セロー250は,時々エンストする。新車の頃からあった症状で,AIカット後は多少改善したものの,根絶はできなかった。
YSPに相談すると,燃料添加剤を薦められた。インジェクターへの不純物堆積を防止するとのことだった。使ってみると多少は効果が認められるものの,これを継続的に混ぜるのはコストがかかり過ぎる。それに完璧な処方ではない。
ストールの仕方は概ね一定の傾向があり,低回転域に限る。また,スロットルを全閉から開くときが多い。ただし,高速度から減速してきてシフトダウンで回転数を合わせる場合にも発生することがある。
オフ車,特にセローのように二輪二足を謳うような車種は,低回転での信頼性が極めて重要なのに,セローのこのエンジン特性故に,最適の車体&エンジンコントロールをしようとすると,エンストによる転倒のリスクを負わなくてはならない。
私は,セローの車体にシェルパのエンジンを搭載したくなる。シェルパのエンジンはプラグキャップの品質に問題があったが,VTRのものに交換してからは信頼性抜群になった。
エンジン特性は正に低速オフ車に相応しく,セローのラフなエンジンよりもずっと良い。それだけではなく,高速巡行も得意だった。KLX250とほぼ同じエンジンながら,キャブレターをケイヒンから,シェルパを造る時ミクニに替えた結果の好特性だ。
しかし,車体はセローの方がオフ向きだ。そこで標記のような無い物ねだりとなる。
2016.8.18(木)
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