横書き公文書における読点として,コンマを用いることが,「公用文改善の趣旨徹底について」(内閣閣甲第16号(昭和27年4月4日))にて依命通知されている。発簡は内閣官房長官,あて先は各省庁次官。
報道によれば,実態として読点にテンを用いている省庁があり,また民間においてはテンが主流となっていることから,文化庁がこの使用要領について見直しの検討を始めた。
コンマもテンも区切り符号である。読点は意味をより明確に表す機能があるが,長い文章の場合そこで息継ぎをすることも効用だ。その際横書きにテンを用いると,読点が主張し過ぎる感じがする。テンは横に長いから,横書きにおいてそう感ずるのだろう。
対してコンマの方が紙面を占有する面積が小さく,文章の区切りを表す符号として,より適している感じがする。
そんな訳で私は,横書きの読点にコンマを使っている。
2019.11.18(月)