三ヶ島製材鰍フ進行中の現場のご紹介と家づくりに関する色々な情報をご提供するブログです。 木づくりの温かさと使い込むことによって味の出る良さをお伝えできればと思います。
 
2016/04/16 15:53:01|建築現場より
外部トイレ、施工中です。
本日は、現場よりご報告です。

所沢市内のお寺で、外部トイレを施工中です。

庭での作業をする時などのためにあるトイレですが、老朽化により建て替える事となりました。

さすがお寺さんだけあり、仕様は伝統的なものです。仏

柱・土台などの構造材は無垢の桧を使用、壁は下部が
桧の板張り、上部は漆喰で仕上げます。造作もを使い分けます。

屋根は和瓦で、屋根裏・軒裏も桧の縁甲板張りです。また、まだ入っていませんが、壁上部には欄間があります。

そして下部の水切は銅の板金仕上げです。

 

建具の枠部分の造作も大工の技によって美しく仕上がっています。

                  

うーん、やっぱりイイですね〜音符

昔から使われている材料、そして自然素材は、理屈抜きに落ち着くんですね。お茶

そして出来てからも、時を重ねるうちに深みと味わいが増していきます。

しかしながら、現代の技術も使われています。構造体をしっかり接合する
建築金物は外から見えないようになっているんです。昔は木と木の組み合わせのみでしたが、こういった部分はより進歩していると言えます。

もちろんトイレ自体も温水式トイレで、快適性も清掃性も最新です。

          

昔からの良いところと現代の技術の組み合わせ、良いですよねー。ラブ
言い換えれば、
自然素材の数値化しづらい快適性と、技術的な、数値化できる快適性、この両方がバランス良くミックスされている事が大事だと思います。


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!



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2016/04/11 17:11:27|イベントのご報告
完成現場見学会を開催しました。
本日は、見学会のご報告です。家

            

4月9日()・10日()の2日間、入間市宮寺の新築現場におきまして、完成現場見学会を開催しました。

      

狭山丘陵の麓に位置するこちらはのんびりとした風情で、またお施主様がご自身でこつこつとガーデニングを進めていらっしゃいます。そこで今回、“里山のガーデンハウス”と呼ばせていただき、見学会を開催させていただきました。

お陰様で2日間とも穏やかな天候に恵まれ、多数のお客様にご来場いただき、弊社の住まいづくりをご覧いただきました。ニコニコ

なんと今回、フラワーアレンジメントの先生をされているお施主様自ら、素敵なアレンジをお作りいただき、見学会に文字通り華を添えていただきました。ピカピカ


     

お施主様の大変なご協力、そしてご来場いただきましたお客様のお陰様で、素晴らしい完成見学会となりました。心より御礼申し上げます。

今後とも完成見学会をはじめ、構造見学会や工場見学その他で、お住まいの事を考えられている方々へ少しでもお手伝い出来たらと思いますので、宜しくお願い致します!



それでは、本日もお読みいただきましてありがとうございました!


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2016/04/07 9:38:17|建築現場より
お客様からお手紙を頂きました!
本日は、お施主様より頂戴したお手紙を紹介させていただきます。メール


新築をさせていただいていて、建物は完成し現在外構工事を施工中の現場のお施主様よりお手紙をいただきました。ラブ
          
お客様の暮らしのお手伝いを仕事としている私共にとって、これほど嬉しい事はありません。こういった事があるからこの仕事、やめられません。ピカピカ

担当の監督も、いただいたその場で涙がこぼれそうになった、と報告してくれました。泣き

本当に、有難うございます!

でもまだ、工事が残っております。最後まで全力でやらせていただきます!拳

そして、お引き渡しの後からが本当のお付き合いだと考えています。芽

今後とも宜しくお願い致します!


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!



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2016/04/05 11:12:00|住まいの情報
家具のリフォームをしました。
本日は家具のリフォームについてです。家


先日、数年前に新築工事をさせていただいたお客様より、家具のリフォームのご相談をいただきました。

ご実家で長年使っていた座卓をサイズダウンして使いたい、という事でした。

その座卓は
カリンの無垢材を使用した非常に立派なもので、瘤杢(こぶもく)と呼ばれる玉状の杢目が見事です。

   

実はこの「カリン」、皆さんご存じのあの実のなるカリン(バラ科)とは別の種類(マメ科)の木なんです。ポカン

そしてこの瘤杢というのは、幹を輪切りにしたものではなくて、幹から大きな瘤のように膨れて生長した部分をスライスしたものです。

まず脚を取り外し、天板を脚の付いていた部分を避けて70センチ角にカット、脚を付け直し、カットした木口を塗装、最後にきれいに磨いて完成です!


                 

元は大きさがおよそ直径130cmと迫力でしたが、今度は70cm角になり、ぽてっとしたフォルムでとっても可愛くなりました音符
リビングのローテーブルとして使われるそうで、良い感じですね〜。ラブ

想い出の詰まった家具をリフォームしてまた共に暮らしていく、そんな素敵なお手伝いをさせていただけて光栄です。ピカピカ


これからも住まい本体に限らず、心地よい暮らしのお手伝いを色々させていただきたいと思っております。拳


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!



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2016/03/17 15:56:04|住まいの情報
会社のケヤキの枝下ろしをしました。
本日は木の手入れについてのお話です。

会社の敷地には大きなケヤキの木が3本ありますが、枝がかなり伸びていて秋になると落ち葉の掃除が大変で、また強い風が吹いた時などは太い枝が落下してきて危険な事もありました。ムンク

​そこで今回、3本とも枝下ろしをしました。ちなみに前回枝下ろしをしたのは20年近く前です。
 
樹齢は70年程度ですが、樹高は20メートル程と立派に育っており、5人掛かりで丸2日を要して行われました。
写真を見ると、上っている人の小ささで木の大きさが伝わってきますね。
 
この枝下ろし、もちろん自分たちで出来るはずもなく、お願いしたのは空師(そらし)』と呼ばれる大木の伐採を専門とする方です。グッド
 
   
 
幹に胴綱を回し鈎爪を付けた靴で登り、切り落とす枝をあらかじめクレーンで吊ってから枝をチェーンソーで切っていきます。雷
 
また、下にいる人が下ろされた大きな枝を大きさを揃えてカットします。
 
この際に大事なのが枝へのロープの掛け方だそうで、これを間違うと枝を切り離した時にはねて大怪我をしたり、枝が落下して大変な事になるそうです。
 
                     
 
今回、無事に終了し、下ろした枝はまとめて置いておいてもらいました。これらは大工さんに木工用として有効に使ってもらうほか、乾燥させてから薪として使います。
 
           
 
それにしても、サッパリしました!  ご近所さんには「周りが明るくなったね。」と言う方までいらっしゃいました。ニコニコ
 
これでしばらくは落ち葉の掃除が楽になりそうです音符 次回枝下ろしをするのは何年後になるのでしょうか?
 
 
それでは本日もお読みいただき、ありがとうございました!