シネマ日乗

入間アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。 ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。 その辺、ご留意ください。
 
2022/02/14 0:04:23|映画 その他
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 前回の映画がめちゃ気に食わないのは、仕事ってもんをどこか小ばかにしてる点。という事で、全くそうじゃなさそうな映画です。作るの大変だったろうな〜〜〜、と思います。

 女性エージェントが5人、5カ国。始まりはコロンビアだから、コロンビアが入って来る。一応CIAが中心っぽいんですけど、他にドイツ・イギリスが入ってきて、ついでに中国。最後は上海で大達回りになります。

 かなり脚本が秀逸じゃないかと思うんですが、プロットはありがちなんです。ガジェットがあって、そいつが世界を操れる、その争奪戦って、こないだも聞いたような・・・・・。面白いのは、悪い奴らが一枚岩じゃないところ。なるほど、悪党が一致団結するはずないもんねえ、ので、単純な話にならない。対する女性側については、5人いると、なかなか性格やバックグラウンドを描き分けるのが難しいと思うんだけど、上手にパキパキ紹介して、理解しやすい。以前「ワイルド7」を観た時は、7人の特技すらよー分らんで終わっちゃって、複数を描くのは難しいんだなあ、と感じたもんだから。

 脚本がよくできてると感じたもう一つの理由は、多国語が使われてるから。当たり前、じゃないです。混乱しかねないから。それも実に巧く処理されてます。話がうま〜〜〜く展開して、整理されて頭に入る。

 アクションはかなり凄い。PG12になるわ、これは、という内容。痛快な話ではないけど、さすが、プロのエージェント軍団だ!と思わせるものがあるんです。という事で、かなり面白かった〜〜〜。もっとあちこちで公開すればいいのに〜〜。

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2022/02/09 22:37:26|映画 た行
大怪獣のあとしまつ
 一言で言うと、「土屋太鳳ちゃんのむだづかい」って感じの映画でした。

 なんかさあ、政府や隣国をコケにするのはいいけどさあ、センスなさ過ぎじゃないでしょうか?

 で、こんな映画に文化庁が助成を出しています。「助成金のむだづかい」って気がしました。「パンク侍」の方が、まだマシだぞ。

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2022/01/31 23:04:10|映画 か行
キングスマン:ファースト・エージェント
 毒気満載の第一作、ぶっ飛んだ第2作、で、今回はいきなり時間を遡って、20世紀初頭のお話になります。どんな映画なんだろう?と思ったら、意外や意外、めっちゃクソ真面目な映画でした。前半と後半が全然違うし〜〜〜。

 第一次世界大戦て、結局なぜ始まったのかがよく分からないんだそう。とりあえずきっかけは、サラエボでオーストリア皇太子夫妻が暗殺された、ことだというが。これがなぜか、犯人追及にならず、国同士のうっぷん晴らしみたいになっちゃったようで・・・・・・。銃弾の雨あられ、毒ガスが撒かれ、近代の技術がうんとこさ殺人に投入された。それに巻き込まれたイギリスの公爵一家の話が中心になります。

 一応黒幕がいて、そいつをどうにかすることでドイツを負けさせよう、と奮闘する、そのアクションは面白いんですけど・・・・・・。うーん、前2作を考えると、絵空事なら、こういうスパイ軍団があれこれ介入できる、でも、圧倒的な史実の前では無力だなあ‥‥、と思わされちゃうんです。

 チャイコフスキーの「序曲 1812年」が効果的に使われてます。この曲、実は大嫌いなんですが。国威発揚音楽なんだよねえ、これ。こういう目的に音楽、特に国歌を使っちゃイカンと思います。使う時が来ないように、全力を尽くさにゃ。

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P.S 以前「シンドラーのリスト」で、生真面目で冷酷なドイツ将校を演じたレイフ・ファインズさんが、今回は正反対の役をやってます。この方、アクションがやりたいんでしょうねえ。凄いです。







