http://moonrisekingdom.jp/index.html 久しぶりのエドワード・ノートン!&この映画館のあちこちに出没しているブルース・ウイリス(だって他に2作品でしょ、でもって、こないだの映画でも出てるし)にビル・マーレイ、というなんだか凄い俳優陣を取り揃えて、で、この人たちはみーんな脇役なんです。主役は子供。というか、ティーンズ。
映画のしつらえはノスタルジックでおもちゃっぽい、可愛らしいんだけど、考えてみれば、登場人物の誰もが全く笑わない。全編仏頂面ばかり、というのも珍しいか。そこら辺、好みが分かれそうではあります。
1965年。イギリスの小さな島(そういえば、「東京家族」も島でしたね)で、おそらく夏休みなんだろうな、あれこれ事件が起きる、という話。思春期って確かにこんな感じだよな、と思わせる。大人は周りを右往左往するだけ。色んな問題があって、10あるうち2個くらいしか解決しないんですけどね。そのために断固行動するのが、子供の偉いとこ、で、もたもたぐずぐずしてて、なんとなく先延ばしにしちゃう、という解決(?)にしちゃうのが大人。しかし、そっちも一理あるし。最後は「岸辺のアルバム」みたくなる、けど、うんと希望のある結末になります。こんな感じが一番納得できる。
こういう淡々としたお話が、自分的には割と好きなので、楽しんで観てましたが、普通の人は寝ちゃうかもなあ・・・・・・。こういう映画が、少なくなってきてるような気がする。最近の映画もドラマも、事件が起こり過ぎ。バタバタ30秒毎位に事件が起きてないと、客を引き寄せられない、っていう感じの話が多過ぎる。そういうのって、観てて時々バカらしくなっちゃうんですよ。
エドワード・ノートン。この人はウディ・アレンの「世界中がアイ・ラブ・ユー」で観た。この映画は、多分ウディ・アレンの映画で一番好き。そこでの彼のキャラは「気の利かないお人よし」で、ほぼそれを踏襲している様な役柄です。自分的には、こういう役が向いているのでは?と思うんですけども。他の役は観たことないから分からないんですけど。
で、ブルース・ウイリス。タフなおじさんじゃありません。引き出しの多い方なんだな、と。ビル・マーレイは、いつもの「しょうがない人」。で、子供たちが頑張っております。PG12指定なのはちょっと惜しいかもなあ。