米国製香港映画!!という稀有な作品です。香港ハードアクションを久しぶりにガンガン見せていただきまして、大変楽しかった!!
香港映画になっちゃう理由は単純で、舞台が香港だから。そこに今までのビルなんか吹っ飛ぶような超々高層ビルを香港の大金持ちが建てました。そのビルのセキュリティマネジメント責任者になったウィルさんは、ご家族といっしょにビル管理の仕事を始めようとした、矢先にあれこれ事件が起こります。そこからは怒涛のドンパチが続く続く〜〜〜!!悪い奴ら・ウィルさんとそのご家族・香港警察・報道陣・野次馬、とまあ、色んな人達がわらわらするんですけど、話は割とスッキリ明快になってるので、ついていきやすいです。香港警察がさあ、懐かし〜!!というか、ここはジャッキー・チェン様にご参加いただきたかった!!主人公はかつてFBIの人で、舞台のビルについては、セキュリティマネジメント担当という立場上、めちゃくちゃ詳しい、というのがミソになっています。
雰囲気は香港ハードアクションのテイストが濃厚、だけじゃなく、この映画には、他の映画の名シーンがアレンジされて出てきます。結構笑っちゃったのは、「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズがドバイの高層ビルでやったアクションの変形。出てくるんじゃないかと思ってたけど、やっぱり〜。しかーし、それを衆人環視の中でやるもんだから、野次馬が下で大騒ぎする。面白いなあ〜〜。しかし、もっとたまげたのは、「燃えよドラゴン」の超有名なシーンをリメイクしたようなアクション。あの鏡のシーンはどこかの映画でリブートしてもらえないものかと常々思ってましたが、やっと見つけたぞ〜〜!!
この映画、脚本が凄いと思ったんですが、あれこれちょっとした伏線があって、なんでもかんでもうまい具合に回収されるんです。ビルについても、ニュースという形で構造等をざっと紹介してて、分かりやすいし。で、わき役だけども、香港警察、いい味出してました。主人公がハンディキャッパーで黒人、というのもいい。今までのアメリカアクション映画ではなかった設定ですよね。障碍を持つことになった由来もちゃんと描かれてるし、それが奥さんとのなれそめでもある。巧いと思います。傑作じゃないでしょうか。
公式サイトP.S 日本でこういうアクション、つくるならやっぱりスカイツリーか東京タワーかなあ。ぜひ、つくってもらいたいです。