現在91歳。その歳にして監督し、主役を張る。とんでもない方だと思います。クリント・イーストウッド監督主演作。
実は彼の映画ってほとんど観たことないんですよ。じっくり観たのはこの映画が初めてかもしれない。多分この映画の中に、今までの作品を思わせるシーンが多々埋め込まれてるんじゃないかと思うんだけど。という事で、イーストウッドのファンの方には堪らないんじゃないかな。
映画の始まりは、なんとなく「許されざる者」の始まりに似ている気がする。「許されざる者」は渡辺謙主演ののリメイクを観たんですが。オリジナルも相当な映画なんだろう、というのがよく分かる作品でしたっけ。人に頼みごとをされて断れず、面倒事に首を突っ込まざるを得なくなるという。
で、その後はメキシコを舞台にしたロードムービーになります。時代設定が1979〜80年あたりで、携帯がないわけ。その頃のぎりぎりいい加減な感じが、話を転がすのに役立っています。
なんてったって、彼の乗馬姿がいい。野生馬の調教、という仕事を途中で請け負うのだけど、馬乗りの自分としては、そーだそーだ!!と思って観てました。本物のカウボーイは、ボーサルで乗るんだよ、ハミなんか使う奴は邪道だ!!というか、90歳で馬に乗る、いいなあ〜〜。希望を持てるじゃん!!
イーストウッドの作品としては、相当穏やかなんじゃないかと思いますけど、当たり前ですわね。メキシコの埃っぽくて、空が広くて真っ青な世界。途中の町はなんかこう、マカロニウエスタン風だし。気持ちよく観れる映画じゃないかと思います。
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