三ヶ島製材鰍フ進行中の現場のご紹介と家づくりに関する色々な情報をご提供するブログです。 木づくりの温かさと使い込むことによって味の出る良さをお伝えできればと思います。
 
2010/07/13 23:11:28|住まいの情報
お寺の本堂の解体をしました。〜狭山市 C院〜

本日は狭山市のお寺の現場のご報告です。


こちらでは、本堂の建て替え計画が進行中ですが、ついに

解体作業が始まりました。


お寺のメインである建物だけに、ご本尊をはじめ、所蔵品の

移動は大変だったそうです。

また、本堂は約50年前に移築されたものですが、隣にはその

後に信徒会館が増築され、繋がっていました。

そこで、信徒会館側は特に慎重に手作業で解体しています。

屋根を丁寧に剥がし、木部を切断します。


人数も多く動員し、丁寧に短期間で解体しました。

解体は6日間で終了し、きれいな更地となりました。

このあとはいよいよ、新しい本堂の工事が始まります。

通常の住宅とまた違う建築なので非常に楽しみです。



それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!




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2010/07/10 14:52:45|住まいの情報
庭に突然、穴が・・・!?

本日は、お住まいの地面の下のお話です。


少し前になりますが、お客様よりお電話があり、

庭に穴が空いてしまっているので、見て欲しい。

との事でした。

急いでお宅へ伺ってみると・・・
かなり大きい穴(直径約40cm、深さ約60cm)が塀のブロッ

ク際にぽっかりと口を開いているではありませんか!

このままではもし小さなお子さんなどが入ってしまったりした

ら大変です。

すぐに土を用意し、念の為周辺をを掘って状況を確認し、穴

を埋めました。

原因は・・・

実はこういった事はそれほどは珍しい事ではありません。

( かといってよくある事でもないのですが

おそらく今回の場合、考えられるのが以前に浄化槽を撤去し

た際、その空洞を川砂などで埋めた等です。年月が経つうち

に徐々に雨水などと共に流れ出てしまい、空洞ができ沈下し

て穴が空いてしまったと思われます。実際、お客様に伺った

ところ、お宅を新築される前に浄化槽を撤去された事があ

る、との事でした。

土壌に適した埋土を行えばこのような事はありません。

また、以前にご紹介した地盤調査も非常に大事です。

ご心配な点があれば、施工したところへ聞いてみるのも良い

かと思います。

それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!



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2010/07/07 11:10:13|住まいの情報
火災報知器ついてますか?

本日は、住宅用の火災報知器のお話です。


一瞬にして大事な物を失ってしまう恐ろしい火事。その火事の

被害を最小限に抑える為に有用なのが火災報知器です。


住宅用の火災報知器は住宅用火災警報器と呼ばれていま

す。

近年改正消防法が交付され、

新築住宅については平成18年6月1日より設置が義務化され、

既存住宅については各市町村条例で平成18年6月1日〜平成

23年6月1日の間で設置期限が制定されています。


設置場所は寝室など普段就寝している部屋(子供部屋含む)、

階段
が定められています。自治体によっては台所への設置を

義務付けているところもあり、火災の原因となる事が多い場所

なので設置するべきでしょう。


警報器は方式などにより主に下記のような種類があります。

電源方式  
  AC100V式
:電池交換が不要なので新築に適しています。
  電池式:電気工事が不要で取付が簡易なため、既存住宅に
       適しています。

感知方式
  煙検知式:火災をより早期に発見するために有効で、光の
   (写真右) 乱反射を利用して感知する光電式のものが主流。
  熱検知式:日常的に水蒸気や煙の多いキッチンなどに向い
   (写真左) ていますが、煙式に比べ火災の発見が遅くなる
         事が多い。

また、単独で警報するタイプの他に配線やワイヤレスで連動で

きるものがあり、離れた部屋で起こった火災をより早期に

発見する事ができます。



購入・設置する際には、省令等による規格に適合した製品に表

示が認められる日本消防検定協会のマーク(NSマーク)を目安

にして下さい。価格は1個¥2,500〜¥4,000程度のものが多

いようです。


有効な機器を利用して、快適&安心な暮らしを!


それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!



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2010/07/01 17:41:40|杉並区 A邸
地盤改良工事とは? 〜杉並区 A邸〜

本日は、今回よりスタートします 杉並区 A邸の現場の

ご報告です。



こちらでは先日地鎮祭が行われ、今回地盤改良工事を施工して

います。


『地盤改良』といっても具体的にご存じの方は少ないと思いま

すので、ご説明します。

まず、家など建物を建てる際にはその土地の強さ(地耐力と

いいます)を調べることが必要です。そして地耐力が充分でな

い場合は地盤を補強する工事が必要になります。


この工事を地盤改良と言っています。

地盤改良といってもその方法は色々ありますが、今回は『柱状

改良』
という方法で施工しています。

これはセメント系の固化剤を土中に混合・撹拌して円柱状の改

良体(コラム)を形成する改良方法です。このコラムを一定間

隔で施工する事によって、建物を支えるんですね。


具体的な施工手順は、

・セメント系固化剤と水をプラント車にて混合し、改良材を施
 工機へ送る。
             ↓
・施工機を回転させ、改良材を注入しながら最終深度まで掘り
 進める。
             ↓
・2回、地盤と改良材を撹拌し円柱状に改良体を施工する。


この時、掘削深度はもちろんのこと回転数や速度、改良材の積

算流量のデータを取ってチェック、管理します。

また、この時に形成した改良体のサンプルを採取し撹拌状況の

確認や3日後・7日後の圧縮強度検査を行います。

徹底していますね。


非常に大事な地盤改良だけにこのように慎重に行いますので

金額もそれなりに掛かりますが、(今回、600L×35カ所の施

工で約80万円でした)これだけの機材で丸2日の工事ですか

ら、納得ですね。


昨年から住宅の瑕疵担保制度エコポイント制度がスタート

したり、補助金やフラット35Sなど住宅に関した新しい動きが

増えてきています。今後も適宜、わかり易くお伝えしていけ

ればと思っています。


それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!



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2010/06/14 15:27:01|毛呂山町 局舎
竣工しました! 〜毛呂山町局舎〜

本日は、毛呂山町の局舎竣工のご報告です。

今年の3月初めに着工し、約3ヶ月かけて行われてきました

毛呂山町の局舎新築工事ですが、この度無事に竣工しました!


鉄骨造2階建ての建物ですが、基礎部分が中空になっていたり

とかなりしっかりとした設計・施工がされています。

それもそのはず、地域の方々に大事な情報を届ける重要な責

務を負っている建物なんです。お気づきの方もいらっしゃる

かと思いますが、実はこの建物、この秋スタートする毛呂山町

ケーブルテレビ局の局舎なのです。


2番目の写真はスタジオ内部です。写真ではほぼ判りませんが

向かい合う壁が平行ではなく、少し角度をつけているんです。

これにより音の反響が制御され、より収録に良いそうです。

なるほどですね〜。

ちなみに壁面には吸音材が施工されています。


建物は竣工しましたが、局の方々にとってはこれからが大変

なのだそうです。機材搬入、調整、などなど・・・

施工業者として少しでもご協力していければと思っています。


それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!



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