GWも終わり、いつもの日常生活が始まっています。
私のHPも4月30日付で閉鎖手続きを完了しましたので、このブログだけでの配信となります。法人化により定期的な通信を一律化したので、CATVでは個人的な通信となりますが、不定期に掲載する予定です。今後ともよろしくお願いします。(2022/5/11)1.雇用調整助成金の申請時の添付書類の厳格化 雇用調整助成金の不正が相次いでおり、取り締まりを強化する方針を打ち出していま
す。そのため、4月1日以降に初日がある判定基礎期間の開始から下記の変更および
提出書類が必要となります。(判定基礎期間ごとに必要)
※ 判定基礎期間・・・給与計算期間が4/1日〜月末であれば、4/1日が判定基礎期間の初日となります。 4月以降の休業から開始 @ 業況特例の場合、毎回業況の確認 ・・・ 最近3ヶ月平均で前年、前々年または3年前
同期比30%以上減少
A令和3年度の確定申告から平均賃金額を計算。
または、令和3年度または令和4年度の任意の月に提出した所得税徴収高計算書に記載
の額。
B休業対象労働者を確認できる書類および休業手当の支払が確認できる書類
確認書類 : 雇用調整助成金 イ)の書類 、 緊急雇用安定助成金 ア)及びイ)の書類 ア)休業対象労働者全員の氏名・年齢・住所が確認できる以下のいずれかの書類
・住民票記載事項証明書 ・運転免許証 ・マイナンバーカード表面 ・パスポート ・在留カード
・障害者手帳・健康保険証(住所記載欄があるもの) イ)休業手当を含む給与の支払が確認できる以下のAおよびBの書類写し
A 源泉所得税の直近の納付を確認できる書類(所得税徴収高計算書の領収日付印があるものなど、
納付を確認
B 給与振込みを確認できる書類(振込依頼書や支払が確認できる通帳など)
現金払いの場合は会社名・金額・氏名(労働者の直筆)・住所・電話番号・受領日を明記した領収書2.65歳超雇用推進助成金の取扱い(R4年度) 内容は各コースをご覧のうえ、詳細は(独)高年齢・障害・求職者支援機構にお問い
合わせ下さい。
R4継続コース (jeed.go.jp)65歳超継続雇用促進コース
R4評価コース (jeed.go.jp)高年齢者評価制度等雇用管理改善コース
R4無期コース (jeed.go.jp)高年齢者無期雇用転換コース
3.協会けんぽと産業保健センターとの連携(4年度事業計画) 協会けんぽへの傷病手当金申請が増加傾向にあり、その内32.72%が精神疾患による
ものであった。精神疾患は長期に及ぶ治療となるのが特徴のため、財源の負担が大き
い。そこで、メンタルヘルス予防対策を強化するために産業保健センターとの連携で
精神疾患患者を減らすための施策を共同で取組む。
メンタルヘルス不調で休業となると不調者もまたその周辺の労働者もモチベーション
が低下し、会社にとっては生産性も落ちていくことになり、リスクマネージメントが
必要になる。会社にとっても協会けんぽにとってもメリットがある。
労働者50人未満の企業であれば、是非域産業保健センターを活用していただきたい。
無料で相談等に応じているので、センターの方にご相談ください。ただし、令和4年度
は事業予算の都合上対応できかねることもあるそうです。
4.算定基礎(定時決定)・・・社会保険 毎年、7/1付で4月〜6月支給された給与総額の3ヶ月平均から9月改定の社会保険料
が変更されるという算定基礎のの時期を迎えるにあたり、社会保険料を少しでも安
くするには残業を押さえるようにしてしてください。
5.年度更新(労働保険料確定・概算申告)・・・(労災・雇用保険) 5月中旬〜6月にかけ、労働局から年度更新(労働保険料概算・確定申告書の)書類が
届きますが、年1回前年(R3年度)の給与確定額にもとづき保険料の確定及びR4年度
の概算保険料を計算し、7月10日までに納付します。
ただし、口座振替をされている会社は最大2ヶ月位の猶予があります。