あのシルクロード(第十四回)【D5-2:ウルムチ・国際大バザール】1)ウルムチ・国際大バザールで豪華な歌舞演奏観覧つき夕食
2)種々の民族衣装で着飾った綺麗どころが入場者へ微笑みを贈る
3)バイキングで食べ放題、シシカバブ、ビール、ポロ、スイカ、アイスクリームなど、なんでもあり
4)体格が良く、モンゴル人に似た観客が多く、凄い食欲
5) 最初の出し物は 空中綱渡り”達瓦孜”、そしてコザック風、ペルシャ風、韃靼風の舞、モンゴル人による透明感溢れる歌唱、最後に出演者とのツー・ショット
6)そしてそれぞれ、コザック風、ペルシャ風、韃靼風の舞、モンゴル人による透明感溢れる歌唱、最後に出演者とのツー・ショット
7)大バザール清真寺の塔の青白い灯火は天を漂う魂の様に揺らめく姿か!
1) ウルムチ・国際大バザールで豪華な歌舞演奏観覧つき夕食新疆・ウィグル地区では、陽気な歌舞演奏が楽しませてくれる。トルファンでは見逃してしまったが、ここでは絶対見逃せない、という気持ちを察してくれた駱さんが開場時間までの調節をうまくやってくれ、一人だけでの観覧であるが、かなり前の方の席を予約できた。夕食つきの豪華な観覧であった。
2)種々の民族衣装で着飾った綺麗どころが入場者へ微笑みを贈る入場ゲートには、本日の出演者だろうか、種々の民族衣装で着飾った綺麗どころが並んで微笑みを入場者に贈っている(写真)。一番手前の女性が偶然カメラの方を向いた時に、撮らせてもらおうとしたが、取られたポーズは両腕をクロスさせるポーズ、即ち「撮っては駄目ヨ!」、というサインだった。しかし、1対1で会話をした気分であり、思わず鼻の下を長くしてしまった。
3)バイキングで食べ放題、シシカバブ、ビール、ポロ、スイカ、アイスクリームなど、なんでもあり夕食は、新疆・ウィグル地区の全ての料理、果物、ビール、アイスクリームなど、なんでもあり、バイキングで食べ放題である。シシカバブ、ビール、ポロ、スイカを小皿に盛って自分の席まで持ってきて、食べながら歌舞を見ることにした。人気のある料理や。アイスクリームのところは長蛇の列で、あっと言う間に無くなってしまう。
4)体格が良く、モンゴル人に似た観客が多く、凄い食欲朝青龍の様に、体格が良く、モンゴル人に似た観客が多く、ひっきり無しに料理を持ってくる。凄い食欲である(写真上2)。中国人の胃袋の大きさを思い知らされた。ちなみにトイレは会場内になく、腕に蛍光マークをつけてもらい、会場を出て隣接した所にあるマクドナルドのトイレを使わせてもらうのだった。会場にもどった時、腕にライトを当て、蛍光マークが浮かびあがればOKで再入場させてもらえる。
歌舞が始まる前に親切な中国人が席を替わってくれ、更に正面、前列に近づくことが出来写真を撮りやすくなった。
5) 最初の出し物は 空中綱渡り”達瓦孜(ダワジ)”最初の出し物は歌舞というより曲芸、空中綱渡り”達瓦孜”である(写真)。達瓦孜とは、『ダワジの起源については多くの伝説がありますが、そのうちの 1つは、古代、ウイグル族が住んでいた地域に怪物がやって来て、地元の人々が怪物に殺害されたので恐怖を募らせていた。 その後、一人の若者が高さ30メートルのポールを地面に立て、ポールの先端に長さ60メートルのロープをつなぎ、もう一方の端を地面に釘付けし、ロープに沿ってポールまで歩いて行きました。モンスターと戦い、最終的にモンスターを殺しました。 この若者を記念するために、ダワジ運動が始まりました。』と 維基百科,自由的百科全書に中国語記載をGoogle翻訳で和訳した説明を紹介しました。単なる綱渡りではなく、ウイグル族の民話、ダワジ運動に関わりのある、曲芸なのである。
6)そしてそれぞれ、コザック風、ペルシャ風、韃靼風の舞、モンゴル人による透明感溢れる歌唱、最後に出演者とのツー・ショットそして、カラフルな民族衣装を着飾った踊り手が、時に静かに、時に激しく身体を上下、左右にくねらせる。コザック風の舞、ペルシャ風の舞、韃靼風の舞(写真)、モンゴル人による透明感溢れる歌唱と続き、最後に全出演者と観客が舞台にあがり共に踊る。
最後はどこの民族も同じである。出演者とのツー・ショットで終了する。大変都合よいことに、駱さんが、丁度迎えに来ていてくれて、ツー・ショットのカメラマン役を引き受けてくれた(申し出てくれた)。このツー・ショット写真は混乱を避けるため開示しない。
7)大バザール清真寺の塔の青白い灯火は天を漂う魂の様に揺らめく姿か!上空を見上げると、幻想的な近代的イスラム寺院、”大バザール清真寺”の塔の青白い灯火が、天を漂う魂の様に揺らめく姿が目に入る。時計は北京時間で既に22:45をまわっている。すぐ側まで来てくれていた張さんの車にのり、ホテルに戻った時は24:00近くになっていた。
本稿 完 次稿に続く