シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2020/02/19 23:32:00|映画 は行
パラサイト 半地下の家族
 今年度アカデミー作品賞受賞作品。獲るだけことはある作品です。しかし、後味は極めて悪い・・・・。韓国版「万引き家族」ともいえるかもしれません。「パラサイト」というのは「寄生虫」の意味。寄生虫=回虫というイメージだからか、、映画題名の飾り文字が回虫っぽい。うう〜〜〜。

 テーマは要するに「貧すりゃ鈍する」なんです。他人を全く考えるゆとりがない人達が家族をつくってて、這い上がる気配もない。そこへ降ってわいたうまい話に乗っかって、美味しい汁をすする、んだけど、世の中、そうコロコロうまくいく筈がない、という。前半はちょっとしたシチュエーションコメディになりかかってます(しかし全然笑えないけど)、後半はホラーといってもいい、しかし、そのお話の成り立ちが、現在の韓国の立ち位置にまでシンクロするのでビックリしちゃうんです。
 あとね、キーになるのが「臭い」。分るよ。ビンボー人の生活臭。子供の頃、友達の家に行くと、大体臭い。どの家もそうだった。あれは嫌なもんでしたね。だから、映画ではあるけど、そのことは気になってて、そしたらやっぱり子供が気付く。だよなあ。

 「万引き家族」は、やっぱりお話のベクトルが内向きで、そこがいかにも日本だなあ、とこの映画を観て思いました。「万引き家族」の弱さはそこかもしれない。それに対して、やっぱり韓国の映画は「熱い」です。あと、登場人物が絞られているので舞台劇ちっくでもある。舞台劇に翻案できるかもしれません。

 それにしても、このお話、一番かわいそうなのは、二人の子供だよね。特に男の子。あの幼さで人生が壊れてしまった。後味悪い〜〜〜〜よ〜〜〜。

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2020/01/15 21:31:18|映画 さ行
スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
 この偉大な作品が、今回でいよいよ「終了」となります。人生を並走してきた仲間のような気さえする​​​。。。。
 エピソード7〜9を支えてくれたのは、レイです。彼女が魅力あふれる人になっていて、主人公にふさわしい、だけでなく、周囲の人達の良さも引き出している。この映画は基本的には群像劇なんですが、魅力的なキャラがうんとこさ出ていて、映画がへたらないんですね。

 で、この映画の優れた特色だと思うのだけど、純然たるエンタメ映画で冒険活劇でありながら、なにか人を揺り動かすパワーがある。この映画に救われた、という人って多くて、自分もその一人なんだけども、「あー面白かった」だけにならない、なにか強いメッセージが内包されていて、テーマの間口が広い。この辺が、他のアクション系映画と全く違う点だと思います。

 で、今回は、まさに終わりにふさわしい内容だと思いました。ラストシーン、ああ、そうだった。と思うような。

 で、この作品を最後まで観ることができてよかったと思います。

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2020/01/12 22:42:00|映画 か行
家族を想うとき
 原題は「Sorry we missed you」。これ、実は宅配便の不在連絡票の文言なんです。先の見えないお話で、あーこりゃ現代の「自転車泥棒」だなあ、と思いつつ観てました。「自転車泥棒」が指摘した問題が、ちっとも解決できていないって、どういう事なんでしょうかねえ?

 かつて江戸時代「百姓は生かさず殺さず」なんて言ったとか言わなかったとか。今はさしずめ「平民は生かさず殺さず」ってなもんでしょうか。そういうアリ地獄にはまってしまった家族の話です。日本でいえばリーマンショックか。そいう事件があって家も金もなくしちゃった家族がいます。とにかく金を稼がないと、でも、そういう仕事は長時間労働で、実入りは結局少なく、自分の身の安全の保障もない、せめて仕事のポリシーは守りたい、でも、そうすると家族にしわ寄せがいっちゃう。

 よくあるパターンですが、仕事がゲロきつなのに、このうちの息子さんがあれこれトラブルを起こして、親を振り回します。根本にあるのは絶望。息子が父親に「大学出たからって、まともな仕事なんかないじゃないか」と言う、のは正しい、と思っちゃうんです。
 姪っ子が就職した、会社が1つはなんとかファイナンス、一つはなんとかリース、要は金や物を転がす仕事で、そんな仕事、大学出てまでやるもんかい?と思っちゃってねえ。金貸しなんざ、ヤクザだってできるわけで、別に学歴なんか不要でしょうが、と。就活なるものの話も聞いてぶったまげ。200社もエントリーしたって、どういうことなんだ?

 仕事って結局何なんだ?で、人にここまで金というプレッシャーをよこす「家族」という組織ってなんなんだ?この映画はテーマも広いんですが、お母さんがやってる「介護士」の仕事の対象になっている人達はちっとも楽しくなさそうで。先進国が手に入れた「長命」が拷問みたいになっている、この現実。なにか、色々とち狂ってる、としか思えない。

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2020/01/03 0:05:22|映画 か行
決算!忠臣蔵
 いやもう退屈な映画で、よっぽど途中で出ようかと思ったくらい。「殿!利息でござる」みたいな感じを期待してたんですけど。

 自分は自営業者だから、金の使い方には四六時中神経を尖らせている。だから、観ててイライラしちゃうんですよ。

 最近思うに、力量のない監督が映画を撮ると必ず手持ちカメラでブレブレの画を撮ってごまかす、んですね。ちょこっと使うなら効果も高いけど、ああしょっちゅう出てくると、単に酔っちゃって気持ち悪くなりました。

 あとねえ、やっぱり、討ち入りの話って、別に好きな話じゃないからなあ。主君に殉じてどうこうって、何考えてるんですかあ?ってなっちゃうから。

 という事で、金の話ならもっとスパスパ話を進めてほしかったです。今年に入って既に2連敗かあ。。。。

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2020/01/01 23:22:00|映画 あ行
アナと雪の女王2
 という事で、元旦から映画です。とりあえず、この映画から。

 観終わったら、結構人が入っていたんで驚きました。そっか〜〜。前回と違って、この映画の歌を歌いまくってる子供を見かけないもんで、言うほどヒットしているとは思ってなかったんですが。歌ってる子供がいないのは、歌がちょっと難しすぎるからかも。
 アナもエルサも、ちょっと大人っぽくなって、それぞれ魅力的な人になっています。そういう描き方をしているアニメーション、凄いです。

 しかし話は、うーん、どうなんでしょうか。結局、エルサには心から信頼できる人が現れないんだなあ・・・・。姉妹というか、兄弟というか、身内ってのは大体うまくいかなくなるもんだ、と思っちゃってるから、ああいう姉妹愛的なものを全く信じられないんですよ。一国の主となると、相続の時大変だぞ〜〜、とか大人の私はつまらんことを考えてがっかりするんだ。

 ということで、あまり話に入り込めず。精霊たちもどこかハンパな描かれ方で、お話のの中の立ち位置がよく分からない。オラフはいい味出してます。ピエール瀧氏の雰囲気はよかったですもんね。それが踏襲されてました。あと、エルサが乗りこなす馬にハミを付けなかったのは、ディズニーの見識ですね。ホルターで乗り回すのを見てそーだそーだ!と思ってました。

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主題歌