2022/01/17 23:46:02|映画 か行
クライ・マッチョ
 現在91歳。その歳にして監督し、主役を張る。とんでもない方だと思います。クリント・イーストウッド監督主演作。

 実は彼の映画ってほとんど観たことないんですよ。じっくり観たのはこの映画が初めてかもしれない。多分この映画の中に、今までの作品を思わせるシーンが多々埋め込まれてるんじゃないかと思うんだけど。という事で、イーストウッドのファンの方には堪らないんじゃないかな。
 映画の始まりは、なんとなく「許されざる者」の始まりに似ている気がする。「許されざる者」は渡辺謙主演ののリメイクを観たんですが。オリジナルも相当な映画なんだろう、というのがよく分かる作品でしたっけ。人に頼みごとをされて断れず、面倒事に首を突っ込まざるを得なくなるという。

 で、その後はメキシコを舞台にしたロードムービーになります。時代設定が1979〜80年あたりで、携帯がないわけ。その頃のぎりぎりいい加減な感じが、話を転がすのに役立っています。

 なんてったって、彼の乗馬姿がいい。野生馬の調教、という仕事を途中で請け負うのだけど、馬乗りの自分としては、そーだそーだ!!と思って観てました。本物のカウボーイは、ボーサルで乗るんだよ、ハミなんか使う奴は邪道だ!!というか、90歳で馬に乗る、いいなあ〜〜。希望を持てるじゃん!!

 イーストウッドの作品としては、相当穏やかなんじゃないかと思いますけど、当たり前ですわね。メキシコの埃っぽくて、空が広くて真っ青な世界。途中の町はなんかこう、マカロニウエスタン風だし。気持ちよく観れる映画じゃないかと思います。

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2022/01/13 23:09:04|映画 ま行
マトリックス レザレクションズ
「マトリックス」を初めて観た時は衝撃的だったんだけど。。。。続編はどんどん「ただのアクションムービー」化しちゃって、もったいぶってた「スプーン」の意味も不明なまま、しまいにジブリ映画のエンディングみたいになっちゃって。。。。。

 ということで、4作目です。今回はラナ・ウオシャウスキー氏が単独で監督されてます。

 えーと、要するに「人間、自分で判断して決断して行動することについてはあまり後悔しないもんだ」「だけど、そうするのがめんどかったり怖かったりで、判断放棄してぼーっと過ごしたがる人も多いんだ」というようなお話なのかな、と。

 面白かったのは、機械同士でケンカしたり、なんとなく人間界と機械界(なのかな?)が共存共栄してるっぽい、という点。で、人間と仲良く仕事する機械も出てくるし。どことなく「アトム」っぽいんですよ、機械の形状は全然違うんだけど。いつもドンパチって疲れますわよね。西洋の人間は100年くらい戦争し続けれるエネルギーがあるらしいんだけど(だから、つまんないことでクレイジーに騒ぐんでしょうね、マスク強制すんなとかさ)、そろそろ疲れるからやめよう、とも取れる。アクションは、残念ながらデジャヴなんですよ。どっかで見たなあ、の連続になっちゃって。しょうがないんでしょうけど。それほど、1作目が凄かったってこと。

 あと、キャリー・アン・モスさん。凄く魅力的な方になってました。ビックリです。

 観てる最中はずいぶん長い話だなあと思ったんですけど、実際は2時間ちょい、それもちょっと驚き。

 最後になんか変なショートフィルムがおまけで付きます。全く意味不明です。やめときゃいいのに。

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P.S この映画シリーズで描かれてる「仮想世界」なんですが、どっかで読んだ、思い出したのが光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」。萩尾望都さんがマンガ化されてます。。古いSFなんですけが、この中に出てくるエピソードが、割とまんま「マトリックス」です。萩尾望都さんのセンスのすごさを感じます。やっぱ日本の勝ち。