年12月にロングステェイで世話になったのは、部屋こそ変わったが同じイリカイ・ホテルである。なぜ、イリカイかというと、これまでに何度も記したように部屋からラグーンと大海原が見え、ワイキキとアラ・モアナ・センターのほぼ中間に位置し、交通の便がよいからである。それに治安の良さ、観光客がすくなく静かで落ち着いているからでもある。 毎年12月にハワイでロングステェイを行う1番の理由は、寒い時期を1ヶ月でも南国で過ごせば、春が直ぐやってくると考えているからである。それに、まだ半分現役の身分なので、パソコンを持参すれば、海を見ながら半袖・半ズボン姿で仕事ができるからでもある。それに加え、毎朝の気功体操で汗をながすこと、新知識を吸収できる木曜午餐会の講演を聴くこと、金曜開催の心安らぐロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏を聴くこと、金曜夜にラグーンで打ち上げられる花火が見られることなど興味を引くことが沢山ある。毎日あるいは毎週こうした行事に参加することが日課となり、それが楽しみになっている。毎朝顔を合わせる気功体操の仲間で行う2度の「持ち寄りパーティ(ポットラック:potluck party)」は、現地の人たちとの交流が深まり、忘れがたい思い出だ。 Makikoの誕生日は11月28日。長期滞在、短期滞在する日本人が情報交換したり助け合ったりする「サンライズの会」という集まりがある。この会は毎月最後の火曜日に開催される。昨年11月の「サンライズの会」は28日の火曜日で、丁度その日はMakikoの誕生日であった。あらかじめ幹事さんに誕生日を知らせてあったので、なにかサプライズを計画していただけるということになった。会に参加した3人の方がウクレレを持参し、Makikoの誕生祝いにそのウクレレ伴奏で全員がハッピーバースディを歌ってくれた。このように大勢に祝福された誕生日は過去になかったので、彼女は涙を流さんばかり大喜びした。 現地滞在が長い、木曜午餐会会長の新名瑛さんには、木曜午餐会の講演でお世話になり、また2度にわたりご自宅に招待いただいた。そのうちの1回は大晦日に招待いただき、夕食、年越しそばをご馳走になり、年明けのワイキキ打ち上げ花火を屋上で皆さんと一緒に眺める機会をいただいた。また、Makikoのパッチワークの先生である宇田川弘子さんご夫婦には、オアフ島北部のハレイワまでベンツでドライブしていただき、珍しいブロイド・チキンでピクニックランチをしていただいた。嬉しい思い出である。 LSC(ロングステェイクラブ)の仲間6人がLSC Short Stay in Hawaiiと名付け、我が家?を訪問していただけ、一緒に散歩、買い物ができたことも忘れがたい。さらに、LSC会員のMichikoさんが3週間イリカイ・ホテルに滞在され、一緒に食事したり彼女がよく知るワイキキを散歩したりできたこともよい思い出となった。 12月はホノルルマラソンの月、第2日曜日にそのマラソンは開催される。マラソンに参加するは無理なので、レースデーウォークといってマラソンの後で、マラソンと同じコースを10 km歩く大会に毎年参加していた。これに参加することもハワイ滞在の楽しみのひとつである。ところが、2017年はマラソンの日の直前に風邪を引き、参加を断念した。ホノルルマラソン事務局の話だが、今年からレースデーウォークは名称が変わり「10k ラン&ウォーク(英語名:START TO PARK 10K)」となったという。それに、一昨年まで一般現地登録の参加費は70ドルであったのが、85ドルに値上がりした。おまけに80歳以上の参加費は無料であったが、それもなくなり、一般同様85ドルとなったという。その代わりこれまで完走証明書とうちわが渡されただけだったが、2017年から完走記念のメダルが与えられるようになった。マキキ聖城基督教会での日曜礼拝に参加、また元日には同教会で行われた子供餅つき大会に参加し、つきたてのお持ちをお腹いっぱいご馳走になったことも忘れがたい。思い出といえば、イリカイ・ホテル裏の浜辺でサンセットを見ようと出かけた折り、丁度ハワイ・モンク・アザラシが砂浜に上がってきた瞬間を見た。日が暮れ周辺が暗くなってもアザラシは海に戻らないので、我々がホテルに戻ることになった。あの巨体を目前に見たのは初めてであったので、これも忘れがたい思い出となった。 ロングステェイを行う以前に何回かホノルルを訪れているが、その時の市内の移動はもっぱらトロリーであった。ところが、ホノルル市営のTheBusの乗り方が分かり、4年間有効で乗り降り自由なシニアカードの存在を知り、そのカードを手に入れてからオアフ島のどこへでも自由に行けるようになった。そのため、遠方にあるショッピングセンターへも気軽に出かけることができた。6回目のハワイロングステェイを振り返ると、例年になく密度の濃い滞在ができた。今回の滞在で、毎年お世話になり、帰国時にはイリカイ・ホテルから空港まで荷物を乗せて見送りにきてくれるJimmyとKimmyさんご夫婦が、今年の12月はベトナムでロングステェイしているというので、会えなかったことが誠に残念である。2018年の12月もハワイで過ごす予定にしているので、ぜひ、また会いたいと思っている。【2017年1月9日】 1月10日に無事成田に帰国した。それ以来、もう3ヶ月が過ぎた。この間にいろいろなことが起こったのでブログ投稿したいと思っていたが、雑用があり今日に至っている。 平成30年3月24日(土) 自宅にて記す |